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「梨状筋症候群」の症状改善のための運動療法について!

臨床をしていると、殿部から大腿後面などの坐骨神経領域に痛みが生じている方を数多く診ます。


坐骨神経が梨状筋を通って、下肢にかけて神経が走行しているわけなので、梨状筋が何らかの原因でタイトネスになることで、坐骨神経領域に痛みや痺れてなどの症状が出やすくなります。


この梨状筋症候群に対して…

梨状筋がタイトネスになっているため、「梨状筋のストレッチ」をしたり、「大殿筋・ハムストリングスをストレッチ」したりが一般的に言われています。

ですが、、

臨床ではそんなシンプルな話で症状が改善することも少なく、梨状筋がタイトネスになっているから、梨状筋をリリースする徒手療法をしたり、ストレッチを掛けても痛みや痺れが改善しないケースは非常に多いです。


この梨状筋症候群の症状を改善していくための考え方や運動療法として、どの様な運動療法を選択していく必要があるのかを解説をしていきます。


梨状筋症候群のパターン・原因を知る

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梨状筋症候群において…

梨状筋がタイトネスになると、坐骨神経領域にも症状が出やすくなりますが、梨状筋が勝手にタイトになることは考えにくく、「梨状筋がタイトになる原因」について考えることが必要です。


梨状筋症候群においては…

シンプルに梨状筋が固くなっている場合であれば、梨状筋のストレッチやマッサージをすることで症状が改善するということが期待出来ます。


これが1パターン目ですが…

その他の原因について知っていくことの方が臨床上は大切であって、坐骨神経痛・梨状筋症候群のメカニズムを知っておくだけでも、殿部〜大腿後面にかけての症状がある方への運動療法の選択の幅も広がります。


梨状筋症候群の原因ですが…

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