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非主流血統のファーーーwwww産駒が制覇と3歳牝馬の逃げ切りと「らしい」夏のハンデ重賞を振り返る(第73回ラジオNIKKEI賞・第59回北九州記念回顧)
第73回ラジオNIKKEI賞蒼山サグ:
福島で行われましたラジオNIKKEI賞の回顧に移りましょう。ゆたさんの方からよろしくお願いいたします。
くらみゆた:
はい、お願いします。世代限定のハンデ戦というところと、福島1800mという特殊環境という舞台上に、主流血統から外れた血統が走りやすいレースなのですが、今は種牡馬戦国時代というところもありまして、今回は日本では見慣れないPivotal系、N
ロマンチックウォリアーの強さばかりが目立った勝利に少しの物足りなさと秋への展望を(第74回安田記念・第77回鳴尾記念・第138回目黒記念回顧)
第74回安田記念蒼山サグ(以下、蒼):安田記念の回顧。こちらはまずはゆたさんの方からよろしくお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):今回、香港の最強クラスロマンチックウォリアーが参戦というところになりましたので、これがどういうレースを見せるかというところが見どころだったと思います。結果を見ると、日本の今のマイル最上位クラスが能力通りに走ったけども、力の違いを見せつけられてしまったというレー
逃げ馬不在が生んだ1コーナーの攻防とペースメイクはベテランのパワー!に軍配。ポストディープ時代に求められる老獪さと勇気とは?(第91回日本ダービー・第7回葵S回顧)
第91回東京優駿蒼山サグ(以下、蒼):撮って出しの日本ダービーの回顧を早速やっていきたいと思います。昨日の展望からもいろいろ語れることがあるのではないかという結果になりました。まずは、ゆたさんからよろしくお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望、総論が当たってるものの各論で間違えましたという感じで、ちょっと悔しい感じですね。
蒼:重要な馬名は全部出ていた気がしますね(笑)。
ルメールは何故内を選んでしまったのか?川田の圧倒的オーラに想いを馳せる3歳マイル王決定戦(第29回NHKマイルカップ・第72回京都新聞杯・第46回新潟大賞典・かしわ記念回顧)
第29回NHKマイルカップ蒼山サグ(以下、蒼):東京で行われましたNHKマイルカップのレース回顧をゆたさんからお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望でも触れた通り、実力馬が揃った今年のNHKマイルカップ。終わってみれば2歳王者2頭の強さが目立ったレースとなりました。レーティングも結構つくんじゃないかなというレースだったと思います。
レースを振り返りますと、まずスタートですね。
リニューアル元年・3歳ダート路線の幕開けを振り返る(羽田盃、ユニコーンS、兵庫CS)
第69回 羽田盃(Jpn1)
ダート三冠路線の一冠目という立ち位置になった羽田盃ですが、地方のサントノーレを筆頭とする有力馬の故障が相次いだこともあり、JRA勢と地方勢それぞれ4頭の8頭立てというやや寂しいメンバーに。中央馬の枠が4枠、かつ京浜盃、雲取賞の上位2頭という制限されたステップと設定したこともあり、一定の地方馬の出走を見込んでいたでしょうが、こればっかりは馬は難しいところです。来年
スタミナと耐暑性能が問われた真夏日の過酷なステイヤー頂上決戦を振り返り(第169回天皇賞春・青葉賞・香港チャンピオンズデー)
第169回天皇賞春蒼山サグ(以下、蒼):京都11レース、天皇賞(春)の回顧をやっていきましょう。こちら、ゆたさんの方から、まずはよろしくお願いします。
くらみゆた(以下、ゆ):4歳世代のダービー馬が勝負、それからG1にここまで手の届かなかった古馬との一戦という形になりました。マテンロウレオ横山典弘騎手の刻んだラップがステイヤー戦らしい消耗戦を呼び込みました。そういう中でスタミナに秀でたテーオー
混戦から一強へ。ヴィンテージイヤーのキズナ産駒がその積み重ねと厩舎力で頂点に向かう(第84回皐月賞・第29回アンタレスS・第33回アーリントンカップ回顧)
第84回皐月賞蒼山サグ(以下、蒼):G1皐月賞の回顧に。こちらは、まずゆたさんからお願いいたします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日の展望で話した通り、牝馬のレガレイラを中心として、牡馬のクラシック路線が語られてきたわけですが、終わってみると3戦3勝で無敗の皐月賞馬が誕生するという形で、今年の3歳牡馬クラシックの軸が決まった一戦だったと思います。
まずレース前のゲートに入る前のところですが、ダ
混戦桜花賞で1,2着、3,4着の着順を決めた見応えのある騎手の攻防を振り返る(第84回桜花賞・第67回阪神牝馬S・第42回NZT回顧)
第84回桜花賞くらみゆた(以下、ゆ):久々の満開の桜の下で行われた、3歳牝馬クラシック第一弾の桜花賞。レース前はちょっと混戦ムードかなというところもありましたが、終わってみたら2歳女王路線の強さと、騎手の腕というのが際立ったレースだったのかなと思います。特に昨日話した、来年の短期免許をがかかっているモレイラ騎手の勝負強さというのが目立ったレースだったと思いました。
では、レースを振り返ります。
一貫して評価してきたベラジオオペラが勝利!その勝因と今後の期待を振り返り(第68回大阪杯・第56回ダービー卿CT回顧・2024ドバイ雑感)
第68回大阪杯蒼山サグ(以下、蒼):大阪杯の回顧をゆたさんからお願いします。
くらみゆた(以下、ゆ):昨日のこひさんの展望でもあった通り、ドバイで人馬が抜けている中で行われた大阪杯。4歳馬の世代レベルが疑われる中で、ダービー以降じっくり育てられたベラジオオペラが今回快勝するという結果になりました。
レースを振り返りますと、キラーアビリティのスタートがちょっと良くなくて外に寄れる形になってしま
電撃戦だからこそ残酷なまでに現れた騎手の差、騎乗技術の差が生んだアタマ差とは?(第54回高松宮記念・第31回マーチS・第72回日経賞・第71回毎日杯回顧)
第54回高松宮記念蒼山サグ(以下、蒼):本日中京11レースで行われました高松宮記念の回顧に移っていきましょう。こちらは、こひさんからもしっかり話を聞かなければいけないなと思うところが非常にあるんですが、まずはゆたさんから全体の感想をお願いできますでしょうか。
くらみゆた(以下、ゆ):今日の中京競馬場は、馬場状態にバイアスが結構あるなという状態で、内が使えるものの、一番良いのは内から5、6頭目あ