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離乳食のスケジューリングを支援するアプリケーションを自作した

初めて育児というものをやってみて、やるべきことが多いことに驚いた。
ミルク、おむつ替え、お風呂、寝かしつけ、あやしたり遊んだり、etc.
あっという間に1日が終わり、また次の日がやってくる。

離乳食の作り置き

子どもはどんどん大きくなってゆき、離乳食を始める時期がきた。
離乳食が始まると、家事の負担がより増えた。
食事がミルクだけの間は粉末をお湯で溶いてあげるだけでよかったが、離乳食となると「大人とは別のごはんを」「アレルギーに注意しながら」「食べやすい大きさに刻んで」準備しなければならない。

毎週、向こう1週間で必要となる食材を作り置きして冷凍しておく。

製氷皿みたいな容器に入れて冷凍

ステップ離乳食

我が家では「ステップ離乳食」というスマホアプリを使い、食べられる食材と量を少しずつ増やしていった。

「ステップ離乳食」のアプリ画面

献立は栄養士が作っているということで安心でき、「今日何を食べさせるか」について悩む必要がない。
また、夫婦で進捗データを共有できるなど使いやすくて良い。

しかし実際に運用を開始すると難点も見つかった。

  • 日曜や祝日など、小児科が休みの日に「初めて食べる食材」が重なると、その日に予定されていたスケジュールを崩さなければならない

  • 向こうn日間に必要な食材の集計がアプリ内ではできないので、作り置きのために毎週手作業で食材の必要量を集計しなければならない

「初めて食べる食材」のことを考慮してスケジュールを日付に落とし込みながら、向こう1週間分の作り置きリストを作っていく。
定期的にやってくるこの作業が、なかなか面倒でつまらない。

ということで、難点は自動化して解消する。
今仕組みを作っておけば、今後もしまた子供が生まれても楽ができる。

離乳食スケジューラ

「初めて食べる食材」のことを考慮して離乳食のスケジュールを日付に落とし込み、作り置きすべき食材を集計する。
これをシステム化した。

機能概要は↑のリポジトリのReadmeに記載している。

我が家では自宅のホームサーバー(古くなり使わなくなったWindows PCをLinux化したもの)でホストしている。
※もし需要があれば、認証機能を追加してサービス化するかも(?)

スマホやPCのブラウザからアプリケーションにアクセスすると、スケジュールが閲覧できる。

期間でスケジュールを検索

検索期間内に必要な食材リストの集計もできる。

必要な食材リストの集計

これで、定期的にやってくる面倒でつまらないスケジューリングと集計作業から解放された。万歳。

リビングの掲示板にもデータが表示されるようにした。

最右列が離乳食のスケジュール

この自宅用掲示板を作った経緯などついては、この記事に。


自分の手で何かを作り、困りごとを解決するのは楽しい。


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