他人を自分よりも有能だと想定しすぎることによる意外な不都合…(日記 2024/9/27 金)
週末。今週は3.5日しか働いていないのにやけに長く感じた。仕事をつまらなく感じ出したからだろうか。お疲れ様でした。
今日はリモート。わりと焦っていたが、1日巻いた状態でタスクを終えることができた。具体的にはテスト計画書の作成で、同じ会社の先輩から引き継いだものを昨日今日と手直ししていた。いまはそのレビューを先輩のさらに先輩にお願いしてその待機中。業務時間最後の2時間ほどはやることもなく本を読んでいた。
先輩が昨日「大体できたから」といって送ってくれたものを手直ししたのだが、ほとんど全体を作り直した。仕様に関してそもそも誤った認識で作られており、かつテストケースは分岐を網羅していなかった。私はこの業界の初の現場配属から2ヶ月も経っていないのに対して先輩は6年目なので、何回か俺が間違っているのか? と自分を疑ったが、ソースコードを見るとやはり私の方が正しいようにしか思えず、それで作り直した。
むろん途中からは引き継ぐことを念頭においてその先輩も作っていただろうから、ある程度テキトーになったのやもしれず、それにほかの業務で手一杯だった可能性もあるが、新人に引き継ぐにしては誤りが多いような気がする。私が先輩の立場なら「正しく直してくれるでしょ」と信じて気楽に新人に投げられるレベルのものではなかった。
そのことに怒りは全然抱いていない。ただ、案外、超新人のこの段階でも、先輩たちと比較して能力的に私の方が優れている点というものが存在するのかもしれないと思った。まったくの業界素人ということもあり、技術的にも業務的にも圧倒的に無知のため、業界の先輩たちにあらゆる面で劣っておりそれに追いつかねばならないと感じているが、それにしても素の理解力だったり応用力だったりは業界歴を抜きにした個人の力量が現れる部分もあるにはあるよな、と思う。
関連して少し下劣な話をする。前職はまあ言ってしまえば世間で高学歴と呼ばれる大学出身の同僚も多く、日本のトップ層(と言われている)の私立大学出身の私はその中でちょい上の方、かつその中でも「君は頭がいいね」と言われるような感じだった。
それが現職ではそもそも大学の選択肢があまりない東海地方ということもあり、また業界の特色もあり、同僚には専門学校卒なんかも結構いる。
人を学歴で云々することは絶対にしないと心に決めているが、しかし大学時代や前職のときとは周りにいる人たちがまた少し違うことは念頭においておく必要もあるだろうとも思う。そしてその人たち主導で仕事が回っていることも。
他人を自分よりも有能だと想定しすぎることによる意外な不都合も起こりうるだろう。謙虚さとともにその可能性を認識すること。
自民党総裁選開票。最初に過半数を獲得する候補者がいなかったため、得票数トップ2の高市早苗と石破茂で決選投票。石破茂が勝利し総裁へ。石破総理大臣。Twitterでも似たような感想が多かったが、石破だから嬉しいということはまったくないものの、裏金統一教会レイシストの高市がぎりぎり当選しなくてまずはホッとしたという感想。ただこれで内閣支持率がまた少し戻り、しばらく様子見したのち、次の選挙でまた自公が与党となり、その後に大規模な増税等はありうるシナリオだろうと思った。河野太郎が30票しか得票できておらず笑った。また麻生と菅が応援した候補者が落ちた。
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