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21. 商品を知ってもらうための取り組み

今日からお話は第7章「発売後の工夫」に進みます。今日は、商品を知ってもらうためにたくさんの方とお話した、その取り組みについてお伝えします。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部EVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)

第7章 販売後の工夫

21. 商品を知ってもらうための取り組み

ありがたいことに、予約開始をお知らせしてからすぐにたくさんの方にご購入いただくことができました。ですが、「営業するぞ!売るぞ!」と一念発起して、何か特別な活動をしたわけではありません。

SNSやメディアを通じての発信はもちろん行いましたが、なによりも、メンバーそれぞれが1年間、出会う人たちに自分たちの活動や商品のことを伝え続けてきた結果だと感じています。実際、そうしてお話をさせていただいた方々が、商品発売直後に購入してくださったり、情報を広めてくださったりしました。

そのようにいろんな方と繋がれたのには、秘訣があったように思います。それは、とにかくたくさんの人にお話すること。中にはただただ「へー、そうなんだ」とそっけない返事をする人もたくさんいました。でもだからこそ、興味を持ってくれる方がいたときには嬉しさが溢れ、ついついたくさん話してしまうことが多かったです。

みなみさん
“なつきさんの開拓力が一番すごくて、プロジェクトリーダーの私もびっくりするほどでした。本当にたくさんの方にお話しくださって。なつきさんは、運営メンバーではないんです。でも、まだ何を作るかも決まっていないところから、商品が出来上がるプロセス、苦労話も全部知っているからこそ、こうやって熱を込めていろんな方にお話いただくことができたのだと思います。”
なつきさん
“やはり、人対人のお付き合いが重要だと感じています。販売のお仕事をしていた頃から、高いものを買ってもらうには自分を好きになってもらう必要があると考えていたので、商品の話だけでなく自分自身のプライベートのお話をしたり、相手の話を聞いたり。メールやSNSだけのやり取りは少なく、直接会ってお話することが多かったです。
でも、みなみさんやみなさんに褒めていただくのですが、別に無理をしてやっていたわけではなく、この人話が合いそう!という方と楽しんでお話をしていただけなんです(笑)。ニッチな世界観だからこそ、共感してくれた時には強い縁が生まれるのかなと思います。”

プロジェクトを通じて、瀬戸内やデニムについて語れる人が増えたらいいな、というのはプロジェクト立ち上げ当初からの願いでした。

なつきさん始めプロジェクトメンバーがたくさん語ってくれたことで、商品の購入をきっかけにまた素敵なご縁ができ、瀬戸内を語れる人の輪がどんどん広がっていきました。

今日のまとめ
・とにかくたくさんの人にお伝えした
・関心を持ってくれない人まで無理に振り向かせようとはせず、価値観の共有できる人との縁を大事にした
・商品を売ろうとするのではなく、人対人の付き合いを大切にした

次のnoteでは、注文をいただいたあとの梱包・発送の裏側について、お話します。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
◆瀬戸内かわいい部 SNS
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