関節可動域訓練を運動療法に活かす!
理学療法士の治療アプローチ方法の1つとして、関節可動域訓練があります。この関節可動域訓練ですが、もっと工夫したり考え方を変えればもっと効果的な関節可動域訓練を行えます。
そんな臨床で必ずと言っていいほど行う「関節可動域訓練」を運動療法に活かすコツについて解説をします。(今回は、動画を入れて解説しているので最後まで見て下さいね)
関節可動域訓練は他動運動
関節可動域訓練は基本的には他動的にアプローチを行うと思います。
だからといって…
「自動運動で動かせる可動域が大事ですよ」っていうコラムではないので、最後まで読んで、運動療法への活かし方を参考にしてください。
他動的に動かす可動域も関節可動域制限があるクライアントさんに対して必要なアプローチになってくることは間違いないことですが、もっと重要なのは自動的に動かせる可動域だということはどの方もご理解頂いていると思います。
臨床としては…
他動的に行った関節可動域訓練に対して、本当に使える可動域に変えていくための運動療法の工夫が必要になります。
この運動療法もただ動かせば良いわけではなく、「動かし方」「アプローチのコツ」が大切になってきます。
「使わない可動域」は「使えない可動域」になる
いくら関節可動域訓練を行ったとしても、日常的に使わない可動域であれば、その関節可動域は使えない可動域にどんどん変わっていきます。
日常で使わない可動域
↓
日常で使えない可動域になる
↓
動きのバリエーションが減る
↓
特定の部位にストレスが掛かる
↓
痛みや変形などに繋がる
この様な連鎖が起こることが考えられるため、この悪い連鎖を止めるためにも日頃からの運動習慣や可動域が狭まらない様にケアなどを行う必要はあります。
では…
機能的な可動域に変えていくための運動療法のコツを以下に動画で解説しているのでご覧ください。(実際に臨床で行っている評価&アプローチ方法になります)
関節可動域訓練と運動療法【限定動画】
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