見出し画像

11月29日(月)5:12

時折やってくる 眠れない夜。

暇を持て余した脳みそは様々、良いことだけでなく
余計なことも思い出す。

血縁はなくとも愛してくれた父のこと、
もう数年声さえ聞いていない養母のこと、
亡くなった前夫のこと、今までの汚点。
嫁いだ娘、放浪する息子、囲いの中にいる息子。
傍に居てやれない娘たち。

思い返せばキリがない。

自分の人生に悔いはない、と一言でまとめたとしても
懺悔することは山ほどある。
毎日毎日、その重しに押し潰されそうになりながら
普通に寝起きし食事を摂り生活している。

くだらないことだけど
自分に愚問を投げかける
「お前にそんな資格はあるのか?」と。

周りの人たちの人生をめちゃくちゃにして
自分だけがのうのうと生活していることに
とてつもない罪悪感を覚える。

極力、迷惑を掛けないように手間を取らせないように
そう思い行動すればするほどロクなことにならない。

迷惑をかけるだろうから困りごとがあろうとも黙る。
手間を取らせるだろうから少々不具合を感じても医者へ行かない。
その結果が、今。

負い目から生じる負債。
少々で済んだはずの不具合が尾を引き、肝機能を崩壊させるありさま。
挙句の果てに、数年ぶりに精神に不調を来す。

ただ以前と違うのは死欲がめっぽう減ったこと。
一昨年に体調を崩し手術した時、
死に急がずとも迎えは来ると感じたからかもしれない。
とはいえ、ぽっくり死ねたら御の字だけど
きっとそれも叶わないだろうとも思う。
正直なところ 今、半分はやけくそなのかもしれない。
乱れる精神状態に自ら堕ちて従っている。
誰も、私の品行方正なんか気に留めていない。
どう堕ちようが、誰に跨ろうが、所詮 私の人生だから。

もう朝が来る。

今日はパートナーが運転免許の限定解除のための試験日。
朝8時には試験場に着かなくちゃいけない。

眠れない夜が来ると思う。

眠る資格さえ与えられるべきじゃない、と。

結局は、自分が自分に付けた足枷。

まだまだつたない文章ですが、皆様のサポートが励みになります。 宜しくお願い致します。