いとえ志乃
主に自己否定
回顧録と創作のはざま
子どもの頃は大人になれば 絶対に幸せになれると思ってた。 だからどんなに理不尽な目に遭って…
ここ一年は、ずっと心の片隅で膝を抱えて 身動きが取れないような感覚でいた。 行動を起こし…
捨てることにも 捨てられることにも もう慣れた。 喚いても、嘆いても すべてを病で片付けら…
母子寮での生活が日常となりつつあり 子ども達は学校、幼稚園とそれぞれに新たな生活に馴染ん…
シェルターでの生活も1ヶ月を迎えたころ 子ども達が保護されたと連絡が入った。 理由は娘が…
時折やってくる 眠れない夜。 暇を持て余した脳みそは様々、良いことだけでなく 余計なことも…
法律事務所のドアを開き、目の前に現れたのは 背筋がピンと伸び、整いきっていないショートヘ…
心がひきこもりになってる。 どこにも出たくない 何もしたくないのに 置かれてる状況は微塵も…
何かに忙殺されてゆく日々が続いてる。 コントロールの利かない感情と沈むばかりの心中。 ど…
何度か、彼の暴力に関しては警察を訪れたこともあった。 大体の返答は”民事不介入”によって…
どれくらいぶりに来ただろう。 今、自分を描くためにここにいる。 最近の日常は大袈裟かも知…
ほぼ生活での制限はなくなり、彼の許可の範囲なら自由に行動できるまでになっていた。 相変わ…
穏やかな日々が続いてる。 声を荒げられることもない、食事もできる。 普通の家庭。 時折、…
すでに子供も幼稚園に通い出していたし、日中の3時間程度のパートなら 問題なくできた。相変…
あれから数日後、大きなビジネスバッグを抱えた”営業主任”の肩書を持った男がやってきた。 …