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【保存版】海外デザインスクール まとめ

はじめまして。
クラウド会計ソフトのfreee株式会社で働く、関根です。

現在、武蔵野美術大学 造形構想研究科 造形構想専攻
クリエイティブリーダーシップコースに通っています。

今回は、自分がデザインやアートを1から学びたい!
と思い立った時に、海外のデザインスクールについて調べた内容について、共有したいと思います。

今後、私と同じように色々な学校を検討する際の情報収集として、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

サマリ

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noteやtwitter、その他ネット情報から調べると、著名なデザインスクールについては、このあたりに落ち着きました。

IITやCIID、d.schoolなどは良く耳にしていましたが、本当に色々あります。もちろんここには掲載できていない学校も山のようにあるのですが、、。

それで、各大学のHPから情報を集め、

・プログラムの期間
・学費
・ポートフォリオの提出要否

という軸で、表でまとめてみました。

パッと見ると、

・基本的にはfull-timeでの授業となる。
・学費は米系は高い。北欧はそれに比べれば、安い
・ポートフォリオを求められるところが多い

ということが分かりました。

私としては
・年齢的に(35歳)、2年以上のfull-timeは、キャリアの穴を開けてしまう意味では、厳しい
・MBAと比べれば安いが、流石に投資額が大きいことに日和る
・アートやデザインバックグラウンドがなく、ポートフォリオも無いので辛い


ということを思ったのと、あとは今の仕事をもう少し続けたいなということもあり、早々に海外留学については選択肢から落ちてしまうこととなりました。

ただ、未だに興味はあるのは事実です...笑

さて、以下から学校のざっくりした特徴を記載しています。

学校の特徴と、参考ブログまとめ

まずはIITのMaster of Design。

アメリカの「ニュー・バウハウス」として、バウハウスの教育理念を継承したデザイン教育を行う学校として有名です。

社会人経験が一定以上ある人を対象としたプログラム。
Full-time受講で、最短1年で卒業が可能なのが、自分としては魅力的でした。

人間中心デザイン、実践的なデザインリサーチに強みがあり、ビジネスとデザインを融合した授業が多いそうです。

日本人の卒業生としては、
佐宗邦威さん(biotope代表)、佐々木康裕さん(Takram)がいらっしゃいます。

yoichiさんの投稿や、佐宗さんのブログは大変参考になりました!


それから、d.school


IDEOの創業者が参画する、スタンフォードの教育機関として、有名ですよね。
大学HPなんかを見ていると、スタンフォードの大学生、教育機関の先生、非営利団体での起業家向けのプログラムが多い印象。ビジネスエグゼクティブ向けのワークショップもあるよう。

他の大学のように長期でのプログラムというより短期集中のワークショップをやっているようです。

ガッツリ学びたかった自分としては、早々に候補から落ちました...

続いて、MITのIntegrated Design&Management

エンジニアリング、デザイン、ビジネスなどを包括的に学ぶことができ、ハイブリッドな越境型人材の育成を目指すという教育理念。

個人的には「エンジニアリング」という実装力・作る力も養えるという意味で、すごーい興味がありました(というか、今もあります)。

カーネギーメロンのIntegrated Innovation Instituteも、同じようなプログラムのようですが、比較的コンピューターサイエンス、UX/UIとかその辺りの要素が強いような話は聞きました。こちらも楽しそう。

カーネギーはこのプログラム以外にも、Shool of Designという教育機関もあり、ここでは「Non-Designer」向けの1年間のプログラムもあります。
これは私にとって、ど真ん中!って感じの内容で興味湧きました。


https://design.cmu.edu/


Royal College of ArtのInnovation Design and Engineeringは、言わずと知れたイギリスの名門アートスクールで、QS世界大学ランキングのアート・デザイン分野で6年連続1位に輝いています。


当コースではデザインとエンジニアリングの両軸で、イノベーションを起こす人材の創出を目指しています。

Takramの田川欣哉さんもこのコースの卒業生。

うーん、やっぱり楽しそうですね、、。
やっぱり「デザイン×エンジニアリング」、このpower wordはすごい響きますよね。。

あとは、sakaiさんの投稿も大変参考になりました!


そして、CIID

プロジェクト形式でHuman Centered Designを学ぶプログラムで、プロトタイピングで、「まず作る!」を主眼にした教育を行っています。
コペンハーゲンに加え、2020年よりコスタリカでもプログラム開始したようです。今年は東京でもワークショップを初開催してましたよね。

日本人の卒業生もたーくさんいて、noteでCIIDって検索すると、めっちゃ出てきます。

みほぞのさんのサマースクール記事

デンマークには、他にもKAOSPILOTがあります。
ビジネスとデザインの両面で、リーダーシップとアントレプレナーシップを強化するプログラムです。
これまでの卒業生の内、3人に1人がスタートアップまたはNGO領域で起業しているとのことで、まさに起業家育成として独自性を発揮しています。

最後に、フィンランドのAalto。

Aalto UniversityのInternational Design Business Managementでは、デザイン、テクノロジー、ビジネスを統合した意味のイノベーション、新しい価値創造を目指すということで、これも米系の大学と同じベクトルを向いていますよね。Human Centered Design、Constructive Design Researchに強みがあるそうです。

くにちゃんさんの投稿がとっても参考になります。

kawachiさんの投稿も学校の雰囲気が伝わりました。

最後に

と、長くなりましたが、
これまでに自分が集めてきた情報をシェアさせて頂きました。

自分の場合は、最終的に今の仕事を続けながら、学べる環境を探すことになったために、早々に海外留学の選択肢が消えてしまったのですが、やっぱり今色々見返してみても、とっても魅力的なプログラムが多いです。

サマースクールなど短期で学べるワークショップもあるので、機会を作って学びに行きたいなとも思っております。

基本的にはネットでの情報収集となってしまい、二次的な情報となっていますが、やはり直接学校の職員や先生、学生・卒業生の話を聞くことが大切だなとは思いますので、このあたりも情報収集を継続できたらなと思います。

引き続き、宜しくお願いします!

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