兵庫県知事選挙でニセ情報が流布された理由を考える
斎藤元彦が再選されてしまったんですが、
その原動力となったのが
ネット上の情報工作だったそうなんですね。↓
もっとハッキリいうと、
稲村和美候補を落選させるために、
ニセ情報が拡散されていたみたいなんですね。↓
で、出口調査の結果を見ると、
どうも若い人たちほど、だまされていた
という傾向があったみたいなんですね。↓
まあこれは、
こないだの都知事選挙の時にも
散々言われていたことですから、
その問題点に関しては、
すでに書いたとおりなんですが、↓
今回の選挙について
少し書いておきたいのは、
どうして虚偽情報を流す必要があったのか、
ということなんですね。
そもそも今回の騒ぎというのは
県民局長の告発文が発端になっているんですね。
ただその中には、
ウワサ話なんかも含まれていて、
事実関係が怪しい点があったということで、
斎藤知事の指示で、ガサ入れを行って
調査が行われていたらしいんですね。
まあ、よほどに都合が悪かったのかして、
今に至るも結果が出て来ずなんですが、
斎藤知事が「嘘八百!」と断じたことで、
局長は即座に処分されてしまいました。
そして、百条委員会では
職員らからのアンケートも取られて、
かなりの職員がパワハラを見聞きした
と回答するという結果が出ていたり、↓
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011.pdf
また、斎藤知事本人も
一部事実を認めたりはしていたんですね。↓
ところが、地方行政というのは
皆さんも御存知のように、
有権者の関心が低くてですね、
そのあたりのことをわからないまま
誤った情報を拡散させていた人たちが多かった
ということみたいなんですね。↓
SNSというのは、ブロック機能がありますから、
見た目に反して、非常に風通しが良くないというか、
同じような意見の人しか入って来れないですから、
反ワクチンだとか、カルト宗教だとかの
誤った情報が拡散されやすいんですね。
ですから、そのあたりの事情を
今回もまた悪用されてしまったというか、
東京都民がだまされてから
まだ日も浅いうちに、
そのニュースすら見ていないのかと、
田舎者がまた笑われるという事態に
直面している、ということなんですね。
出口調査によると、
斎藤県政を「評価する」という人が
多かったみたいなんですが、↓
兵庫県のwebサイトをみるとわかるんですが、
大したことはやってないんですよ。↓
その他はこちら。↓
「組織票が付いてないのに勝てた!」
という声も聞かれたんですが、
普通の人が斎藤元彦を再選させる動機というのは
まずないということを考えると、
背後関係がないというのは有り得ないと思うんですね。
自民党、公明党は、今回、候補を立てなかったんですが、
パソナの顧問をしていた官僚を出馬させようとしたり、
かなり遠慮をしていたんですね。
菅義偉総裁の時に担ぎ上げた人だし、
創価と昵懇のアシックスの会長が後援会長でしたから、
内心は、勝ってもらいたかったと思うんですけどね。
『出口調査の結果と辻褄が合わないじゃないか!』
とお考えの方は、これを見ましょう。↓
真実ではなく利益を重んじるというのが
彼らの基本的な考え方なんです。
出口調査の結果は公表されるんですから、
都合の悪いことは書かないでしょうね。
今回の騒ぎでは、公益通報だとか、パワハラ、
要は職場のイジメ問題が取り沙汰されていたんですが、
これと、ファクトチェック、フェイクニュースというのは
切っても切れないというか、不可分な問題なんですね。
まあ、世の中にいろんな問題がある中で、
これがやはり争点なのかなという風に思うんですね。
イジメというのは、証拠が残りづらいんですよ。
そして、やはり学校とか職場の中では、
必然的に起きてくる問題なんですね。
ですから、世界を見渡しても、
トランプさんの当選だとか、AIのフェイクの問題だとか、
いろんな重大問題に関係していて、
そのぐらい重大な問題だということなんですね。
世界的に有名な「陰謀論」というのも、
証拠の残らないイジメの告発なんですね。↓
ガスライティングというんですが、
そういえば、高須さんが応援してましたね。↓
あらぬ誤解を生むようなことだと思うんですが、
どういうご判断だったのか判かりかねますね。
普通の人から見ても、ファクトチェックは大事なんですが、
組織の偉い人たちから見ても、彼らは批判される側ですから、
その対策というのは死活問題だということなんですね。
ですから、自民党、公明党の本音は、
斎藤元彦が再選されることによって、
イジメが許容される社会になるといいな
ということだと思うんですね。
今回、斎藤に配慮をしたということは
そういうことになってくるんですよ。
裏金問題にしてもそうで、
衆院選で勝ってしまえばどうとでもなると考えていたから、
約束を破って、早期解散に踏み切ったんです。
まあ、石破内閣になって、菅義偉が復権したことで、
官房機密費で業者を雇ったのか、はたまた
関係の深い創価学会だとかに支援を依頼して
組織動員をかけたのかは不明ですが、
そういう国政の変化も関係していそうですね。
そういうことですから、こういったことを契機として
公益通報者保護法の改悪だとか、
個人の自由、言論の自由が抑圧されるような危険な法律が
どんどん議論されていくようになると思うんですね。
さいきん、身近な話題として、よく聞かれるのが
物価が高騰しているとか、給料が上がらないとか、
手取りを上げるとか、そういうことなんですが、
イジメがしにくくなるような社会に変えていかないと、
こういうのも根本的には解決していかないと思うんですね。
安倍内閣では、公益通報者保護法を改正し、
岸田政権では、下請けイジメにメスを入れたんですが、
そういう流れが逆行しかねないんですね。
この手取りに関しては、
「財務省の官僚が、税金を上げるからだ!」
という批判をしている人たちが多いそうなんですが、
国が財政出動すると、その分だけ税金は上がるんですよ。
予算も、増税も、
決めているのは、官僚ではなくて、
国民が選んだ国会議員なんですね。
為替介入も限界がありますから、
円安を阻止するためには利上げすることになって、
どの道、庶民にしわ寄せが来るんですよ。
ではこの人たちはアホなのかというとそうではなくて、
おそらく、国の事業に関わって利得を得ている人たちです。↓
お金をもらっていないのに書いてる人たちもいると思うんですが、
その人たちは、本当にアホなんでしょうね。
労使の対立で見ると、労働者のほうが圧倒的に多いんです。
それなのに労働者側が勝てないのは、
経営側がお金を持っているからで、
何に使っているのかというと
広告宣伝と買収、要はやらせ、なんですね。
その結果、
『豚が肉屋を応援している』
ということになってるんですね。
そういう危機意識がないと、
絶対にいい方向には行かないですね。
泉さんの政策だとか実績は素晴らしいと思うんですが、
田原総一朗の番組に関わっていたという経歴が
ちょっと引っかかるんですね。
田原さんについてはこちら。↓
市立図書館の問題も宙に浮いたままみたいですし、
パワハラの問題もありましたし、
似たような状況なのかも知れないですね。
「倫理法人会」に関しては、他の団体と同様、
表立っては応援できなかったと思うんですが、
名前に「倫理」という言葉を掲げていることや、
創設者が不敬罪で逮捕されて、拷問を受けたことがある
ということを考えると、普通には説明がつかない感じですね。
創価学会の牧口さんなんて、獄死してるんですけどねぇ。
あと、ファクトチェックについてなんですが、↓
必ずしも証拠になる記事があるとは限りませんから、
最後は自分の勘みたいになるとは思うんですが、
一応調べてみるということは大事だと思っていて、
法的には、そこそこのメディアの記事であれば、
間違っていたとしても免責されたりするんですね。
ですから、少なくとも、他人に対して発信する時は、
何らかの根拠がないと、危ないというか、
皆さんが犯罪者になってしまうんですね。
根拠がないのに強く主張しているということは、
「虚偽情報で相手を陥れてやろう」
という意思があるということなんです。
そういうことから、うちでは、
必ず情報源を明記するように心がけています。
質問に対しても答えていますし、
ブロックも一度もしていません。
ですから、皆さん自身が
公文書や記事を目で見て確認ができるんです。
たったこれだけのことでも、
これまでのまずい選挙結果というのは
十分防げたと思うんですね。
そして自分で危険であるかを判断する時は、
これはまあ、勘で判断してもいいとは思うんですが、
玄関先に、凶器を持って立ってる人を
家に入れていいのかの判断と同じで、
その人がまだ何もしていなくても、
家には入れない方がいいですね。
『まだ何も悪いことをしていないから安全』
という考え方で、世の中を見ていると、
あらゆる詐欺に引っかかることになるんです。
政治家が逮捕されるのを待っていても
間に合わないんですよ。
オリンピックも万博もそうですが、
騒ぎ始めた頃には手遅れなんですよ。
あの万博をやってる政党が
まともな行革なんてするはずがないんです。
これまで創価学会が持ち上げていた人たち。↓
2024年11月19日追記
ちなみにこの取材に応じている男性は、
全く別の場所で、別の局の取材に応じてるんですね。
斎藤知事の応援団が
百条委員会や テレビに対する批判を書いていますが、
彼らは元々は、前回の知事選挙では
斎藤知事を応援していた人たちなんですね。
その後も、斎藤県政を支えていた人たちなんです。
ですから、大げさに騒いだりだとか、
横柄な態度を取ったりしているのは
当然と言えば当然のことだと思うんですね。
そして、
『斎藤が勝ったのはSNSのデマのせいなんだ!』
と主張しているんですね。
実働部隊として動いているのは、
立花さんだとか、SNSでデマを書いてる人たちですが、
それをテレビで度々取り上げて 知名度を上げたのは、
他ならぬテレビだとか、この人たちなんですよ。
そして、ネットだとかSNSへの批判に関しても、
これまでテレビがしてきたことの模倣だという批判が
できていないんですよね。
テレビが大々的に報道するのは、
政治家やテレビにとって、都合のいいヤラレ役だけです。
野党にしても、NHK党だとかのやり方を
批判はできないんです。
『テレビがそんな事するはずがない!』という人はこちら。↓
2024年11月20日追記
統一教会が斎藤知事を応援していた
というのは、そんなに不自然でもないんですね。
反共の人たちというのは、
レッドパージが好きですから、
このぐらいで騒ぐようなことだと
共産党系の職員のクビ切りが進まなくなる
というのはあったと思うんですね。
でもこの告発文を書いた局長というのは
野党系の人ではなくて、
知事の取り巻き連中とも親しくて
旧知の間柄だったんですね。
京都大学法学部を卒業された方が
よほどのことがないと
こんなことはしないはずなんですが、
それがちょっと不思議なんですよね。
なにかシナリオがあるように
思えてくるわけなんですね。
SNSでデマを書いて
斎藤知事を応援していた人たちは、
お金をもらうどころか
斎藤知事からSNS規制、誹謗中傷撲滅という
罰ゲームを食らってしまうんですね。
可愛そうだという以外に言いようがないですね。
結局、誰が得をしたのかというと、
それは前からこういう「誹謗中傷」、
「ネットいじめ」の対策に躍起になっていた
創価学会なんですね。
不倫についての話は、コメント欄に書いたとおりで、
片山副知事の非公式な証言の音声データが流出したというのは
県側は、本物であるかの確認ができていないとのことでした。
ファイルが公開されていないので、わからないわけなんですね。