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秋競馬も谷間の4重賞、G1に届く馬がいるかをジャッジ!(第62回アルゼンチン共和国杯・第14回みやこS・第60回京王杯2歳S・第29回ファンタジーS回顧)
第62回アルゼンチン共和国杯くらみゆた:
日経賞〜目黒記念〜京都大賞典〜アルゼンチン共和国杯あたりの一流半のメンバーが重賞勝ちを目指すことの多いアルゼンチン共和国杯です。それでも毎年ここからG1を狙いにいきたい勢いがある馬が何頭かいるものですが、今年はスピードが一枚足りないベテランが集結。早め早めの意識が結果として、例年よりもスタミナを問われる前崩れの展開となりました。
レースはジャンカズマが
見てるかイクイノックス!去年がスポーツの最高峰なら今年はエンタメの極地!全てをドウデュースの末脚が破壊する。それは平成の再生。(第170回天皇賞秋・第13回アルテミスS・第67回スワンS回顧)
第170回天皇賞秋くらみゆた:
ドウデュースとリバティアイランドの牡馬牝馬の現役最強クラスを追い掛けるレーベンスティールという構図だった今年の天皇賞秋。ドウデュースが令和の時代にサンデー旋風を蘇らせる究極の追い込みを見せつけての快勝となりました。若い競馬ファンに武豊騎手とサンデーサイレンスを感じさせる歴史的なレースとなりました。
レースは古馬G1らしく全馬綺麗なスタートから、ベラジオオペラが良
残念な浜中の騎乗が生んだ出入りの多い展開もルメールの腕で能力発揮のアーバンシックが完勝(第85回菊花賞・第27回富士S・第72回府中牝馬S・南部杯回顧)
第85回菊花賞くらみゆた:
今日は何よりいつものことですが浜中騎手にガッカリし、そして競馬はルメール。とはいえ、そんな出入りの多い競馬だからこそ、しっかり基礎能力と騎手の腕が問われた、そんな菊花賞だったと思います。
まずはスタートから最初の3コーナーです。出足の速さでエコロヴァルツが前に行くところまでは想定通りでしたが、暴挙と言っていいでしょう。メイショウタバル、浜中騎手ががっつり押さえ込むと
各馬が能力を出し切る競馬でチェルヴィニアが3歳牝馬の頂点に!(第29回秋華賞回顧)
第29回秋華賞こひ:
昨日の展望では人気馬それぞれに不安要素がある話をしていましたが、終わってみれば春の実績馬できっちり決まった、荒れない秋華賞になりました。
レースはスタートからは大方の予想通りで、セキトバイーストが逃げ、その後ろにクリスマスパレードがつけていく展開。そんな中、この2頭の流れに乗じてインへうまく入れていったラヴァンダと岩田望来騎手は上手かったですね。人気勢では内枠のクイーンズ
盛り上がってきた秋競馬。中央のステップレースと3歳ダート頂上決戦に夢を見る(第75回毎日王冠・第59回京都大賞典・第10回サウジアラビアRC・ジャパンダートクラシック・レディスプレリュード回顧)
第75回毎日王冠くらみゆた:
年々マイルCSの前哨戦としての色合いが強くなってきている毎日王冠。すでに来年は1週前倒しになることが決まっているだけに、傾向がどうなるのか注目が集まります。今年はG1馬が不在で、2年連続で3歳馬の勝利という結果になりました。
レースは好スタートからホウオウビスケッツが逃げる形となりました。エルトンバローズが2番手、4番手にシックスペンス、ヨーホーレイクは先行勢の後
秋競馬の開幕を告げる中山中京1,2週目の重賞を一気に振り返り(第9回紫苑S・第69回京成杯AH・第38回セントウルS・第42回ローズS・第78回セントライト記念回顧)
第9回紫苑Sくらみゆた:
ローズSよりも1週早いということ、京都芝2000で求められる追走性能からの末脚が問われるからか、本番との繋がりが深まりG2となった紫苑S。絶好の馬場状態もあってレコード決着となりましたが、考え方はとしては春のクラシック路線のレベルを示した形におさまりました。
レースはサロコニスが後方から。イゾラフェリーチェが先手を取るとクリスマスパレードが2番手に収まると比較的早めに
夏の終わりを告げる新潟記念はシンリョクカの見事な復活。秋に繋がる2歳戦と共に振り返り(第59回札幌2歳S・第44回小倉2歳S・第60回新潟記念回顧・ブリーダーズGC)
第59回札幌2歳S蒼山サグ:
それでは本日も重賞回顧を行っていきましょう。まずは順番として、昨日の土曜日に行われました2歳重賞札幌2歳ステークスの回顧からしたいと思います。こちらですが、ゆたさんの方からよろしくお願いいたします。
くらみゆた:
承知いたしました。勝ち馬が、その後重賞やG1好走馬も多いというところで注目の札幌2歳ステークス。回避してしまったキングスコールを含めて上位人気のドゥラメ
適性の差が出た北の牝馬重賞と、経験の生きた真夏の電撃戦(第72回クイーンS・第24回アイビスSD回顧)
第72回クイーンS蒼山サグ:
それでは早速、本日の内容に入りましょう。時系列順に、まずは札幌で行われましたクイーンステークスの回顧からお願いします。
くらみゆた:
はい。クイーンステークスは、秋に着たいの3歳牝馬と、春は不完全燃焼に終わった古馬牝馬の対決となりました。結果は3歳牝馬の1、2着という形になりました。水はけが良いとは言え、やや重となった洋芝の札幌競馬場で、ゴールドシップ産駒の適性が
真夏の小倉でベテランの手綱が冴え渡り、強い5歳のアルナシームが重賞勝利(第72回中京記念)
第72回中京記念こひ:
中京記念の回顧に入らせていただきます。サマーマイルシリーズのはずですが、今年は小倉と中京の開催順が変わったところの影響がありまして、小倉開催の最終週の1800mのハンデ戦という形。かなり趣が変わったレースになったかと思います。メンバー的にも小倉巧者というカテゴリーのニホンピロキーフやエピファニーといったところに、マイラーとしての実績がある組のエルトンバローズやセオというよ
例年以上の馬場状態が結果を左右した函館オーラスの2重賞を振り返る(第56回函館2歳S・第60回函館記念回顧)
第56回函館2歳Sくらみゆた:
例年は函館開催組、同距離の1200から、もしくは1000mからの延長でないと通用しない函館2歳S。勝ち馬の血統をみても主流血脈から外れた短距離志向、ダート志向が強い馬が並んでいる。ところが今年は東京芝1400から短縮、キタサンブラック産駒のサトノカルバナルが勝利。今後が非常に楽しみな結果となりました。
スタートはニシノラヴァンダが二の脚で先頭に。続いてスタートは