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【仙骨の運動療法】仙骨の機能解剖から運動療法を考える!
どうも。仙骨と寛骨は別々に考えて運動療法をやってる薬師寺です。
今回は、仙骨に焦点を当てて、機能解剖から運動療法まで考えていけるコラムにしていこうと思います。
インストラクターやトレーナーの方も数多く見て頂いているので、運動指導にも確実に役立てることが出来るはずです(^^)
骨盤の構成要素について
理学療法士の新人の頃は、骨盤の捉え方として「前傾」「後傾」の2パターンでしか捉えてませんでした。
ですが…
骨盤の構成要素としては、「仙骨が1つ」「寛骨が2つ」が合わさって骨盤が構成されいています。
そして…
骨盤が安定するとか、不安定になるとかもこの仙骨と寛骨の噛み合わせによって骨盤の状態が決まってくるため、骨盤を一括で考えるよりも仙骨と寛骨は別物として捉えた方が運動療法としても幅が広がりますし、骨盤や股関節周囲の機能改善を行いやすいです。
仙骨の動きで外せない部分
仙骨の動きを捉える上でこれだけは外せないこと。
仙骨のニューテーションとカウンターニューテーション。
これに関しては知っている人もいると思いますが、復習と思って読んで下さい。後半でこの仙骨の動きから運動療法を考えます。
【仙骨のニューテーション】
仙骨のうなずき運動とも言いますが…
この仙骨のニューテーションの動きが出るためには、「腰部多裂筋の収縮」をメインとしてハムストリングスの柔軟性(特に大腿二頭筋)が必要になってきます。
【仙骨カウンターニューテーション】
仙骨カウンターニューテーションに関しては…
仙骨の起き上がり運動とも言われます。
ハムストリングス(特に大腿二頭筋)が仙結節靭帯と連結しているため、ハムストリングス自体は仙骨には付着しませんが、靭帯との連結を通して仙骨がカウンターニューテーション方向に動きます。
一般的には…
仙骨ニューテーションで骨盤が安定し、仙骨カウンターニューテーションで骨盤が不安定になる。という風に言われていますが、どちらが良い悪いの問題ではないことは知っておく必要があります。
例えばですが…
この様なスウェイバック姿勢の方。
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