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島原慶将、動きます。日本政策金融公庫より1,000万円借入れました。


  新型コロナウイルスの影響を受けて、飲食業界は厳しい日々が続いています。「鮪のシマハラ」も2月後半から予約キャンセルが多くなり、売上に影響がでています。

 現在の欧米の感染状況から鑑みても、ウィルスとの戦いは長期戦を覚悟しなければなりません。半年、いや場合によっては年単位での対策が必要かもしれません。

 先の見えない状況の中で、社長である私がやるべきことは、余りにも明確です。それは現金の確保に努めることです。仲間と私の生活を支えながら、1円でも多くの現金を確保する。これしかありません。

 どんな手を使っても、どんな惨めな思いをしても、生き残らなければなりません。そのためには現金です。現金の確保は社長にしかできません。生き残る覚悟を内外に示す必要があるのです。

 事態は急を要しています。影響が出始めた2月後半からすぐに動きました。日本政策金融公庫「衛生環境激変対策特別貸付」に融資限度額の1,000万円で申請しました。審査は書類と面談です。書類に関しては、毎月しっかりした月次処理を行っています。大した苦労はありませんでした。面談では下記の事柄を数字を交えて正直にお話しました。

創業以来、売上は順調に伸びていること。コロナの影響を受ける前の1月月次で、単月黒字化に成功していること。

収益性を高めるために何をすべきかは、十分理解できていること。

 コロナ影響下であるとはいえ、金融機関に弊社の財務状況を客観的に判断して頂く機会を得ました。そして融資を判断してくださったことは、弊社にとって大きな一歩となりました。会社として金融機関からの初借入なのです。

 「鮪のシマハラ」はこれから必ず大きく成長します。無借金経営を続けるつもりはありません。規模に応じて最大限の借入を目指していきます。無借金であるということは、金融機関における弊社のスコアリングは0であると理解しています。今後も必要に応じて、金融機関の審査を仰ぎ借入を増やしていきます。しかるべき審査を受け、借入たお金を約束通り返済していく。このことで金融機関に対するスコアリングを高めていきます。

 そのためには嘘のない財務表、つまり健全な経営が絶対必要です。社長の私も、誠実であり続けなければなりません。今後も数字を含めてすべてをオープンにしていきます。

 現金の確保に努めながらも「鮪のシマハラ」がやるべきことに変わりはありません。常に目の前のお客様と真剣勝負です。この状況の中、お店に足を運んでくださるお客様がいること。本当に感謝しかありません。それだけが支えであり励みです。

 「鮪のシマハラ」はコロナには負けません。根拠なんてないんです。ただ負ける気がしないだけです。やるべきことをやって、大きくかまえる。どんな状況からでもリターンマッチのゴングを鳴らせる。そういうものに私も仲間も「鮪のシマハラ」も生まれついています。

みんなへ。絶対、生き残るぞ。

追伸 申請にあたって、多くの方からお力を頂きました。結果で返していきます。有難うございました。



 





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