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アウトプットの敷居を下げる

アウトプットの敷居を下げる

アウトプットを前提にすると、インプットの質が上がるらしい。

日々は学びに満ちているが、忙しさにかまけて咀嚼することなくやり過ごしがちだ。それらの学びをアウトプットとして気軽に昇華できる場所が欲しい。

Zennやnoteなどに書いてしまってもよいのだが、いいねという承認欲求がノイズになる。弱い人間なので、どうしても他者からの評価が継続のモチベーションに影響してしまいそうだ。
自分のためのアウトプ

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2023年に読んでよかった技術書3選

2023年に読んでよかった技術書3選

昨年は約20冊の技術書を読んだ。

年が明けてしまって久しいが、今更ながら昨年読んでよかった技術書について書いてみたい。

GoogleのソフトウェアエンジニアリングGoogleのソフトウェア開発現場において、実際に浸透している風土や規約が詳細に記載された本。
全25章、約700ページの大ボリュームだった(お腹いっぱい)
オライリーのEbookストアにてPDFで購入して読んだ。

単にコードを量産

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スクラムガイドに学ぶ「信頼は1日にして成らず」

スクラムガイドに学ぶ「信頼は1日にして成らず」

チームで定期的に「スクラムガイド」の読み合わせをしている。

この読み合わせで再発見した「信頼」についての捉え方について記してゆきたい。

スクラムの価値基準スクラムガイドには「スクラムが成功するかどうかは、次の5つの価値基準を実践できるかどうかにかかっている」とある。

その5つとは

確約(Commitment)

集中(Focus)

公開(Openness)

尊敬(Respect)

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身近な「割れ窓」と向き合う

身近な「割れ窓」と向き合う

「割れ窓理論」というものがある。

建物などの窓が割れているのを放置すると、その状況に誰も注意を払わなくなり、やがて2枚目の窓が割られる。
人々は次第にゴミをまき散らすようになり、治安が悪化してゆく。

具体的で大層な例はWikipediaにいくつか載っている。

身の丈に合うレベルに落とし込んでみる例えば家庭では、リビングに1冊の雑誌を放置すると
「少しくらい散らかってもいいか」
という気持ちが

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追い風に気づくのは難しい

追い風に気づくのは難しい

サイクリング、その中でも自転車に荷物を積んで野宿しながら野山を巡る旅が私の好きな趣味のひとつだった。
(最近はご無沙汰してしまっている)

自転車で旅をしている間は、贅沢な時間の流れがそこにある。
それ故にいろいろなことを思い巡らす。

そんな旅の中で考え、今も大切にしている考えのうちの1つについて書いていきたい。

「追い風に気づくのは難しい」

向かい風ペダルを漕ぐ。風が強く吹いている。
なか

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