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【肋骨リブフレアのアプローチ】肋骨の評価と運動療法のコツについて!

今回に関しては、肋骨のアライメントの評価・運動療法について解説をしてなるべくシンプルに評価できる様になる考え方もお伝えしていこうと思います。


肋骨というのも、前面・後面・側面にかけて胸郭を構成をするため、ある部位では盛り上がった状態になっているのに、ある部位は凹んだ状態になっていたりと肋骨の機能解剖を理解してないと評価もしっかりできない状態になると思います。


複雑になりやすい肋骨・胸郭への評価を出来るだけシンプルにして臨床現場でのアプローチに繋げていける内容にしていこうと思いますので最後までご覧ください。


肋骨アライメントの解釈

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まず自分のクライアントさんのキャット&カウの状態になりますが、これをどう解釈するかが大切になってきます。


「右の方が高い」「左の方が低い」

これくらいであれば誰でも共通として理解できると思いますが、これをどう解釈するかが専門家としては必要になってきます。


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肋骨のマルアライメントとして代表的なものに肋骨のリブフレアがあります。肋骨の前面が開いた状態のことを示しますが、肋骨の内旋&外旋という表現をすることができて、肋骨リブフレアに関しては肋骨外旋と捉えることができます。


肋骨リブフレアがあると、基本的には機能解剖学的に「伸展可動域」「回旋可動域」が向上しますが、臨床的には伸展や回旋可動域が制限されている症例も数多くみられます。


肋骨が外旋していたら、回旋可動域も向上しそうなのになぜ可動域制限に繋がってしまうかという理由を解説していきます。これもどう捉えるかが重要になってきます。


動きは3面上で捉えること

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肋骨の評価に限らずですが、人間の運動方向として評価をする際には3面上での動きとして捉えることが必要になります。


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肋骨の評価も1つの方向からではなく、3方向からの動きとして捉えることが非常に重要になってきます。


例えばですが、、

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