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股関節の動きのバリエーションの増やし方!

今回は、股関節の動きのバリエーションの増やし方というところをテーマに解説をしてきます。


股関節だけに限った話ではないですが…

股関節は身体の中の位置づけとしても、可動関節であって広い可動域が必要な関節になるため、動きにバリエーションがあることがとても重要です。


股関節の動きにバリエーションがなくなることで、安定関節である膝関節や腰椎にストレスが生じて痛みなどに直結します。


そして…

股関節の運動学的には、屈曲・伸展・内転・外転・外旋・内旋という動きに集約されますが、その動きだけ出せたら良いわけじゃなく、もっと運動療法や股関節の機能改善を行う際には考えるべきことが沢山あります。


そんな内容を今回のコラムでは紹介していきます。


「動かす骨」と「安定させる骨」を逆転させる

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まず1つ目として…

手っ取り早くバリーエーションを増やすためには、動かす骨と安定させる骨を逆転させることです。


股関節の動きのバリエーションを減らしてしまう要因として、解剖学や運動学の参考書に記載されているもののメインとして、骨盤に対して大腿骨を動かす運動が股関節の運動だと記載されています。


その印象が強すぎて…

股関節の運動療法といえば、OKCの運動や大腿骨を動かす運動ばかりになってしまいます。


実際に日常生活やスポーツ場面で必要な股関節の動きは、骨盤に対する大腿骨の動きではなく、大腿骨に対する骨盤の動きになります。

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