千躯子育地蔵菩薩(せんたいこそだてじぞうぼさつ)

画像1 駅と東京タワーを往復するとき、必ず通るようにしている場所があります。それが、増上寺(ぞうじょうじ)の境内です。
画像2 だから、この子どものお地蔵の存在ももちろん知っていましたが、なんだか怖くて、いつも垣根をはさんで歩道や通行止めされた車道を歩いていました。
画像3 夜道ならなおさら怖くて、お地蔵さんの背中側を足早に通りすぎていたのです。左上に見えるのが東京タワーです。夜、とっても綺麗に観えます。
画像4 ふいに風が吹くと、風車が一斉にカタカタと回るのも怖かったのです。
画像5 この日はなぜだか勇気を出して足を踏み入れてみました。
画像6 『千躯子育地蔵菩薩(せんたいこそだてじぞうぼさつ)』子や孫の無事を祈って当寺ひまわり講の方々が中心となって、それぞれのお施主様をお建てになりました。幼い子や孫への愛情の表れとして、頭を守り、寒さをしのぐ為の「赤い帽子」「赤い前掛け」「風車」を地蔵様に奉納しています。なんと怖い意味はありませんでした。思い込みっていけませんね。
画像7 赤い帽子、赤いマント、風車、花
画像8 この日の気温は35℃ 夏だと暑そうに見えてしまいます。ちょっとずつ表情が違います。
画像9 白地に赤のドット柄の帽子
画像10 かばん柄の前掛け。家がバッグ屋さん?
画像11 招き猫柄の前掛けは、隣のお寺で購入できます。
画像12 こちらの布も隣のお寺で購入できます。なんだか、修行僧のような佇まいに見えます。
画像13 花笠
画像14 サンリオのポムポムプリン柄の帽子
画像15 静かな佇まいを感じるブラウンの帽子には、耳がついていて可愛い。
画像16 淡いブルーとピンクの帽子と前掛け
画像17 淡いグリーンの帽子と前掛け
画像18 ラッパー(?)のようなファッション
画像19 最近、着せてもらえたのでしょうか? 新緑に赤が映えています。
画像20 鯉のぼり。この日は6月でしたが、季節にあわせて奉納品も変えている家があるようです。
画像21 新入りのお地蔵さん? 状態が良いです。でも、貫禄充分。
画像22 こちらは、長年かぶっていた帽子が脱げて(?)、頭が帽子の日焼けのあとが残っています。
画像23 帽子から草や苔が生えています。
画像24 体から草や木が生えています。お腹に虫がいたんですね。後で気づきました。
画像25 こちらは、体だけでなく、頭からも草木が生えています。
画像26 頭にヒビが入っています。
画像27 こちらは、頭の一部が正方形に切り取られたのか? なにか、それには深い意味があるのか? 偶然開いてしまったのか?
画像28 目から頭にかけてヒビが入っています。これも、偶然?
画像29 お地蔵さまがどこかに行ってしまいました。後ろに落ちているわけではありません。
画像30 画像を見てなにかお気づきなりましたか? 実は、足元が不自然にカットされている写真が多いんです。花や風車を入れる容器、この画像でいえば「め組」の部分に、フルネームが入っていることもあるので、画像の一部を泣く泣くカットしました。また、歩いているとき、ふと不安に襲われました。「この地蔵様の中に自分と同じ名前があるんじゃないのか」って、少し珍しい名前だからそんなはずはないのに。不思議な感覚に陥りました。

たくさんの記事の中からわたしの記事にご興味をもち、最後までお読みくださって、ありがとうございます。 いただいたサポートは、私が面白いと思ったことに使い、それを記事にしたいと思います。