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欧州台所日記:パリで食べたもの

先日のヨーロッパ四か国滞在中の食生活について書いている。前記事はベルリンでのこと。前者が自炊、後者が外食がメイン。

今回は二か国目、パリ編を書きたい。まずはセーヌ河。日光浴しながら芝生にシートを広げて昼寝したり、本を読んだり。思い思いのゆったりした時間。最高。

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セーヌ河

パリでも外食は控え目にし、せっせと自炊。とはいえ、パリは四日間のみなので、観光もいろいろしたい。三食すべてが自炊だとかなり時間時間をとられるので、お昼ごはんはヴィーガンレストランを探して食べたりすることが多かった。

ザ、観光写真
狭いキッチン付きアパート

今回の宿もキッチン付きの狭いアパート。窓からお隣をちらっとのぞくとベランダに鉢植えが沢山。こちらの建物、住居と客室が半々みたい。

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ヴィーガンソーセージ、おいしい!卵はたまにいただく

写真上部にあるのが、携帯用ミニ炊飯器。電源につなぐと、15~20分ほどでお米が炊き上がる。この旅行で初めて使うので、炊き加減がちょっとむずかしかった。焦げてしまったり、固かったり。それでも手軽に炊き上がるのはうれしいし、いつものお米を口にできるというなによりの安心感。暮らすように旅ができる原点のひとつ。お米は普段食べている七分付き米を持参。お味噌、お醤油、塩も持って行ったのでスーツケースはパンパン。ちなみに黒い飲み物は同じく持参の番茶。

パリにもベルリンのようにBioスーパー(有機野菜、ヴィーガン製品を売っている日本の自然食品店のようなスーパー)が割とよくあり、とても助かった。よく行ったのは日本でも展開しているBio c' Bon(ビオセボン)。東京だと麻布十番、赤坂、神宮前、中目黒などちょっと高級でおしゃれな土地にあるような印象。パリ初日にここで買い込んで、近くの喫茶店(昔かの有名な芸術家たちが集っていたという、名前は忘れた)でお茶して、帰宅。

フィルムカメラってやっぱりいいな
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朝ごはんからたっぷり

お豆腐も売っていたので、お味噌汁もいつものようにできた。日本から持って行った切干大根に、慣れない土地で疲れた身体が癒される。パスタはグルテンフリーのコーンパスタ。ライスミルクにもハマってしまった。

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切り干し大根が沁みた

ベルリンのBIO CAMPANYと品揃えが似ていて、よく目にしたヴィーガントーフ、ヴィーガンソーセージなども。ナスは大きくて、ちょびっとのお醤油をたらしステーキに。おいしかった!

つづいて、パリでの外食。ここは10区のSol Semillaという人気のヴィーガン料理店で、夕方の早い時間から満席。テラス席で冷たい風に吹かれて食べた。ワンプレートで、畑の豊作てんこもり。彩りも豊かで、見た目にもおいしい。味もマイルドで、やさしい大地の味。

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テラス席で街を眺めながら食べるの、好き
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Sol Semillaのてんこ盛りプレート

ポンピドゥセンターすぐ近くにある、Le Potager du Maraisというお店へも。Buckwheat(ソバの実)のパンケーキを頼んでみた。

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ソースがちょっと独特の味だった

こちらはたっぷりの野菜とトーフにヴィーガンチーズがのっかっていた。こっちもなんていうんだろう、ソースが、酸っぱいとも違うんだけど、ちょっと変わった風味。なにかが発酵している?

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たっぷり野菜とトーフ、ヴィーガンチーズ

あとタイ料理屋さんにも行ったけれど、写真を撮り忘れた。短い滞在だったけれど、それなりに味わいました。お次はイタリア。


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