見出し画像

ビニール傘のおしゃれ


雨の日だっておしゃれを楽しみたい。
レインシューズやレインコートといったおしゃれアイテムにプラスして
雨の日に必ず使う傘にも気を配りたい。
傘もファッションの一つである。



浮いてしまうビニール


できるだけビニール傘はもたないようにしている。
急に雨に降られてしまって急遽傘を買うことがあるけれど、そのときもなるべくビニール傘じゃないものを選ぶ。

というのも私の場合、全身のバランスを見たときにビニール傘がファッションの邪魔になってしまうのだ。

着こなしとのバランスがちぐはぐに見えてしまって、どうにもしっくりこない。誰かがビニール傘を使っていてもなんとも思わないのだけど。私の変なこだわりだ。


気持ち的にもその日の服装に合わせたカラーを選びたいし、持ち手も素材も造りもしっかりした傘の方が持ったときに上品だと思っている。

着こなしから浮いてしまうと分かっているビニール傘を使うと「雨の日はおしゃれをやめています」と宣言している気持ちになるし、ちぐはぐなバランスのおかげで傘はもはやファッションの一つではなくただの雨対策グッズに見えてしまうのだ。※あくまで、私の場合。

だからビニール傘を持たざるを得ないとき少し恥ずかしさを感じながら使う。私のファッションの邪魔になってしまうものを、あえて持っている自分が恥ずかしいのだ。



上級者なアンバランス


上品でありたいと理想の女性像を抱き、トータルファッションで美しさを求めている。
長年その思いでいたのだけど、大人になって"あえての"ビニール傘はファッションの一部なのだと分かってきた。

美しい装いで身を包み、または高級なアイテムを身に付け、そこに"外し"のビニール傘を合わせる。
服装やバッグ、アクセサリーといった小物とのアンバランスさを楽しむおしゃれだ。

私がビニール傘を持つときのちぐはぐ感とは違う、絶妙なバランス。
これはものすごく上級者なスタイルだと思う。着こなしが完成されていないと成り立たないから。
私にはまだまだできない。
でもこれができたら、超イケてると思うのだ。ビニール傘をファッションアイテムとして上手に取り入れている人、素敵。


レベルアップの先があえてのビニール傘なのであれば、もっと自分を磨かねば。
自身の着こなしレベルを高めて、絶妙なバランスを作れるようになりたい。

そうやって自分自身が輝けば、私にもさらりとビニール傘を合わせられる日がくるかもしれない。



自分の好みを追求して


ファッションの概念は人それぞれだ。
自分が思う「おしゃれ」を貫き、日々試行錯誤することはとても楽しい。

自分らしく、誰かじゃなく"自分"に合わせたファッションで、雨の日もおしゃれを満喫していたい。



この記事が参加している募集

雨の日をたのしく

ここまで読んでくださってありがとうございました♡スキもコメントも幸せです。そしてサポートしていただけたらとんでもなく励みになります。活動のインスピレーションを得るためやハッピーを集めるために大切に使わせていただきます!