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普段使いの”主語”は何ですか?あなたの店の状態がここから見えてくるかもしれない:lesson 82《スタッフ育成向上講座》


■まえがき

日本語は主語がなくても通用する言語だと言われますね。

でも今回はそんな主語の大切さについて、改めて考えてみたいと思います。

主語。「私」や「商品」のように何について話をしているかのことですが、これって意外と自分たちの今を表す言葉でもあります。

まずい状態になっている時、良い状態になっている時。
それぞれで主語が違っているということは、店においてはよくあることなのです。

その理由と、自店で使うべき主語は一体何なのか?
ぜひ一緒に考えてみてください。

■lesson 82:状態は”主語”に出る 《スタッフ育成向上講座》

主語が違う例

普段使いの言葉って、実は何を見て仕事をしているかがものすごく出やすいものです。

いきなり話はそれますが、とある例を紹介します。

デベロッパーと呼ばれる仕事(というか事業)がありますね。

お店で働く人にとってわかりやすいのは、商業施設を作り管理している会社です。
そういう会社を『デベロッパー』とか『デベ』と呼びますよね。

このデベロッパーが運営する商業施設にも、日本ではざっくり分けると3種類のタイプがあります。

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