ゆっくりで良いですよ
先週、私はアプリで支払いをしようとした際に
「ゆっくりで良いですよ」
というお声かけをしてもらいました。
【補足】私の年齢は、まだ高齢者ではないのと、おばあちゃんにはさすがに見えない風貌だと自覚しております。
職業柄、店舗への負担をかけないことや、他のお客さまの買い物を妨げないように・・・と取引先云々には関係なく、気を遣いすぎるところがありますが、不慣れなことをどこでチャレンジするか!?というときに、少し空いている店などで、お時間をいただき支払い方法にチャレンジする!ということがあります。
まさに、このとき”設定がうまくできなかったアプリでの支払い”をしてみようと思ったときでした。
この店舗は有名店ですし、暇を持て余すような店でもありません。ほんのわずかな時間、ほかのお客さまがいらっしゃらないので、チャレンジさせてもらったのですが、余裕のある対応と感じました。
買い物をしているとき、よほど若い方限定とされるような企業でない限り、見渡せば必ず高齢者のお客さまがいらっしゃいますよね。
私は今回の「ゆっくりで良いですよ」と言われたことが、その疑似体験かなと思ったのですが、いつか皆そんなときが来るのです。
そんなときに、安心して買い物ができる店を選ぶのだろうと思います。
店舗における付加価値を考えるとき、どんなサービスをしたら良いだろうか?と考えますが、ふと本当に居心地の良い・安心して買い物できる店づくりとは?というのも考えておきたいですね。
私は人が介在する店舗サービスには、この気持ちのゆとりが大きな差別化になると思っています。
空間的にゆとりがある店は、ラグジュアリーな印象を持たれるように、人にも同様のことが言えるのではないでしょうか。
付帯業務の多さや人員不足による余裕の無さはどこも同じです。
でもそんな急かしても、大差ないことは誰もが頭では理解しているはずですなのですが、いざ日々の業務になると誰かを待つゆとりが持てないときもあります。私の自省も含め、
「ゆっくりで良いですよ」と言わないでも、ココロの中で唱えられるような心のゆとりを持ちたい!と素敵なスタッフさんから学びがあった先週の1コマでした。
また買いに参ります!
アプリは後日解決したので、今度はサクサクいけそうです♪