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私という私の”作品”

Noteを始めてよかったなぁと思うことは多いのですが、その中でも自分にとってギリギリセーフで間に合って良かったな、と感じるのはこれまでの人生を振り返って思い出や生活の断片をなるべく本当のバージョンに近い形で文字に残せることです。

ギリギリセーフというのはこの歳になると忘れてしまうような小さな出来事、何度かしか会えなかった人々、忘れるためにわざと思い出さなかったあれこれが、まだ割ときちんとした形として記憶に残っているからです。

自分の人生のイベント(になったもの)を時系列にしたり、国別の記憶や、かかわった人物や仕事場などでの思い出、読んだ本や聴いた音楽や感銘を受けた言葉などをリストアップすると、自分では毎日つまらない・普通・平凡と思って生きている人生もちょっとカラフルに見えてきます。

リストにしたり改めて数えてみたりするとこんな機会がないと思い出しもしなかったであろうことまで思い出されますし、新たな発見もあります。

人前で歌ったこと:5回
自分が作ったものがお金になったこと:2回
知らない街で道に迷ったこと:5回
お金を騙し取られたこと:2回
盗難にあったこと:4回
自分がモデルの絵や彫刻が売れたこと:3回
知らない人に助けられたこと:2回
入院したこと:3回
旅先で知らない人についていったこと:4回
旅先で恋人と別れたこと:2回
死ぬかな、と思ったこと:3回
生徒にラブレターを貰ったこと:多分7、8回
ストーカーにあったこと:3回
車が盗まれたこと:1回
大学でFを取ったこと:1回
家を覗かれたこと:2回
クラゲに刺されて無残な姿になったこと:2回
ダイビング中マスクが壊れたこと:1回
救急車に乗ったこと:1回
救急車を追いかけたこと:1回


人生いろいろですね。みなさんにも似たようなリストがあると思います。

以前にも書きましたがnoteは自分にとっては過去と現在を記録する自分が生きている証明であり、こんなシマリスでしたよ、といつかいなくなる時に誰かに読んでもらうための遺書です。

そんな記憶のリスト、AKA生きてる証明である文章、を自分の”作品”と呼ぶにはおこがましいのですが、こんな人生自体が自分で作り上げた・誰かと協力して作り上げた ”作品” なら、書いてきたもの全てが間違いなく自分にとっては大切な作品です。

読んでくれたりコメントをしてくれるみなさま、私という私の作品を一緒に作ってくれてありがとう!あなたも私の人生を日々作ってくれています。

シマフィー

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