杖村紳吾

パズルみたいな言葉を書くコピーライター兼PRプランナー。趣味は推理小説と認知科学。 空…

杖村紳吾

パズルみたいな言葉を書くコピーライター兼PRプランナー。趣味は推理小説と認知科学。 空間認識能力が絶望的で、極度の方向音痴。地図も空気も読めない男。MOON-LABO代表。

マガジン

  • MOON-LABO いろんなコラム

    MOON-LABO杖村が書いた、いろんなコラムのマガジンです。

  • About MOON-LABO

    私の自己紹介的なものを格納してます。マガジンというよりは、自分のための整理フォルダのようなものです。

  • ミカタをつくる広報の力学

    広報担当者が周囲の理解や協力を得るために、どうやってミカタをつくっていくか。数々の実体験をもとに、ミカタのつくり方を綴るコラムのシリーズです。

  • 気になるシカケ研究所

    広告でもPRでも、最初のプロセスはアテンション。まずは「気になる」ことが重要です。「気になる」存在になるためには、どんなことをシカケれば良いのか。「気になるシカケ」のつくり方を、エピソードとともにご紹介するコラムです。

  • ミカタをつくる企画の定理

    『ミカタをつくる広報の力学』のスピンオフ。 企画やプレゼンのテクニックをご紹介します。

最近の記事

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広報PR関連の実績紹介

杖村紳吾の広報PR関連の実績からピックアップしてご紹介します。 ※新しい事案が発生しましたら、随時アップデートしていきますね。 【自治体でのセミナー講師登壇】令和5年度川崎市事業者・行政環境研究会にて、「広報・PRについて」というセミナーの講師として登壇しました。 【大学でのゲスト講師登壇】国際医療福祉大学にて、マーケティング論のゲスト講師として「ブランドと広報PR」という講義を担当しました。 ※登壇事例については下記ページもご参照ください。 【日経クロストレンドに記

    • 【セルフライナーノーツ】「BRAND-NEW YESTERDAY」80年代ポップスな歌詞を説明してみた

      私の友だちでインディーズミュージシャンの「カザシュン」こと風間瞬。 彼の新曲に歌詞提供しましたので、今回も完全に自己満足のセルフライナーノーツを書いていきます。 前回の『YOUR MOON』(2022年1月リリース)の後、2022年6月に彼は肺腺癌を患い、闘病やら何やらでレコーディングが出来なかったので、今回は2年半ぶりのリリースとなります。 肺腺癌の罹患を経験したカザシュンなりに思うところがあって、その心境や自身のこれからを表現する歌詞を書いてほしいとの依頼を受けました

      • 【超ファスト論文】日本広報学会で発表した『4Rモデル』だけサクッと説明します

        前回投稿したファスト論文「日本広報学会で発表した『4Rモデル』をザックリと説明します」に対して、「まだ少し長いかも」、「なかなか4Rモデルが出てこない」などのご意見をいただきました。 ありがとうございます! というわけで、さらに短くしたハイパータイパバージョンの超ファスト論文として、『4Rモデル』だけをサクッと説明します。 ※このコラムでは、一部図表を含みます。ご了承ください。 『4Rモデル』の前提ハイパータイパバージョンとは言っても、前提を説明しないとさすがに分からな

        • セミナー・講演のご依頼承ります

          このページにアクセスいただき、ありがとうございます。 私、杖村紳吾の講師のお仕事として、広報・PRに関するセミナー・講演のご案内をします。 ※このコラムでは、一部画像を含みます。ご了承ください。 広報セミナー・講演企業様・団体様向けに、広報PRセミナーや講演の講師を承ります。 テーマや内容はご依頼に応じてカスタマイズできます。 ワークショップなどの参加型にもご対応いたします。 【料金】1回:10万円(60~90分程度) ※学生割引、公共割引、スタートアップ割引、共催セミ

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          【ファスト論文】日本広報学会で発表した『4Rモデル』をザックリと説明します

          ファスト論文の第2弾は、日本広報学会で発表した『4Rモデル』についてザックリ解説します。 2024年4月14日に開催された第6回研究フォーラムで発表したものです。 広報会議7月号では「急速に変化するビジネス環境で企業が直面する課題に対応するための新たなコミュニケーションモデルを提案」と紹介されていましたが、ビジネス環境のデータなど、小難しい部分はバッサリ削って、今回も「セルフ切り抜き」でお届けします。 今回は論文としての査読を受けているわけではないので、私の個人的見解と提

          【ファスト論文】日本広報学会で発表した『4Rモデル』をザックリと説明します

          【ミカタをつくる広報の力学】#66 合理的配慮と広報PR

          2024年4月1日から、障害のある人に対する「合理的配慮」の提供が民間企業にも義務付けられます。 と、いきなり言われても「何のことだか分からない」という方もいらっしゃると思います。 そこで今回は「合理的配慮」についての基本的な説明、広報PRとの関連性について書いていきます。 ※初めての方は、「#00 イントロダクション」をお読みいただくと、コンセプトがわかりやすいかと思います。 ※本コラムでは、法律名称や行政用語に倣って「障害者」の表記を使用しています。 ※本コラムでは、

          【ミカタをつくる広報の力学】#66 合理的配慮と広報PR

          【2024年新春コラム】『福沢諭吉紙幣』の40年と万博

          遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 2024年最初のコラムは、今年新札が登場する紙幣の話です。 今から40年前の1984年、福沢諭吉の一万円札が新たに誕生しました。 一万円札の顔としては、1958年に採用された聖徳太子に続いて2人目。 2004年の刷新時にも継続して採用され、渋沢栄一に刷新予定の今年、2024年現在まで使用されています。 さて、その福沢諭吉ですが、彼の自伝などを見るとかなりの権威嫌いで破天荒な性格が伺えます。その上とても現実主義で好奇心旺盛、

          【2024年新春コラム】『福沢諭吉紙幣』の40年と万博

          【ミカタをつくる広報の力学】#65 ステマ規制をPR視点で考える

          2023年10月1日から施行された改正景品表示法、いわゆる「ステマ規制」が話題なので、消費者庁に問い合わせてみました。 今回は、ステマ規制についての簡単な解説と消費者庁とのやり取りを含めて、PRパーソンとしての私見を書いていきます。 官庁でも法律家でもない個人の意見なので、一つの参考意見程度に捉えていただけるとありがたいです。 ※初めての方は、「#00 イントロダクション」をお読みいただくと、コンセプトがわかりやすいかと思います。 まずは「景表法」について「景表法」とは

          【ミカタをつくる広報の力学】#65 ステマ規制をPR視点で考える

          【ファスト論文】学会誌『広報研究』に載った『ISM構造』をザックリと説明します

          このたび私の書いた論文が、日本広報学会の学会誌『広報研究』第27号に掲載されました。 タイトルは、『ISM構造におけるパーパス策定の「分かりやすさ」についての考察』。 自分がつくった『ISM構造』というフレームワークを、自分で説明している自画自賛な論文です。 論文には、研究の目的とか引用データとかいろいろ書いてあって、9000文字を超える10ページの論文なのですが、ここではタイパ重視のザックリ版「ファスト論文」にしてお届けします。 要するに「セルフ切り抜き」です(笑)

          【ファスト論文】学会誌『広報研究』に載った『ISM構造』をザックリと説明します

          【気になるシカケ研究所】気になるシカケのポスターで3000冊の寄付本を集めた話

          この話は、以前会社に勤めていたときの話です。 営業部門の社員から「1ヶ月以内に、社内で出来るだけ多くの寄付本を集めてほしい」という依頼がありました。 さて、どうしたら集まるでしょうか。 【依頼背景】 仮設図書館に寄付する書籍を集めて!この依頼があったのは、東日本大震災の翌年。 得意先企業が「被災地の避難所に仮設図書館をつくる」ということで、その企業の営業担当者Aさんから依頼がありました。 期限は1ヶ月。短いけれど出来るだけたくさん寄付したい、とのことでした。 【ミッション

          【気になるシカケ研究所】気になるシカケのポスターで3000冊の寄付本を集めた話

          【2023年新春コラム】『浅草公園』150年の栄枯盛衰

          あけましておめでとうございます。 2023年最初のコラムは、150前に誕生した「公園」の話です。 昨年の新春コラムでも書きましたが、今から150年前、1873年(明治6年)の元日より、西暦と定時法が導入されました。 当時の日本は明治に入り、欧米諸国に並ぶ近代国家を目指して邁進。いわゆる「文明開化」です。 一刻の長さが季節によって異なる不定時法や、月齢で一ヶ月を設定し13月も存在する太陰暦なども、限られた集落の中で自然のサイクルとともに暮らしていたため、そんなに不便を感じる

          【2023年新春コラム】『浅草公園』150年の栄枯盛衰

          【PRアイデアのプチネタ】「SOGIハラ」って何?

          先日、「SOGIハラ」に関する記事が、各メディアから発表されました。 記事の内容は、戸籍上は男性で性自認が女性である会社員が、上司からの「性自認に関する侮辱的な言動」によってうつ病を発症したとして労災認定された、というもの。 性自認に関する労災認定の事例が珍しいということで様々なメディアに取り上げられていますが、この流れだと今後、常識として定着していくかもしれません。 そうなると人事部門や広報部門は、「セクハラ」や「パワハラ」と同様に、「SOGIハラ」への理解を社内にアナ

          【PRアイデアのプチネタ】「SOGIハラ」って何?

          【ミカタをつくる広報の力学】#64 この冬は「食」でPR 〈 冬のPRネタ 2022 〉

          最近急に寒くなりましたが、脳科学の世界では、人間は寒くなると食欲が増進すると証明されているそうです。 円安で物価高騰が厳しい反面、旅行支援で盛り上がっている、冬のPRを考えていきましょう。 円安と物価高騰を逆手にとる冒頭でも書いたように、寒い冬には食欲が増進し、その分美味しいものもたくさん出てきます。 特に鍋料理と熱燗は冬の風物詩とも言えるでしょう。 ところが世間はあいにくの物価高。どの食品も軒並み値上がりして家計は火の車です。 そんな中、価値を再評価されて推されてい

          【ミカタをつくる広報の力学】#64 この冬は「食」でPR 〈 冬のPRネタ 2022 〉

          【PRアイデアのプチネタ】今年は特別な「鉄道の日」

          最近、鉄道関連の記事や番組が多いと思いませんか? 今回は、その理由の一つとして考えられる「鉄道の日」のプチネタです。 一週間後の10月14日は「鉄道の日」です。しかも今年はいつもと違う。 鉄道が始まって150周年の「鉄道の日」なのです。 実はこのネタ、新春コラムとして今年の1月にアップしておりますので、フォローをしてくれている皆さまは「何をいまさら」という感じかもしれません。おそらく10ヵ月かけて準備をしたという人もいるでしょう。 ですが「今知った!」という人は一週間し

          【PRアイデアのプチネタ】今年は特別な「鉄道の日」

          【PRアイデアのプチネタ】デジタル月間に旬のネタ

          明後日10月1日は「日本酒の日」。というのは前回のPRtipsで書きました。今回は明後日から始まる「デジタル月間」のプチネタです。 最近世間を賑わしている「給与デジタル払い」のニュース。 どのメディアでも「来春解禁の方向で調整」という記事になっています。 これも確定ではないのですが、来春に解禁されるとしても半年後。まだまだ先は長そうです。 ですが、給与デジタル払いを半年後に控えたデジタル月間ですから、何かネタを仕込みたいところです。 まずは「給与デジタル払い」のおさらい

          【PRアイデアのプチネタ】デジタル月間に旬のネタ

          【PRアイデアのプチネタ】日本酒がちょっとアツイ

          最近、お酒関係の話題が多い感じがしませんか。 一番目立ったのは国税庁の国産酒類ビジネスコンテストかもしれませんが、その背景には昨今のアルコール離れが関係しているのは言うまでもありません。 コロナの影響もありますが、もともと飲めない人だけでなく、飲めるけどあえて飲まないという「ソバーキュリアス」が台頭したことで、ただでさえ減少傾向にあったアルコール消費量がさらに減少の勢いを増しているのですから、酒類業界も国税庁も死活問題です。 ですが現在、麹菌を使った「伝統的酒造り」をユネ

          【PRアイデアのプチネタ】日本酒がちょっとアツイ