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マンチェスター・ユナイテッドの復活を感じた2試合【第12-13節vsスパーズ・チェルシー】

マンチェスター・ユナイテッドの復活を感じた2試合【第12-13節vsスパーズ・チェルシー】

はじめに21-22シーズンを6位でフィニッシュし、これで5季連続で無冠でシーズンを終えたマンチェスター・ユナイテッド(以下マンチェスター・U)。
シーズンオフにはアヤックスで指揮を執っていたエリック・テン・ハーフを新指揮官に招聘。そのアヤックスからはアントニーとリサンドロ・マルティネス、更にはクリスティアン・エリクセンも獲得。

22-23シーズン、マンチェスター・Uは現在5位(12月18日時点)

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第28節 マンチェスター・Cvsマンチェスター・U ユナイテッドの遠い道のり

第28節 マンチェスター・Cvsマンチェスター・U ユナイテッドの遠い道のり

最初に今シーズン二度目のマンチェスター・ダービー。勝ち点66ptの首位シティと勝ち点47ptの5位のユナイテッドの対戦がシティのホーム「エティハド・スタジアム」で行われました。シティからすればリヴァプールの足音が背後から聞こえてくる状況で優勝の為には落としたくない。ユナイテッドはなんとかCL圏内の4位に入るために負けていい試合は1つも無い。何よりマンチェスター・ダービーでどちらも負けて良いはずがあ

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第24節 ウルブズvsアーセナル マルティネッリの退場よりも懸念すべきは...

第24節 ウルブズvsアーセナル マルティネッリの退場よりも懸念すべきは...

最初にまず両軍のスタメン及びシステムを。
ウルブズは[3-4-3]で、GKジョゼ・サー 3CBが左からロマン・サイス、コナー・コーディー、マクシミリアン・キルマン WBは左がマルサウ右がネウソン・セメド CHがルベン・ネヴェス、レアンデル・デンドンゲル 3トップが左からダニエル・ポデンセ、ラウール・ヒメネス、フランシスコ・トリンカオ。前線の3トップはポデンセとトリンカオがシャドーのように振る舞って

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第22節 マンチェスター・シティvsチェルシー 理想のサッカーを追い求めるだけではないペップ

第22節 マンチェスター・シティvsチェルシー 理想のサッカーを追い求めるだけではないペップ

最初に試合開始前の段階で首位マンチェスター・シティの勝ち点は53、対する2位チェルシーの勝ち点は43。シティはいよいよ独走体勢に入るために、チェルシーはなんとしても追いすがるために、どちらも相当の士気で臨んだはずの1戦。そして、やはり試合はハイレベルなものになりました。
ホームのマンチェスター・シティのスタメンはGKエデルソン、左SBカンセロ、CBは左かラポルトとストーンズ、右SBにウォーカー、ボ

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第21節チェルシーvsリヴァプール 激しく、速く、巧く、冷静に。

第21節チェルシーvsリヴァプール 激しく、速く、巧く、冷静に。

最初に2位と3位の直接対決となった第21節チェルシー対リヴァプール。
チェルシーのスタメンは、GKメンディ、CBは左からリュディガーとシウヴァとチャロバー、左WBマルコス・アロンソ、右WBにアスピリクエタ、CHにカンテとコヴァチッチ、シャドーにプリシッチとマウント、CFにハヴァーツの[3-4-2-1]のシステム。因みにルカクは発言(トゥヘル監督の戦術に不満があるとか…)が物議を醸し、招集されません

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第21節アーセナルvsマンチェスター・シティ 前進し続けるメリット・デメリット

第21節アーセナルvsマンチェスター・シティ 前進し続けるメリット・デメリット

最初に

第3節では、アーセナルはアウェイで0 - 5という大敗に終わり(ジャカの前半一発レッドカードのオマケ付き)、今年もアーセナルやっぱダメなんじゃないか?という雰囲気が漂っていたのは過去の話。
攻撃的MFには、スミス・ロウにウーデゴールにサカにマルティネッリと元気で結果も出す若手が揃っている。課題と言われたDF陣も右SBに冨安健洋、CBにベン・ホワイトが加わった。もちろん、GKのラムズデール

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プレミアリーグ第18節 リーズ対アーセナル リーズは何故崩壊したか?

プレミアリーグ第18節 リーズ対アーセナル リーズは何故崩壊したか?

はじめに
この記事が初めての投稿になります。今回からぼちぼちとではありますが、海外サッカーについて思ったことを何でも書いていきます。
今までインターネット上にこうして文章を投稿したことがなく、「文章が分かりにくいじゃねえか」とか「そもそも何が言いたいのか分かんねえぞ!?」という感想が9割9分を占めるだろうと思ってます。
高校生の時も小論文が苦手で模試でとんでもなくひどい成績だった、という人間なので

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プレミアリーグ第19節 マンチェスター・シティ対レスター・シティ カンセロとシウバのコンビ

プレミアリーグ第19節 マンチェスター・シティ対レスター・シティ カンセロとシウバのコンビ

レスターは新型コロナウイルスの影響で第17節と第18節が延期となり、今回の第19節を迎えた。
プレミアリーグ恒例(?)の年末年始の過密日程で疲れが出ているマンチェスター・C。
一方延期を挟んでいるとはいえ、CFのジェイミー・ヴァーディーを始め主力選手の離脱があるレスター。
結果はマンチェスター・C 6-3 レスター、両軍計9発という豪快な試合を首位マンチェスター・Cが制した。

シティが圧倒した前

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プレミアリーグ第20節 レスターvsリヴァプール 1-0勝利の面白さと喜び

プレミアリーグ第20節 レスターvsリヴァプール 1-0勝利の面白さと喜び

面白いサッカーとは

前節マンチェスター・Cとの両軍計9発の試合に破れたレスターは中1日(!)でホームキング・パワー・スタジアムにリヴァプールを迎えての試合。
リヴァプールはCBのファン・ダイクが復帰し、また試合の間隔も22日以来と休養を挟んでの試合。
ところで、「面白いサッカー」とはどんなサッカーを思い浮かべますか?
ペップ・シティのような攻撃的で華麗なサッカーでしょうか?或いは1-0での勝利を

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〜運動量。いつ、どう走るか〜 21/11/21 《プレミアリーグ2021-22 第12節》 トッテナム vs リーズ レビュー

〜運動量。いつ、どう走るか〜 21/11/21 《プレミアリーグ2021-22 第12節》 トッテナム vs リーズ レビュー

こんにちは。えつしです。

今回は、プレミアリーグ21-22第12節、トッテナム対リーズの試合をレビュー。
代表ウィーク明け最初の試合となる一戦で、曲者リーズを相手にスパーズはコンテ指揮下での2週間のトレーニングの成果を発揮することができたのか?!

1. スタメン・スパーズ
ロリス
タンガンガ-ダイアー-デイビス
エメルソン-ホイビュア-ウィンクス-レギロン
モウラ-ソン
ケイン

68’ タン

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