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心に栄養を


『シンプルに生きる』

何度も、つい手にしてしまう好きな本。
いつ読んでも「本当に大切なものとは?」を考えさせてくれる。

久しぶりに目を通し今回もまた多くの感じることがあったので、今心にあるこの気持ちを書き残しておきたいと思う。


本質に生きる


タイトルの通り「シンプルに生きる」ための方法が女性目線で示されている。

ここで言うシンプルに生きるとは、"本質に生きる"という意味ではないかと思う。単なる断捨離本でも、ミニマリストになるための方法といったことではなくて。

生活にまつわるさまざまな部分からアプローチする形で、持ち物・ファッション・美容・人間関係といった、生きる上で関わる全てのモノやコトを、もっとシンプルにしようといった内容。

身の回りのモノの数が増えすぎて息苦しいときや、周りの声が騒がしく聞こえてしまうようなとき、すっきりした気分を与えてくれる。


自分に正直=心の栄養


自身の心に正直に生きること。

自分が本当に大切なものだけあれば良い。それを見極めずに、なんとなく選んだモノに囲まれて生きることは、人生の貴重な時間がもったいないとさえ感じる。本質でない、嘘偽りだらけの居場所では何かにパワーを吸い取られるかのように心が元気を失っていく。

"好き"だけに囲まれて生きることで心が満たされ、内面から溢れ出る魅力が手に入るのだと思うから。


わたしはミニマリストになろうとしている訳ではないし、持ち物が多いタイプだと思う。けれど好きなものばかりの空間を作りたいと厳選してきて、理想に近づいてきている感覚はある。大切で特別なものだけの居場所はとても心地が良い。

モノに限った話ではなく、心も同様で。生きる上でどれほど複雑な感情に邪魔をされているか、この本を読んで感じる。

不要なモノやコト、ヒトにしがみつく必要はなくて。
苦しい中でも日常として日々を過ごしてしまいそうだけれど、一旦立ち止まって身の回りの景色を見てみると、何が必要で何が不要か、実態が浮かび上がってくるのではないかと思う。

自分を見つめ、大切なものを知ること。それは簡単ではないのかもしれない。心と向き合わなければならないから。

けれどその行為は本来わくわくを感じられることであり、好きなものを知ることはとても楽しいこと。なぜなら自分の周りを"好き"で溢れされることができるようになる、その幸せまでもうあと一歩なのだから。


自分の好きを大切に


綴られている全ての感覚が似ていて言葉がすっと入ってくる。

わたしもいつも"好き"を大切に、と思っているけれど、身も心も改めて自分と向き合いたくなる。
もっともっと厳選して洗練して今より心地良い居場所を作りたくなる。

そんな気持ちを残してくれる本。好き。



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