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#レース回顧
ロマンチックウォリアーの強さばかりが目立った勝利に少しの物足りなさと秋への展望を(第74回安田記念・第77回鳴尾記念・第138回目黒記念回顧)
第74回安田記念蒼山サグ(以下、蒼):安田記念の回顧。こちらはまずはゆたさんの方からよろしくお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):今回、香港の最強クラスロマンチックウォリアーが参戦というところになりましたので、これがどういうレースを見せるかというところが見どころだったと思います。結果を見ると、日本の今のマイル最上位クラスが能力通りに走ったけども、力の違いを見せつけられてしまったというレー
逃げ馬不在が生んだ1コーナーの攻防とペースメイクはベテランのパワー!に軍配。ポストディープ時代に求められる老獪さと勇気とは?(第91回日本ダービー・第7回葵S回顧)
第91回東京優駿蒼山サグ(以下、蒼):撮って出しの日本ダービーの回顧を早速やっていきたいと思います。昨日の展望からもいろいろ語れることがあるのではないかという結果になりました。まずは、ゆたさんからよろしくお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望、総論が当たってるものの各論で間違えましたという感じで、ちょっと悔しい感じですね。
蒼:重要な馬名は全部出ていた気がしますね(笑)。
ルメールは何故内を選んでしまったのか?川田の圧倒的オーラに想いを馳せる3歳マイル王決定戦(第29回NHKマイルカップ・第72回京都新聞杯・第46回新潟大賞典・かしわ記念回顧)
第29回NHKマイルカップ蒼山サグ(以下、蒼):東京で行われましたNHKマイルカップのレース回顧をゆたさんからお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望でも触れた通り、実力馬が揃った今年のNHKマイルカップ。終わってみれば2歳王者2頭の強さが目立ったレースとなりました。レーティングも結構つくんじゃないかなというレースだったと思います。
レースを振り返りますと、まずスタートですね。
混戦から一強へ。ヴィンテージイヤーのキズナ産駒がその積み重ねと厩舎力で頂点に向かう(第84回皐月賞・第29回アンタレスS・第33回アーリントンカップ回顧)
第84回皐月賞蒼山サグ(以下、蒼):G1皐月賞の回顧に。こちらは、まずゆたさんからお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望で話した通り、牝馬のレガレイラを中心として、牡馬のクラシック路線が語られてきたわけですが、終わってみると3戦3勝で無敗の皐月賞馬が誕生するという形で、今年の3歳牡馬クラシックの軸が決まった一戦だったと思います。
まずレース前のゲートに入る前のところですが、ダ
混戦桜花賞で1,2着、3,4着の着順を決めた見応えのある騎手の攻防を振り返る(第84回桜花賞・第67回阪神牝馬S・第42回NZT回顧)
第84回桜花賞くらみゆた(以下、ゆ):久々の満開の桜の下で行われた、3歳牝馬クラシック第一弾の桜花賞。レース前はちょっと混戦ムードかなというところもありましたが、終わってみたら2歳女王路線の強さと、騎手の腕というのが際立ったレースだったのかなと思います。特に昨日話した、来年の短期免許をがかかっているモレイラ騎手の勝負強さというのが目立ったレースだったと思いました。
では、レースを振り返ります。
一貫して評価してきたベラジオオペラが勝利!その勝因と今後の期待を振り返り(第68回大阪杯・第56回ダービー卿CT回顧・2024ドバイ雑感)
第68回大阪杯蒼山サグ(以下、蒼):大阪杯の回顧をゆたさんからお願いします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日のこひさんの展望でもあった通り、ドバイで人馬が抜けている中で行われた大阪杯。4歳馬の世代レベルが疑われる中で、ダービー以降じっくり育てられたベラジオオペラが今回快勝するという結果になりました。
レースを振り返りますと、キラーアビリティのスタートがちょっと良くなくて外に寄れる形になってしま
電撃戦だからこそ残酷なまでに現れた騎手の差、騎乗技術の差が生んだアタマ差とは?(第54回高松宮記念・第31回マーチS・第72回日経賞・第71回毎日杯回顧)
第54回高松宮記念蒼山サグ(以下、蒼):本日中京11レースで行われました高松宮記念の回顧に移っていきましょう。こちらは、こひさんからもしっかり話を聞かなければいけないなと思うところが非常にあるんですが、まずはゆたさんから全体の感想をお願いできますでしょうか。
くらみゆた(以下、ゆ):今日の中京競馬場は、馬場状態にバイアスが結構あるなという状態で、内が使えるものの、一番良いのは内から5、6頭目あ
今年のキズナ産駒はひと味違う?共同通信杯に続けて見せた瞬発力は本物か?(第72回阪神大賞典・第73回スプリングS・第38回フラワーカップ・第38回ファルコンS回顧)
第73回スプリングS蒼山サグ(以下、蒼):それではスプリングステークスの回顧に移りましょう。ゆたさん、よろしくお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):皐月賞トライアルのスプリングステークスですが、レース後の感想としては、共同通信杯と同じような印象を受けました。かなりのスローペースで、皐月賞には繋がらない内容だったと思います。しかし、最後の2ハロンでシックスペンスが素晴らしい斬れ味。このキズ
直線で内外離れたルメールと川田の明暗を分けた動きとは?(第58回フィリーズレビュー・第60回金鯱賞・第42回中山牝馬S回顧)
第60回金鯱賞蒼山サグ(以下、蒼):金鯱賞の回顧をゆたさん、よろしくお願いします。
くらみゆた(以下、ゆ):ちょっと世代レベルが疑われてしまっている4歳牡馬路線ですが、最後の希望、哺乳類最強の座をかけて、ドゥレッツァ対プログノーシス戦という形になりました。
蒼:なぜ哺乳類最強かに関しては、芯力の過去アーカイブをご参照ください(笑)。
ゆ:一応確認したんですけど、元ネタの尾関調教師の菊花賞週
新星誕生もクラシック本番には課題あり?クラシック前哨戦と序列の見えたスプリント路線の振り返り(第61回弥生賞・第31回チューリップ賞・第19回オーシャンS回顧)
第61回弥生賞ディープインパクト記念蒼山サグ(以下、蒼):日曜中山第11Rの報知杯弥生賞ディープインパクト記念の回顧に移っていきたいと思います。
くらみゆた(以下、ゆ):シンエンペラーを物差しに、春のクラシックを占う一戦となったと思います。結果を見ると、シンエンペラーは能力通り走ったものの、個人的に期待していて、単勝勝負もしていたダノンエアズロックが沈むと、そしてミルコの奇襲のような捲りが決ま