Ryosuke Sekine

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Ryosuke Sekine

freee←MizuhoBank←SMCC。 2020年4月より、武蔵野美術大学造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース。 お酒と音楽とキャンプが好き。湖と鳥が癒し。

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元銀行員が、美大に入学したワケ

はじめまして。 クラウド会計ソフトのfreee株式会社で働く、関根です。 当社の経営管理本部で財務・経営管理をしています。 この4月から、 武蔵野美術大学 造形構想研究科 造形構想専攻 クリエイティブリーダーシップコース に入学しました。 コロナの影響もあり、開始が遅れましたが、 先週よりリモートでの授業が始まりました。 簡単に経歴をお話しすると、 ・三井住友カード株式会社(2年) →コールセンター運営企画、事務企画。 ・株式会社みずほ銀行(8年) →国内営業を経

    • ウェルビーイングを促す深夜食堂スキームの活用

      大学院で 「倒産社長のウェルビーイング」 というテーマで2年間研究をしてきました。 無事に修論を提出でき、卒業を待つ状況です。 特に挫折体験からの精神的立ち直りに向けた 具体的方法論について探索的に色々とやってきました。 その過程の中で、 「ナラティヴ」という自身の体験を他者に語ることで、 その体験の意味を更新・再生成していくというプロセス・概念 を知る機会がありました。 <<ナラティヴ>>とは ・ 語り手の経験や体験した出来事を、時系列的に、連続性を持つ形で並べ、

      • 創造性を拓く、問い

        少し前ですが、MIMIGURI社代表取締役Co-CEOの安斎勇樹さんから「問いのデザイン」についてお話を伺いましたので、シェアします。 安斎さんの研究・お仕事は創造性の土壌を耕す、 つまり、個人が創造することのポテンシャルを引き上げること とお話しされてました。 問いの重要性と、分類については以下のように説明がされました。 課題の解釈を調整すること、そしてそれを促す対話が重要だよねと。 そして、問いは「質問」「発問」「問い」というように分類され、 それぞれの目的や機能も

        • デザインのセレンディピティ

          グラフィックデザイナーであり、大阪芸大教授の三木健さんのお話を聞いたので、シェアします。 お聞きした話をさらっと振り返ると、 俗人的なクリエイティビティや発想力に頼るということではなく、やはり「コ・デザイン」として他人の脳味噌を借りて、対話の中で新しい閃き(仮説)、物語、コンセプトを作っていきましょう、と。 で、そのコンセプト、魂ってのは見えない「概念」なので、 それを可視化するのがデザインの役割。 難しいのは概念の言語化とそれの可視化、つまり、構想力ですよね。 どん

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          健康とは「病気ではない」ということではない

          少し前ですが、元東大医学部の助教授で、今は軽井沢病院にお勤めの稲葉俊朗さんからお話を聞いたので、シェアします。 稲葉さんのプロフィールは、こちら ・1979年熊本生まれの医師で ・2004年東京大学医学部医学科卒業、東京大学医学部付属病院循環器内科助教(2014-2020年)を経て、2020年4月より軽井沢病院総合診療科医長 ・信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授を兼任 ・未来の医療と社会の創発のため、伝統

          健康とは「病気ではない」ということではない

          伽藍とバザールから考察する行政システム

          少し前になりますが、Code for Japan代表理事の関治之さんのお話を伺う機会がありましたので、内容をシェアします。 Code for Japanaは2013年に立ち上がった団体非営利団体ですが、 市民が自ら技術を活用して地域の課題を解決するコミュニティづくりを支援してます。 関さんのお話で興味深かったのが、「伽藍とバザール」のお話。 エリック・レイモンドっていうアメリカのエンジニアで、オープンソース運動の顔ですが、その人の本です。 関さんが共有してくれたのは、

          伽藍とバザールから考察する行政システム

          総合格闘技化したビジネス

          先日、takramの佐々木 康裕さんからお話を聞いたので、シェアします。 お話のサマリーから。 衝撃を受けたハイ・コンセプト佐々木さんは、ダニエル・ピンクの「ハイ・コンセプト」を読んで、物凄い衝撃を受けたらしいです。 佐々木さんは伊藤忠商事で新規事業開発をやっていたらしいんですが、それまでのビジネス領域での「アタリマエ」からのオルタナティブな提言に魅力を感じ、イリノイ工科大学のInstitute of Design(ID)に留学したそう。 個人的には 「物語」「共感」

          総合格闘技化したビジネス

          別解を提案する、クリエイティブリーダーシップ

          博報堂の「ミライの事業室」室長である吉澤到さんの話を聞いたので、シェアしますー 博報堂の提供価値 ミッションというか、提供価値?が素敵だなぁと思った なんか広告代理店って、こういうこと言うイメージなかったので、 「へー」って思った 結局「正解」なんてない社会ですもんね。 提案であり、問題提起としての広告やクリエイティビティの在り方って あるよなと思います。単に消費を煽るのではなくて。 生活者発想 そうしたクリエイティビティを届ける相手を 「消費者」ではなく「生活

          別解を提案する、クリエイティブリーダーシップ

          「共に見る」デザイン

          「自然と社会とコミュニティの循環と再生を耕すデザインファーム」であるfog社の大山さんに話を聞いたので、シェアします 内容サマるとこんな感じ。 fog社の最近のアウトプットとして紹介があったのが、 島根県雲南市での「うんなんローカルマニフェスト」 共視デザインとは 大山さんが大事にしている「共視デザイン」っていう言葉が好き。 その意味を以下のように語ってくれました。 社会や組織を変革するためには、まずは個人の意識改革が必要。 個人の意識改革を促すためには、その人と同

          「共に見る」デザイン

          幸せに生きるとは?

          おはようございます。 6月入りましたね。 昨日はゲリラ的に雨に降られて、ずぶ濡れで帰宅しました。 さて、先週、 私が通っている武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダシップコースの授業であるクリエイティブリーダシップ特論第7回(2021/5/24)のゲストに、 花まる学習会代表 高濱正伸さん にお越し頂きました。 そこでお伺いしたお話、 幸せな人って、どんな人? について伺いました。 高濱さん曰く、 幸せな人は、自分の心に素直に生きる人 と仰

          幸せに生きるとは?

          ホワイトボードは、捨てなさい

          おはようございます。 梅雨の合間に晴れが続いて、気持ちが良いですね。 気温も上がって、子供の半袖姿を見ると可愛くて ほっこりするのですが、私だけ? さて、毎度のようでアレですが、 大学院の授業でいらっしゃったゲストから聞いたお話をシェアします。 (2021/5/17 武蔵野美術大学大学院CLコース CL特論6回目) 今週のゲストは、 teamLab取締役 堺大介さんです。 今日からでも取り組める実践的な内容を 3分で読めるようまとめました。 是非ご覧ください! 共創

          ホワイトボードは、捨てなさい

          未来志向型プロトタイピングの現在地

          こんにちは。 そろそろ梅雨に入りそうな雰囲気ですが、 コロナで外出もままならないし、早めに梅雨入りするのは、 アリ派の僕です。 さて、今週も大学院にお越し頂いたゲストから聞いたお話を 共有させて頂きます。 武蔵野美術大学大学院造形構想研究科CLコース クリエイティブリーダーシップ特論第5回目(2021/5/10)は 株式会社ソフトディバイス 八田 晃さん にお越し頂きました。 3分で読めるので、是非ご覧ください! ソフトディバイスさんは、京都にあるデザイン事務所

          未来志向型プロトタイピングの現在地

          シビック・プライドを高めるコ・アート

          こんにちは。 最近は気温も上がり、少しずつ夏も近づいてきたように思いますね。 これからは梅雨に入り、じめじめとした季節が始まるのかと思うと、 うーむという感じであります。 さて、大学院での出会いを記すということで、 今回はアートキュレーターの鈴木潤子さんです。 (大学院の講義である、クリエイティブリーダーシップ特論第4回にお越し頂きました) アートを通じ、シビック・プライドを湧かす現在、鈴木さんは、 新潟県上越市直江津という地区で 「直江津うみまちアート」 というアー

          シビック・プライドを高めるコ・アート

          社会に、自由と寛容を

          こんにちは。 ついにGWが始まりましたね。 とはいえ、このご時世なので外出も出来ず、 いかにお家時間を楽しめるかが試されますね、、。 私は読書と子供のチャンバラにリソースが割かれそうです。 さて、先週も大学院で貴重なお話が聞けたので、シェアします。 今回は福井県鯖江市で活動され、 日本最大規模の産業見本市を企画するRENEWの "元"事務局長、森一貴さんにお話をお伺いしました。 (2021/4/26 クリエイティリーダーシップ特論第3回) お伺いした話をまとめたものを

          社会に、自由と寛容を

          今ではなく、未来を描くデザイン

          こんにちは。 あいも変わらず、昼間は仕事をこなし、 夜は大学院生活を続けております。 自分の研究活動も少しずつではありますが、前進しております。 さて、今回は、 大学院の授業である クリエイティブリーダーシップ特論第2回目のゲストとして、 ニューヨーク在住のデザインディレクター・岩渕 正樹さん にお越し頂きました。 (2021/4/19 CL特論第二回目) 今回はスペキュラティブ・デザインに関するお話をお聞きしまして、 自分なりのまとめをしてみました。 ユーザー中

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          カッコ良い森づくり

          大学院2年目の今年も、色々な分野でご活躍されていらっしゃる、大変魅力的な方々に講義にお越し頂き、貴重なお話をお伺いしてます。 聞いたお話を今年も共有していきます。 2021/4/12 クリエイティブリーダーシップ特論1回目 のゲストは 林業アーティストの足立成亮さんと 林業建築家の陣内雄さんです。 お二人のプロフィールはこちら 山遊びの減少と増える獣害昨年、 僕は千葉県大多喜町の産学PJに参加してまして、 今でもちょくちょく大多喜町にお邪魔してます。 で、その時から

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