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「シンコキュウ」デビューの年、2023年末のお知らせ

こんにちは、「シンコキュウ」開発者の三好賢聖です。

2023年は「シンコキュウ」のデビューの年となりました。3年の開発期間を経てやっとのリリースとなりましたが、そんなことを噛み締める暇もなく、次々と色々な展開に恵まれ、既に多くの方に関心をお持ちいただきました。

今回のポストでは、手短に「シンコキュウ」の今年の嬉しいニュースと、次の展示会情報をお知らせします。

ハードウェアコンテストGUGEN2023大賞受賞!

国内大手基板メーカーである株式会社ピーバンドットコム(東京都千代田区)が主催するコンテストで、「シンコキュウ」は計75点の応募作品の中から大賞に選ばれました!副賞として100万円(現金50万円+プリント基板製造費50万円相当)をいただきました。GUGEN審査員全会一致での選出ということで、大変光栄です。

GUGENではブースに立っている間、一般の来場客に混じって、3名の審査員の方々が皆さんそれぞれのタイミングでブースに来られて、そこで審査が始まります。いつ審査員が訪れるか分からず緊張が続きましたが、結果としてポジティブなフィードバックを沢山いただくことができました。

他にも、会場ではエレファンテック株式会社社長の清水さんによる熱い講演があったり、IPA未踏関係者の方々との思いがけない再会や出会いがあったりと、刺激的な1日となりました。というのも、三好の現在の活動からは少し印象が遠いかもしれませんが、大学院生修士課程のときには、IPA未踏に採択いただき、フェノクス (Phenox) という手乗り大のドローンのプロジェクトをやっていたのでした。

今回の受賞を機に、「シンコキュウ」の具現化をさらに加速させたいと思います。(ちなみに、下の写真のパネルは受賞者が持ち帰ることになっていました。スタッフさんの気遣いによって、ちょうど半分に折り畳めるように作られていたおかげで、電車でもトラブルに遭うことなく(?)無事帰宅することができました。)

審査員の一人、山﨑晴太郎氏(左)と株式会社シンコキュウ創業者の三好賢聖(右)
GUGEN公式サイトより転載
左から審査員3名、三好賢聖(株式会社シンコキュウ創業者)、他の受賞者たち
GUGEN公式サイトより転載

🔗:GUGEN2023公式サイト
🔗:fabcross - ハードウェアコンテスト「GUGEN2023」、大賞は深呼吸誘発デバイス「シンコキュウ」
🔗:株式会社シンコキュウ・プレスリリース


WELL-BEING TECHNOLOGY 2024 出展

「シンコキュウ」は2023年10月にパシフィコ横浜で行われた展示会「healthTECH JAPAN 2023」に出展し、世の中に対しての初めてのお披露目になりました。様々な業種の方々に関心を持っていただき、日常生活での呼吸改善のニーズとポテンシャルを改めて感じました。

さて、「シンコキュウ」2回目の出展となる展示会は、その名も「WELL-BEING TECHNOLOGY 2024」です。東京ビッグサイトで開催され、会期は2024年1月31日から2月2日の3日間です。

展示会名:WELL-BEING TECHNOLOGY 2024
会期:1月31日(水)〜2月2日(金) 10:00-17:00
会場:東京ビッグサイト[東ホール]
ウェブサイト:https://www.wt.cj-exhibition.com/

前回の展示会はヘルスケアや創薬が中心の展示会でしたが、今回はウェルビーイングを広く対象とするものです。「シンコキュウ」の目指す「ウェルビーイングとパフォーマンスの向上」によりフィットしたイベントとなりそうです。ロボティクスや素材など、広くウェルビーイングにアプローチする研究や技術が出展されるようで、今から楽しみです。

三好が、「シンコキュウ」の元となる「運動共感のデザイン」の研究を本格的に始めたのは、2015年9月。渡英しPhDに着手したときです。8年後の今にこのような展開になっていることは、当時は全くもって予想できませんでした。これまでの研究の積み重ねや、色々なコラボレータやサポーターの方々からの協力を形にできるよう、来年以降も尽力していきたいと思います。引き続き、応援どうぞよろしくお願いします!

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