2024年3月の記事一覧
アドラーは褒めることへの警笛を鳴らす
人は褒められると承認欲求が刺激され、
「認められたい」「凄いと思われたい」という他人軸で行動するようになる
それでは自分を見失ってしまう
アドラーが提唱する褒める言葉に代わる言葉かけ
それは
「ありがとう」「助かるよ」
共同体感覚を育む言葉だ
「断ることができません」
相手の気持ちを察する心優しい人ほど、断ることができない
だが、相手が感じる感情は相手だけのもの
それをどうにかしようとするのは傲慢だ
断る理由を伝えるのは優しさでもあるが、本当は断るのに相手を納得させる理由なんて要らない
自分の心に素直になるだけでいい
「好きなことがわからないんです」
大人になると、子供の頃と違って自分が好きなことがわからなくなる
感情を抑え過ぎて感覚が鈍ってしまったのか
色んなことをやり尽くして飽きてしまったのか
とにかく好きなことがわからない
そんなときは…
暇なときについやってしまうこと
に注目しよう
アドラーは褒めることへの警笛を鳴らす
例えば、親が子を褒めると、子は褒められるために頑張るようになる
親の顔色を伺い、そこには上下関係ができてしまう
だが、人には承認欲求があるから、褒めると喜ぶのも事実
だとしたら、子が親を、生徒が先生を、部下が上司を褒めることがあってもいい