犬の夢 妹と和室にいたと思う。当時あったタンス、昔持っていた、おそらく高校の修学旅行で買った黒のスーツケースがあった。 和室の横にリビングがあり、リビングにいる…
実家の飼い犬が死んだ。シーズー、15歳8か月。 僕は現在、31歳。人生の半分を共にしたと言っても差し支えない。 そして、僕の人生の16歳以降は周囲と嚙み合わない…
一回も歌ったことがない。 周囲で歌っていた、校歌、応援歌。 俺が歌って、覚えて、馴染んだのは小学校の校歌。好きだった。 喜んで歌っていた。 どこでこじれたのか。 …
とても大切な人の命日だった。 ただの職場の先輩、ただの普通の人。 なんなら、モテない、見た目は冴えない31の男だった。 大きい人だった。 真面目だった。愚直すぎる…
30歳をとうに超えた。未だに呪い続けている。 特定の個人を呪ったりはしていない。全然、誰かを恨んでとかはない。 自分自身は嫌だ。呪いきっている。鏡の中に写る自分…
田嶋
2024年5月16日 19:29
犬の夢妹と和室にいたと思う。当時あったタンス、昔持っていた、おそらく高校の修学旅行で買った黒のスーツケースがあった。和室の横にリビングがあり、リビングにいる犬と目があった。犬は飛び起き、ダッシュをし、黒のスーツケースに飛び込む。タンスの隣にあったので、頭をタンスにぶつけ「ゴンっ!!」という音が響く。それだけ元気なのだろう。そして、その後、あぐらをかく俺の懐に飛び込んできた。しっぽは
2024年3月5日 01:54
実家の飼い犬が死んだ。シーズー、15歳8か月。僕は現在、31歳。人生の半分を共にしたと言っても差し支えない。そして、僕の人生の16歳以降は周囲と嚙み合わないものだった。以前にも述べたかもしれないが、高校は進級に必要な日数をギリギリでパスしている。その時、そばに寄り添っていてくれたのが犬だ。ただ、ずっと一緒にいた。横に犬がいて、よく吠えて。部屋の片隅で寝転ぶか、僕の横にひたとくっ付き
2023年11月11日 22:09
一回も歌ったことがない。周囲で歌っていた、校歌、応援歌。俺が歌って、覚えて、馴染んだのは小学校の校歌。好きだった。喜んで歌っていた。どこでこじれたのか。なんて言う気はない。こじれていない。全然ね。俺は早稲田でよかった。楽しい大学生活ではなかった。しかし、早稲田以外に俺の大学生活、人生はなかったと言える。それだけ、早稲田の日々は俺に、俺の望むものをくれたと言える。サー
2023年11月3日 09:37
とても大切な人の命日だった。ただの職場の先輩、ただの普通の人。なんなら、モテない、見た目は冴えない31の男だった。大きい人だった。真面目だった。愚直すぎるほどに。朝早く職場に来て、遅くまで自分なりに納得いくまで仕事をしている人だった。何度も飲みに行った。職場の愚痴や誰かの悪口なんぞ、彼の口から聞いたこともない。下ネタと最近あった良いことと、趣味の話と。僕は当時、ODから逃れ
2023年10月31日 17:53
30歳をとうに超えた。未だに呪い続けている。特定の個人を呪ったりはしていない。全然、誰かを恨んでとかはない。自分自身は嫌だ。呪いきっている。鏡の中に写る自分に何の励ましの言葉もかけてやれない。 もうかれこれ、自分自身に「死ね」と言い続けて6年は経過している。 何があったか分からないが、保育園児の頃には自分は小学生になれば死ぬものだというイメージがあった。それが、リアルに脳内に残り続け