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苦手だからという理由で問題を放置した隣の課長に伝えたい事

会社活動は競合他社とのチーム戦です。

だから自分ができない問題がある場合は助けを求めればいいわけです。

一番まずいのは問題を放置してしまうことです。

助けを求めることも大事ですが、それ以上に助けを求められる側になれるように日々成長することも大事です。

今日の記事では一番まずい例として隣の課のK課長の例を紹介します。

がっかりした社員を見つけた時にたまに記事にする『大企業の闇シリーズ』です。

隣の課でテレワークが行われない理由

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普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。

先日隣の課のAさんから急遽呼び出されてこんなお願いをされました。

『テレワークに関するPCの初期設定で分からない部分を教えてほしいんですけど・・』

他の課ではとっくに終わっているテレワーク関連の設定のヘルプでした。

約1年前にわが社がテレワークなるものを導入した際に、いち早く実践して経験し、ポイントをまとめた導入資料など自主的に作っていたのでこの手ヘルプが待ってくることはある意味当然だったので快諾。

この件、ちょっと特殊なのは、AさんだけではなくAさんの課員全員分の設定を頼まれたことでした。

Aさんの課はテレワークに着手すらしていませんでした。

これは以前の記事にも書いたのですが、Aさんの上司であるK課長が大きく関わっています。

簡潔に言ってしまえば、K課長のこんな不可解な主張による実行拒否でした。

テレワークの実行(=課員の出勤による通勤中や勤務中のコロナ感染リスクの低減)をするために課員の仕事分析を1年間やっている。
テレワークはできていないけど、自分が残業して苦労しているんだから、それで十分。

要は『頑張ってるんだからそれでいいだろ。黙っててくれ。』ということですね。

この背景を知っていたのであまり驚きはしませんでした。

以前作ったマニュアルをヘルプを求めてきたAさんに渡しつつ、Aさんの課員全員の設定に立ち会い、作業は30分ほどで問題なく全員分が終了。

Aさんからは『貴重なお時間をありがとうございました!』と言っていただき、席に戻ろうとしました。

そこでAさんが続けて『K課長!K課長もお礼を言ってくださいよ!』と促しました。

するとK課長から衝撃的な返答。

『僕はPCが苦手だからこうなるのが嫌だった!だからテレワークも進めてないんだ!』
『ケツアゴさん(僕)はPCが好きなんだからやらせておけばいいだろう!!』

相手は15歳も年上のK課長ですが『いやいや!好きでやってんじぇねーし!!!50年以上生きてきてお礼の一つも言えねーのか!!!』と叫び・・・・・たい気持ちをグッといったん抑えてスルーしました。

ここで分かったのは、(半分わかっていたけど)K課長がテレワーク取得に消極的だったのは

PC関連の弱点を露呈させたくないから

という自己都合でした。

そりゃ逃げ回ってたら成長しないですよ。。。

チーム戦なんだから頼ればいい

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たまにパーフェクトヒューマン的に何でもできてしまう社会人もいますが、多くの人には得意・不得意があります。

なのでK課長が極端にPCが苦手でも、メールやエクセルが最低限使えるのであれば仕方ありません。

不得意分野があって当然なのですが、それでもK課長には決定的に欠けているものがあると言えます。

課長というか、すべての社会人には

業務の状況に応じて必要なものを正しく探す能力

が求められます。

そして、その必要なものを自分が提供できるのであれば実行・指導すればいい。

もし必要なことを自分が提供できなければそれを実行してくれる人を探してお願いすればいい。

サラリーマンの仕事は、会社という組織で行うチーム戦です。

困ったら他のチームメイトに頼ればいいいし、逆に頼られたら助ければいいのです。

問題は必要なものがわかっていても放置する行動、もしくは必要なものが見抜けないほど鈍いセンサーです。

今回の件では、おそらくK課長は自分のプライドを保つために放置を選択してしまった前者型でしょう。

K課長はゴチャゴチャと言い訳をせずに、自身の至らない点を認め、誰かに助けを求めるべきでした。

(そして助けてもらったらお礼を言うべきでした)

助ける>助けられる になれるような努力を

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『できなければ助けてもらえばいい』は当然なのですが、それでもあるべき姿はイメージしなければいけません。

『苦手・できない仕事』は減らして『得意・助けてあげられる仕事』を増やすためにレベルアップをしなければいけません。

人に助けてもらう場合も、初回は助けてもらったとしても2回目からは自分でできるように弱点を補うよう努力をしなければいけません。

K課長が『ケツアゴさんは得意だからやらせておけばいい』と言っていたPCのスキルだって、僕は生まれた時から得意なわけではありません。

泣きながら勉強し、困ってヘルプを求めてくる方のトラブルを解決しようといて勉強を続けたからです。

努力して得意なことを磨かないと、助ける機会は減って助けられるばかりの社会人になってしまいます。

まとめ

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今日はちょっと問題のあるK課長の言動から、社会人としてあるべき姿について考えた記事を書きました。

ざっくりまとめるとこんな感じです。

・会社活動は競合他社とのチーム戦
・できないことがあってもチームメイトに頼ればいい
・それでも頼るばかりでは存在価値がなくなってしまう
・チームメイトに頼られる強みを身に着ける努力をしよう
・頼ったときは早く自立できるように努力をしよう

こちらの記事は似たテーマの記事を集めた『大企業のリアル』というマガジンにも登録されています。

大企業イメージと実情のギャップに悩みながら奮闘して改善を目指す姿を投稿していますので、もしよろしければこちらもご覧ください。

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