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激重PMDDについて語りたい

わたしは、重度のPMDDを抱えている。
(同じように女性特有の悩みを抱えた方と共有できたら嬉しいです。)

生理が始まった中学生の頃からずっと、生理前になると吐き気や目眩、頭痛、異常な眠気、倦怠感、やる気が出ない、突然涙が止まらなくなる、とにかくイライラする、動けない、暴飲暴食などの症状が出ては、自己肯定感が下がるというのが毎月恒例なのである。

PMDDとは、PMSの中でも、特に心の不調が著しく、日常生活や社会生活に支障を来たしているような状態のこと。

まさに、日常生活や社会生活に大きな支障を来たしている。


学生だった頃は、とにかく朝起きられない。学校に行くだけで、涙が止まらなくなる。泣きながら通学し、保健室へ行き寝たきり。頑張って授業に出てもずっと泣いている。帰宅したら秒速で寝て、起きたらまた学校。そんな生活を繰り返していた時は、自分がPMDDだと知らなかったので、対処法についても知らずに生きていた。


大学生になり、わたしのこの症状はどうやらおかしいらしいと、気づくことがあった。この症状がPMDD・PMSというもので、低用量ピルを飲めばましになるという情報を得た。

そこで、ピルを飲み始め、毎月のホルモンバランスを整えることを覚えた。これにより、生理不順はなくなり、決まった日に生理がくるようになり、次第に生理はほとんどこなくなった。


しかし、PMDDは解決できなかった。


激しい鬱によって、深夜になるとODして、酒を飲みながら飛び降りたくなったり、ベッドに紐をかけて首を絞めたら死ねるかなと思ってやってみたり、とにかく死にたくて死にたくて、仕方ないのは変わらなかった。


そして、ピルが残り10錠になると決まって、いつも以上に食欲が湧いてくるのだ。コンビニで3000円分くらいのお菓子を買い込み1日で食べ切るなんて、余裕だった。むしろ、お菓子しか食べたくなくて、荒れた食生活を続けた結果、酒とお菓子生活が約12日続くのが当たり前。

暴飲暴食の結果、肌は荒れ、より太り、ストレス発散にもならないのにお金を使いまくり、また病むというこのループ。


地獄



ピル残り10錠から休薬期間2日までの計12日。

わたしはもはや人間ではなく、人間の形をした妖怪のようなもので、何故か泣きながら大きいポテチの袋を抱えながら酒を流し込み苦しみながら必死に悶えて生きている。生きている意味が本気で分からなくて、Twitterに泣きながら死にたいと呟く。

そんな月の半分を過ごしていたのだが、ある日PMSレス注射というものに出会う。

これがわたしには効いて、点滴後15分程すると明らかに元気になるのだ。注射には、ビタミンや栄養剤のようなものが入っていて、言わば高濃度サプリメントに近い。効果は3日~5日程で、生理前に注射をすれば一定期間は回復する。


この注射のおかげで、少し楽になれたのだが、この注射はとにかく取り扱いが少ない。わたしが通っていたレディースクリニックでも、途中から取り扱いがなくなってしまい、結局また元の症状に向き合うしかなくなった。


この生理前症候群に良くないとされるのが、

・酒(ないと無理)
・辛いものなどの刺激物(大好物)
・砂糖などのお菓子(大好物)
・カフェイン(毎日摂取)

これらで、わたしにとって全て必需品。
しかし、少しでもPMDDを軽くしたいと切に願うわたしは、禁酒、小麦・砂糖断ち、お菓子断ち、コーヒーは減らしてエナジードリンクを辞めた。

これで少しはましになるだろう!と思って1ヶ月過ごしてみた。


週5でジムに行き、タンパク質は毎日90gを目安に摂取、とにかく健康的な食事を意識して、痩せたいのでカロリー制限も同時に行った。


それでも、今月、やはり、つらい時期がやってきた。



もう、わたしは今後一生この身体と、この体質と付き合っていくしかないのかなと、諦めに近い気持ちでいる。

摂取カロリーを減らしているため、とにかく力が入らず立ちくらみもする中、ジムでパーソナルトレーニングも行って、いつも以上に寝ても、それでも死にたい。


こんなに辛いのになんで生きなきゃいけないのか、わからないのだ。


合う大陸に来てからは、日本にいた頃のように自殺未遂などはしないが、どうしても死にたくて仕方ない。

お菓子などを食べないと決めているので、食べられないし、ストレス発散方法もわからない。


酒も飲んでいないし、カロリー制限も守っている、それでも体重は減らないというストレス。


妊娠できなくていいから、子宮を取りたい。
普通に普通の生活を送れるようになりたい。


そう思うくらいに、月の半分を辛い症状を抱えて生きている、そんな女子もいるんだよって、少し知ってもらいたいと思うのは傲慢なのだろうか。