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ホワイトボードは、捨てなさい

おはようございます。

梅雨の合間に晴れが続いて、気持ちが良いですね。
気温も上がって、子供の半袖姿を見ると可愛くて
ほっこりするのですが、私だけ?

さて、毎度のようでアレですが、
大学院の授業でいらっしゃったゲストから聞いたお話をシェアします。
(2021/5/17 武蔵野美術大学大学院CLコース CL特論6回目)

今週のゲストは、
teamLab取締役 堺大介さんです。


今日からでも取り組める実践的な内容
3分で読めるようまとめました。
是非ご覧ください!

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共創を促すマインドとハード

teamLabはエンジニア、デザイナー、建築家など、
多くの専門家から構成されています。

teamLabが大事にしているのは、「チームでつくること」

絶対的な「個」としてのアーティストに依拠したモノヅクリではなく、

「皆で一緒に作った方が、より良いものできるよね」

という発想で、共創に強いこだわりを持たれているとのこと。

その価値基準が表れている例で言うと、

・オフィス設計
・採用基準

なんですが、

オフィス設計で、今日から真似できること!

ホワイトボード、利用禁止

です。

ホワイトボードは、一人が書き書きして、
それに対して、周りが見ながら、その正しさについて
意見するという構図

になってしまい、

気軽にアイデアを出し合うことが出来ない

っていうことで、teamLabでは使ってないらしい。

「確かに」感。

それで紹介されて、爆笑したのが、

「付箋机」

デザイン思考アプローチでは付箋を使って、
アイディエーションするのがお作法ですが、

teamLabは机自体が大きな付箋になってるんですよねw

気になる人は以下をご覧ください。

他にもオフィス内には
共創を促すいろんな仕掛けがあるのですが、
気になる人はググってください。

コンセプトは

「ちゃんとしすぎない」

とのこと!

自由な発想をする上では、超大事ですよね。

あと、採用基準でいうと、

皆でモノヅクリしたいという人を採用するようにしていて、
一人でアート作るとか、個としての内発的な想いのアウトプットに拘る人は採らないとのこと。

「こういうことだよね」の集合的暗黙知

それから、
結局「個」ではなく、「共創」を大事にしているので、
これまで皆で作ってきた経験の蓄積が、すごい重要とのこと。

で、teamLabの皆さんで、あーだこうだと議論をしている中で

「こういうことだよね」「これがいいよね」

という言わば暗黙知というか、阿吽の呼吸的なものを
大事にしているらしいんですよね。

これは言語化しづらい資産で、teamLabの強みですよね。

共創という集合知の積み重ねが、ユニークで奇天烈な発想を生んでいる

そう感じました。

「個」に依存したら、その人が抜けた瞬間に創造の仕組みが崩れるわけで、

そういう意味では、teamLabの強みは、

「持続可能性のある共創の仕組み」と、
結果として築かれた「集合的暗黙知という名の資産」

と捉えました。

まとめ

持続可能性のある共創の仕組み」と、
結果として築かれた「集合的暗黙知という名の資産」

これがteamLabのユニークネスであり、強みです。

これらをもとに、デジタルアートデジタルソリューション(アプリ開発等)の両軸で、世に価値提供しているteamLab

これからの益々の活躍に、目が離せないですね。

今日お伝えしたことは、今からでも実践できることもあるので、
いろいろ試していきましょー。

本日はここまで。

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