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    考えたこと・エッセイ・他

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Hello M5Stack

気になっていたM5Stack。 Switch ScienceでM5GOのV2.6が在庫一掃セールで安売りしていたので買ってみた。 注文から数日で届いた。 USBから給電しつつ電源ONすると、各種機能のお試しができる。 これらは全て、自分が書くプログラムから制御することができる。 M5Stack本体が多機能であることに加えて、このキットにはこのように多くのモジュールが付属しているので、アイデア次第でいろいろな電子工作ができそう。 せっかくなのでHello Worldし

    • アウトプットの敷居を下げる

      アウトプットを前提にすると、インプットの質が上がるらしい。 日々は学びに満ちているが、忙しさにかまけて咀嚼することなくやり過ごしがちだ。それらの学びをアウトプットとして気軽に昇華できる場所が欲しい。 Zennやnoteなどに書いてしまってもよいのだが、いいねという承認欲求がノイズになる。弱い人間なので、どうしても他者からの評価が継続のモチベーションに影響してしまいそうだ。 自分のためのアウトプットが目的であれば、読者は居るのか居ないか分からないくらいが丁度いい。 「誰か

      • 2023年に読んでよかった技術書3選

        昨年は約20冊の技術書を読んだ。 年が明けてしまって久しいが、今更ながら昨年読んでよかった技術書について書いてみたい。 GoogleのソフトウェアエンジニアリングGoogleのソフトウェア開発現場において、実際に浸透している風土や規約が詳細に記載された本。 全25章、約700ページの大ボリュームだった(お腹いっぱい) オライリーのEbookストアにてPDFで購入して読んだ。 単にコードを量産するだけの「プログラミング」ではなく、有用性のある稼働期間中は保守・拡張できるよ

        • スクラムガイドに学ぶ「信頼は1日にして成らず」

          チームで定期的に「スクラムガイド」の読み合わせをしている。 この読み合わせで再発見した「信頼」についての捉え方について記してゆきたい。 スクラムの価値基準スクラムガイドには「スクラムが成功するかどうかは、次の5つの価値基準を実践できるかどうかにかかっている」とある。 その5つとは 確約(Commitment) 集中(Focus) 公開(Openness) 尊敬(Respect) 勇気(Courage) である。 スクラムチームは、ゴールの達成とお互いのサポ

        Hello M5Stack

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          GitLabのTODOを可視化&通知するVSCode拡張を作ってみた

          システムを作る仕事をしている。 仕事では、コード管理ツールとしてGitLabを使っている。 ソースコードの管理をはじめ、Issueをカンバンとして運用できたり、CI/CDのパイプラインを組めたり、開発中にやりたいことの多くがこの中で完結する。 コードレビューと生産性単位機能のコーディングを終えると、幾つかのコミットとファイル差分を束ねてMergeRequestを発行し、チームメンバーにコードレビューをしてもらう。 MergeRequestは1日に何通も飛び交う。 誰が適

          GitLabのTODOを可視化&通知するVSCode拡張を作ってみた

          離乳食のスケジューリングを支援するアプリケーションを自作した

          初めて育児というものをやってみて、やるべきことが多いことに驚いた。 ミルク、おむつ替え、お風呂、寝かしつけ、あやしたり遊んだり、etc. あっという間に1日が終わり、また次の日がやってくる。 離乳食の作り置き子どもはどんどん大きくなってゆき、離乳食を始める時期がきた。 離乳食が始まると、家事の負担がより増えた。 食事がミルクだけの間は粉末をお湯で溶いてあげるだけでよかったが、離乳食となると「大人とは別のごはんを」「アレルギーに注意しながら」「食べやすい大きさに刻んで」準備し

          離乳食のスケジューリングを支援するアプリケーションを自作した

          身近な「割れ窓」と向き合う

          「割れ窓理論」というものがある。 建物などの窓が割れているのを放置すると、その状況に誰も注意を払わなくなり、やがて2枚目の窓が割られる。 人々は次第にゴミをまき散らすようになり、治安が悪化してゆく。 具体的で大層な例はWikipediaにいくつか載っている。 身の丈に合うレベルに落とし込んでみる例えば家庭では、リビングに1冊の雑誌を放置すると 「少しくらい散らかってもいいか」 という気持ちが芽生えてしまい、気づかないうちに部屋は汚くなってゆく。 例えば仕事(システム開

          身近な「割れ窓」と向き合う

          常に最前面に表示されるタイマーアプリを作ってみた

          開発動機仕事でシステムをチーム開発する際、時間を決め打って議論やペア/モブプログラミングをすることが多い。 定めた制限時間は常に全員が認識できるようにしている。 制限時間が見えているのは良いことだ。 限られた時間の中で建設的に議論を進めようとする力が参加者の間に働く。 全員がその場に居るのであれば、卓上タイマーを使えばいい。 議論するメンバーが遠隔の場合、ZoomやDiscordで画面を共有しながら話し合うことになる。 共有できるのは1画面の限られたスペースであり、We

          常に最前面に表示されるタイマーアプリを作ってみた

          追い風に気づくのは難しい

          サイクリング、その中でも自転車に荷物を積んで野宿しながら野山を巡る旅が私の好きな趣味のひとつだった。 (最近はご無沙汰してしまっている) 自転車で旅をしている間は、贅沢な時間の流れがそこにある。 それ故にいろいろなことを思い巡らす。 そんな旅の中で考え、今も大切にしている考えのうちの1つについて書いていきたい。 「追い風に気づくのは難しい」 向かい風ペダルを漕ぐ。風が強く吹いている。 なかなか思うように進まない。 そんな日もある。 前に進みながらも雑念が湧いてくる。

          追い風に気づくのは難しい

          自宅内でビデオ通信ができる「homelens」を作った

          子育て中の心配ごと子育てをしていると、家の中にいるものの子供から少し目を離さないといけないときがある。 例えばキッチンで料理しているとき。 例えばお風呂場で布おむつを洗っているとき。 それほど長時間離れるわけではないが、目が届かないと危ないことをしていないか心配になる。 最近、ベランダからの幼児の転落など、悲しいニュースも多い。 キッチンやお風呂場からスマホやタブレットPCでリビングの状況が見れると安心だ。 既存サービスで解決できるか見守り系のサービスは数多ある。 細か

          自宅内でビデオ通信ができる「homelens」を作った

          ObsidianのDaily noteでMemento Mori する

          Mement Mori —いつか死ぬことを忘れるな 有名なラテン語だ。 忘れるな。と言われれば、 しばらくは気に留めておけるだろう。 しかしそのまま放っておくと、 いずれ忘れてしまうのが人間。愚か也。 いつか死ぬことを忘れないためには 工夫が必要だ。 いつか死ぬことをリマインドする方法何かを忘れないためには、リマインドが有効だ。 そして欲を言えば、鬱陶しくない、さらりとした、しかし印象に残るリマインドが望ましい。 最悪なのはスマホのプッシュ通知。 「いつか死ぬよ」とい

          ObsidianのDaily noteでMemento Mori する

          ハッカソンで特別賞をいただいた

          8月。 ハッカソンに参加してみた。 初めてのハッカソンシステム開発の職に就いて5年目にして 初めてのハッカソン。 ドキドキ。 この「第3回ツクってアソぶハッカソン」では お題は参加者の持ち寄りで オープニングイベントの中で行われる投票にて どんなテーマでモノを作るのかが決定された。 開発期間はオープニングイベントから48時間。 ファイナリストに選ばれると、翌週のプレゼンイベントで2分半発表することができる。 ちなみにファイナリストの選考基準は 「テーマに沿った作品であ

          ハッカソンで特別賞をいただいた

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          2022年のお気に入り写真たち

          2022年のお気に入り写真たち

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          自分向けのメモをNotionからObsidianへお引越しした

          ドキュメント管理ツールとしてNotionは優秀だ。  Wiki・データベース・カンバン・etc…と、いろんな使い方ができる。 ここ1年ほど「日記」「読書メモ」「個人開発ログ」「家族Wiki」など多用していて、あらゆるデータをNotionへ突っ込んできた。 Notionがない生活など考えられなくなった。 そんな愛すべきNotionからObsidianというツールへ、プライベートで使っているデータのほとんどをお引越しすることにした。 それぞれの特徴を簡単にまとめた上で O

          自分向けのメモをNotionからObsidianへお引越しした

          押し入れに眠っていたタブレット、現役復帰へ

          5年前に購入したAndroidタブレットがある。 3年間活躍したが、2年前のiPad購入を機に 現役引退し、押し入れに眠ることとなった。 「古いタブレット 活用」でググってみるも グッとくるアイデアは無い。 売りもせず、捨てもせず、使いもしないことに 漠然と後ろめたさを感じていたが 「いつか使いたくなる時がくるだろう」 と決定を先送りしていた。 月日は流れて子どもが生まれ、家族が増えた。 Amazonがこんな商品を出した。 家族用の情報共有板。欲しい。 しかし少しばか

          押し入れに眠っていたタブレット、現役復帰へ