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【3分で斬る】〝教えない〟という関わり方。#38

どうも。
社会福祉士・保育士のしぶです。

2児のパパをしたり、児童福祉施設の先生をしたり、これからの福祉や子育てを考えるコミュニティを運営したりしてしております。

みなさま、どうお過ごしでしょうか?

さて、今日は
『〝教えない〟関わり方』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

本題に入る前にお知らせさせてください。
わたくし、社会福祉士しぶの記事では、
人とのコミュニケーションにおいて、
みなさんが強い気持ちをもって人と関わることができる、
そんなお話をさせて頂いております。
毎日夕方6時の配信です。
ぜひ、ご参加していただきたいです。
よろしくお願いします。


そんなこんなで本題でございます。

今日はですね、
『〝教えない〟という関わり方』
というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。

まずは、本のご紹介をいきなりします。

この本が、めちゃくちゃ面白かったんです。

この本のなかで、今日の本題の『〝教えない〟関わり方』が書いてありました。

ぼくたちオトナは、子どもに対して
いつだって答えを教えなきゃいけない、
正解に導かなきゃいけない、

という気持ちが働きませんか?

ぼくは、この本を読んで、実際にうちの子どもに教えない関わり方したら、正解を教えなきゃいけないというマインドから見事に解放されました。

なので、さらにもう一段子育てがラクになり、楽しくなりました。

この子育てがラクで楽しくなる方法は、いたってシンプルです。

子どもの質問に対して、こちらの答えを言わずに
ただ「あなたはどう思う?」と質問を投げ返すだけでいいのです。

この方法をくり返すことで、30分もあれば、
親は必ず子どもの意欲が向上したことを実感できます。

では、実際にぼくが行った方法をご紹介したいと思います。

4歳の男の子が幼稚園から帰るときのシチュエーションです。
子ども「おうち帰ったら、何するの?」
ぼく<あなたは、どうしたいの?>
子ども「・・・お腹すいたから、ご飯食べたい」
ぼく<いいじゃん、やってみよう!先ご飯食べよう>

ぼく<ご飯食べたら、次はどうしたい?>
子ども「・・今日はお風呂入ったあと、幼稚園のお片付けしたい」
ぼく<いいじゃん、やってみよう!先お風呂入ろう>

コレだけで、彼の意欲は劇的に向上して、やる気にみなぎっていました。

しまいには、「パパさっきから『いいじゃん』ばっか言うねー」とどこか嬉しそう。

お風呂後は、いつもはやらない幼稚園で使ったスプーンを手で洗ったり、次の日に制服がすぐに着れるように床にセットしといたりと、行動に変化がありました。

言葉かけひとつで、こんなにも行動に良い変化が出ることをしみじみ実感しました。

子どもに対して、ぼくはよく「自分の意思をもっと出してほしいな」と思っていました。

だけど、今回のことで、
自分の思いを出させない環境をぼくが作ってしまっていたんだな、とつくづく思いました。

親って、やっぱ先々のことが心配になって、
どうしても子どもの行動にいちいち口を出したくなるじゃないですか?

でも、それってホント良くないなって思いました。

オトナが先回りして口を出すことは、子どものやりたいことを言わせないようにしているようなもんなんですよね。

そうすると、子どもからしたら面白くないし、
親への反発が生まれます。

反発されたら、親も反抗したくなりますよね?笑

そのくり返しが、親子関係を悪くしているんだと思うんです。

それって、お互いとって良くないじゃないですか。

だったら、子どもの行動をコントロールすることを手放すといいと思うんです。

ラクですよ〜!笑

ただ、「あなたはどうしたいの?」「いいじゃーん、やってみよう!」と言えばいいだけですからね。


ということで、今日は『〝教えない〟という関わり方』というテーマでお話しいたしました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

それでは、また明日の夕方6時にお会いしましょう。

社会福祉士・保育士のしぶでした。

じゃあ、またねー!

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