篠竹

インターネット歴がそろそろ年齢の二分の一にさしかかる。ほぼ常に何かしらのオタク。アイコ…

篠竹

インターネット歴がそろそろ年齢の二分の一にさしかかる。ほぼ常に何かしらのオタク。アイコンは車のハンドルに止まってたバッタ。

マガジン

  • 日記

    日記。ちょっと真面目な話もあればしょうもない話もある。全体的に性格が良くない。

最近の記事

太宰作品と思い出

 今日は桜桃忌だという。  太宰治の命日だ。いや、正確には遺体が見つかった日。山崎富栄という女性と入水して、数日後に発見されたという、その日。  私は高校時代に純文学に傾倒して、なかでもいちばん読み込んだのが太宰だった。持っていた短編集や『人間失格』の文庫本を擦り切れるほどに読んで、なんなら学校にも持ち込んで、担任の国語教師に呆れられた。  担任は池井戸潤を愛読していて、ひねくれた性格のくせに純文学はほとんど読まない人だった。いちど、読んだことがないからと私の『人間失格』

    • 転職の話

       なんやかんやあって転職活動をしている。  わりと本気で転職活動辞めたくなっている。いや今の会社に居たくない以上やるしかないんだけれど、本当に疲れてしまった。転職のストレスとPMSと今の会社でのストレスで精神が終わっている。14翻、数え役満。  書類選考を何十社に出したか、何社通って面接しに行ったか、今まで来たお祈りメールの数をおぼえているのか。正社員として働いてまだ一年のペーペーが転職するのはこんなにも難しいのか。  転職サイトの定型文を使ったであろう、他社たちと一言

      • SixTONES『THE VIBES』好きな曲感想まとめ

         特に好きだった曲たちの感想をつらつらと。  特に好きだったのは ・Alright ・Something from Nothing ・TOP SECRET ・DON-DON-DON ・DRAMA ・君がいない ・Blue Days ・希望の唄 でした。  スーパーボーイは1番まで好きでしたね。あの曲には複雑な気持ちを抱えているので、それも含めて書いていきます。 ・Alright  明るい曲でGood Luck!系統の歌詞を感じつつ、韻のラッシュにオラオラ殴られ続けてい

        • 休日

           久々の日記。  毎日更新したいとか思っていたけど、あれから就職したり色々とあって、今日まで書く気が起きなかった。  就職してしばらく経って、まあ慣れ始めてきた頃。一般的な就職とはちょっと違う時期に入社したので、数ヶ月は経過している。  今日は取り立てて何もしていない。昼間は録り溜めたテレビ番組を観たり、おやつを食べながらゲームをしたり、のんびりと目を酷使していた。夜になった今は、煙草をふかしながらインターネットをしている。こういう一日って、達成感は何も無いけれど満足感は

        太宰作品と思い出

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        • 日記
          14本

        記事

          おぼえがき

           日記を書こうとしたら、突然noteから気を遣われてびっくりした。  今0:42だから、確かにこんばんはだ。これは早く寝ろということだろうか。残念ながら私はここ数ヶ月ほどで「5時過ぎに寝て13:30に起きる」という生活リズムを確立しているので、まだ寝ることはできないんだけれど、ここまで真っ直ぐに気を遣われると面食らう。しかも人間からではなく、noteというシステムから。  ちょっと前の日記がどなたかに紹介されたらしい。ねこちゃんの画像をお借りした方だったようだ。見出し画像、

          おぼえがき

          ジョジョ6部アニメを観た(後編)

           観た。  ジョジョ1~8部のネタバレをします。 (ネタバレ回避の間)  はい。  前回の続きから。  個人的に、4部では承太郎が現れた瞬間に勝ちを確信するっていうシーンがよくあった。シアーハートアタック戦なんかはドキドキさせられたけど、あの空条承太郎がこんなところで死ぬわけがないと心のどこかで思っていて、実際4部承太郎は「主人公を食っている」といわれるほど安心感のある活躍をしてくれた(私はあまり主人公を食ってるとは思っていないけれど。主人公はあくまで仗助だよ)。  それ

          ジョジョ6部アニメを観た(後編)

          てつがく

           という言葉が嫌いだ。  藪から棒だな。いつもそうだ。  哲学者に喧嘩を売っているわけではない。価値が無いと言っているんじゃあなく、「果たして『他人から』学ぶものなんだろうか?」と思うというだけ。  例えば、哲学とは何か。これだけでも随分と難しい問題だろう。もしかしたら答えは無いのかもしれない。そもそも明確な答えが存在しないのなら、それは人に教わるものではないんじゃあなかろうか。  私は、哲学するということは人生を懸けることだと思っている。自分の人生の中で、生きるとは何か、

          てつがく

          キングクリムゾン

           昨日の続きではない。  ただジョジョの話はしている。短い。  過程をすっとばして結果だけを得たい、と思ったことのある人は多いだろう。私もそうだ。結果を得たいから努力をするのだけれど、その努力が面倒になることはままある。とはいえ、実際に「過程を飛ばす」ことが叶ったとして、それで現れた結果は果たして「自分の得たもの」になるのだろうか?  たとえば日記を書く過程をスキップして、書き上がった日記を目の前にした時。当然スキップしているのだから、書いた記憶は無い。けれど、文体も思考も

          キングクリムゾン

          ジョジョ6部アニメを観た

           観た。  1~6部のネタバレをします。 (ネタバレ注意の間)  はい。  DIOの息子たちのCVぴったりだったなー。それに6部のあの難解な戦闘をよくまとめて、よく描ききったなと思う。ボヘミアン・ラプソディーとか無茶苦茶じゃん。あの無茶苦茶さ、気味の悪さをよく再現してくれたなと思うし、それでいて分かりやすくてとても良かった。  DIOの息子たち(ジョルノを除く)って、みんな結構情けないんだけど、同情できるポイントも確実にあるんだよな。ウンガロのヒーロー願望とか、リキエルの

          ジョジョ6部アニメを観た

          類型

           「性格類型」って言葉にいつも反感を持ってしまう。  人間の性格を16の類型に分ける診断をやってみた。INTP(論理学者)型らしい。しゃらくさいな。  バーナム効果とまでは言わない。人によって答えの分かれるような質問をいくつかすれば、まあ大まかな性格くらいは分類できるだろう。しゃらくさいというのは診断に対しての言葉でもあるけれど、診断結果を受けた時の人間の行動に対しても同じことを言いたい。試しにGoogleの検索窓に「INTP」と打ち込んでみると、「INTP 相性」だの「I

          訥々

          「Wikipediaにさ、ネグレクトで子供を死なせちゃった親の事件とか載ってるじゃん」 「あるね」 「自分が子供を持ったとして、『やりかねねえな』って思って怖くなることない?」 「あるわ」  友人と以前話したことだ。  家庭を持つに値しない人間だ、と言われるだろう。実際そうだと自分でも思う。多分私ひとりではペットも飼えない。自分ひとりをなんとか動かすので精一杯で、内に他の誰かを招き入れるキャパシティが無い。運良くというかなんというか、さほど異性に恋愛感情を持つことはないので

          麻雀と咲

           雀魂というアプリゲームで『咲』コラボが始まっている。  久しぶりに打った。竹井久のアバターで打つからといって悪待ちにはしない。私はこれといって特徴のない打ち方をする方で、たまに高目を狙っていったりはするけれど、基本的にはセオリー通りに打っていると思う。立直はあまりしないかな。現代麻雀は立直してなんぼとよく聞くけれど、ダマの方が性に合っているんだよな。  咲の話がしたいな。  前にも書いた気がするが、咲は異能力麻雀バトル漫画だと思っている。嶺上牌が必ず有効牌になるとか、東

          麻雀と咲

          啓蒙

           するなよ。  ほかのnoteの記事のタイトルになんとなく視線を滑らせる。そこそこの割合で「◯◯しろ」「◯◯するな」といった命令形のタイトルが存在している。  ブログで人を啓蒙しようとしないでくれ〜。これも命令形なんだけどさ〜。語気を強めて尖った共感や反感を得ることで閲覧数とリアクションを稼ぐの、見てて怖いんだよな〜。怖いから「絶対に読まないぞ」という謎の意地を張ってしまう。  ただそれだけの話。  『変な家』が面白いと感想をもらったので、『変な絵』も買ってみた。私は作者

          惰性と名言

           概ね惰性と余韻で生きている。  一文目がヤバすぎるな。今日もちょっと眠くて良い文が浮かばないんだけれど、それでも日記くらいは書こうと思った結果がこの書き出しなんだ。何があったんだよ今日。何も無かったよ。  ふと『斜陽』の一節を思い出した。   昨年は、何も無かった。   一昨年は、何も無かった。   その前のとしも、何も無かった。  うろ覚えだったからネットで調べたら、誰かが作った「名言集」とやらにこれが載っていた。名言かこれは。名言なのか。最近読み返していない私の心にも

          惰性と名言

          本と漫画についての雑談

           『変な家』を買った。売れているからか沢山あった。  『キリンに雷が落ちてどうする』を買おうとした。売れてしまったのか在庫が無かった。  自分用ではなく人に渡す用だ。どちらも読んでいないが、気にはなっている作品だった。他に買ったのは本屋大賞受賞の『同志少女よ、敵を撃て』と昔読んだ『ゴールデンスランバー』。本屋大賞には当たりが多い。伊坂幸太郎作品は、伊坂幸太郎が書いているというだけで買う価値はあると思う。全部読んでいるわけじゃあないが、読んだ作品はことごとく面白かった。  

          本と漫画についての雑談

          下ろしても下ろしても膝に乗る猫

           いるよね。  画像はお借りしたものだけれど、我が家というか、私の実家にも猫がいる。三毛猫と茶トラの二匹。特に三毛猫の方が懐いてくれていて、夜はだいたい一緒に寝るし、私が何か作業をしていると邪魔してくれる。  絵を描こうとするとタブレットの上に乗るし、そうでなくとも膝の上を陣取るし、邪魔で仕方ないんだけれど可愛い。猫は可愛いからすべて許される。  生まれ変わっても人間になりたいけれど、猫が好きな人間で居続けたいな。  ほかの何がどう尖っていようと、「猫が好き」という事実

          下ろしても下ろしても膝に乗る猫