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組織やコミュニティで希少価値の高い存在になる方法

それは、人の話を「聞く」存在になることです。

「聞く」については、コーチングやカウンセリングなどで大切なスキルとよく言われますが、日常生活においてもとても大切だと最近あらためて認識しました。

人の話を「聞く」存在になれたら、どんな組織やコミュニティでも希少価値の高い存在になれること間違いなし!です。

今回はその理由について、自分なりに書いてみました。

よろしければおつき合いください^^

理由①みんな自分の話を聞いてほしいから

人は誰でも「自分のことを理解してほしい」という欲求があるといわれます。このnoteも含めSNSなんかもその要素があるからこそ流行っているのだと思います。みんな個人差はあるにしても、自分の話を聞いてほしいという想いが内にはあるはずです。

ちなみに僕の妻は、僕が帰宅すると、ずっとしゃべっています。日中、生後半年の息子と一緒にいるからでしょう。自分の話をする機会が圧倒的に少ないのだと思います。

僕も自分に余裕があるときはきちんと聞いてあげられるのですが、そうでないときは口をはさんでしまいます。

すると怒られます。「黙って聞いていてくればいいのよ」って。

この事からもわかるように、1日中自分の話をしないでいることは、かなりのストレスになります。

僕らは自分の話を聞いてもらうことで自分の存在を確認しているのかもしれません。なので、話を聞いてくれる存在はその人にとって、とても貴重な存在となるのだと思うのです。

(そうわかっていても、妻の話を黙って聞けない自分。反省しなきゃいけませんね。)

理由②まわりは話し手ばっかりだから

「みんな自分の話を聞いてほしい」という一方で、話を聞きたい人は不足しています。

まわりの組織やコミュニティなどを見回してみてください。聞きたい人よりも話をしたい人の方が断然多くないでしょうか。話をしたい人はたくさんいるのにもかかわらず、話を聞いてあげたい人は、人手不足状態なのです。

つまり、話を聞きたい人にまわるだけで希少な存在になれるのです。そして当たり前ですが、人は話を聞いてくれた相手に好感をおぼえます。

人の話を「聞く」存在は、相手から好かれるのです。「こいつといると気分いいなあ」という感じに。

理由③自分の情報量が増えるから

「聞く」ことにより、自分の中にある相手に関する情報量が増えます。

相手の趣味嗜好、性格、考え方、価値観、パターンなどのいろいろな情報を得ることができます。

また相手が何を望んでいるのか、逆に何を望んでいないのかを把握することができます。

これらの情報は相手との関係性を構築するうえでは大変役に立ちます。

たとえば、付き合いたい異性がいた場合、その異性に関する情報量が多い方が有利です。好きな食べ物や映画などを知っていた方が相手をうまく喜ばしてあげることができるはずです。

このように「聞く」存在になることで、どんな組織やコミュニティでも希少価値の高い存在になれる可能性が出てくるのです。

とはいっても、わざとらしく聞くのはNGだと思います。逆に不信感を抱かれる可能性があるので注意です。

よくコーチングやカウンセリング時と同じような聞き方を、日常生活でもされる方がいます。個人的にはあまりよろしくないのではないかと思います

あのスキルは、コーチとクライントといった関係性があるからこそ成立するわけで、その関係性がない中では違和感でしかないからです。

じゃあどうすればいいか?

それは相手に無条件で積極的な興味・関心をもつことだと思います

といっても、これも言うは易く行うは難しです。

それだけ「聞く」という行為は奥深いものなのかもしれません。でも世界中で今よりも人の話をきちんと「聞く」存在の割合が増えたら、世界平和の実現につながるのでは…と、「聞く」の威力をあらためて感じたのでした。

まとめ

組織やコミュニティで希少価値の高い存在になる方法は、
人の話を「聞く」存在になること。
その理由は、
①みんな自分の話を聞いてほしいから
②まわりは話し手ばっかりだから
③自分の情報量が増えるから

相手に無条件で積極的な興味・関心をもって聞いてあげよう!

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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