政策プランナー細川甚孝の活動ノート
LLC政策支援ニュース
皆様 だいぶ空きました。 今日は、青森市からの配信です。 やはり、直近のトピックと言えば、 https://www.sakigake.jp/news/article/20220604AK0029/ 秋田魁の6月4日の記事 秋田県内で2021年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は4335人で、統計を開始した1899年以降、過去最少を更新した。少子化対策には県もさまざまな施策を講じるが、なかなか結果に結び付かない。背景には子どもを産み育てる世代の減少があり、特に若い女性の県外流
昨日は、自治体総合フェア2022でシティプロモーションアワード2021についてのセッションでした。 東海大の河井先生と私と、足立区、佐久市、中井町の方々とのパネルディスカッション形式での議論でした。 今回お招きした自治体の方々はすべて、昨年度の実施のアワード2021の金賞受賞された自治体。 それぞれに素晴らしい発表でした。 その中で、気になったキーワードが、自走・解放・能動でした。 どの自治体様もやらされていない、そして、絶えず新しいプレーヤーが参加している、最後に、ロ
実は、僕は29才まで大学院生をしていました。それも社会学。今でいう農と食料の社会学というフィールドでした。2022年の今では、メジャーフィールドといってもいい領域になってきたかと思います。例えば、↓今でいうと平賀先生の作品などはまさしく。 その当時の僕はわがままで生意気でした。ポジションをとれない焦りから、その当時、農水省系のシンクタンクでアルバイトをしていたということもあり、早々に大学院を満期退学し、シンクタンク年鑑(今は存在しないかもです)に掲載されている全国のシンクタ
今日は、ロジックモデルを再構築する際のツール『思考実験』 『思考実験』とは、 wikiによれば; 思考実験という言葉自体は、エルンスト・マッハによって初めて用いられた。 思考実験の例としては、古代ギリシャの「アキレスと亀」やガリレオといった古典から、サンデル講義で有名になった「トロッコ問題」、映画『マトリックス』のモチーフとなった「水槽の中の脳」、アインシュタインと量子力学の闘いといった先端科学までわたる[3]。有名な例としては、アインシュタインが光の速度と慣性系の関係につ
公共政策系の業務改革支援サービスをする上で、かならず、指摘されるのは、「業務を整理するためには、ロジックモデルが必要」ということ。おさらいがてら整理するとロジックモデルとは; これらのまとめのポイントは、未来=成果=アウトカム概念の導入かと思います。特に、自治体の場合、事務事業の性格が、委託だったり、国県からの事務委託だったり、修繕だったら多種多様です。そこで、一つの社会像が未来像としておくことで、地方の「自治」を見える化できるということになります。 なので、どうしてこの
最近は何かといえばDX。悪くはないです。しかし、最後のところでこの問いかけが始まります。で、それって本音?やはり、最後はその住民の方一人一人に向き合うことが必要になります。そこで重要視されるのはインタビュー技術です。鍵は聞き出すとは教えてもらうことでしょうか。 ここ数年で結構いいなと思っているのこの2冊。前者はこんな内容。 “無口な男"高倉健がなぜ心を開いたか? ●「わかります、わかります」は信用されない ●この人なら話してもいいと思わせる秘訣 ●聞き出すとは、教えて
いろいろメディアが入ってきているので、一本化します。タイトルを「政策立案のきっかけ」とします。 改めての一回目は「アブダクション」。仮想演繹法といわれているヤツです。演繹法だとと、事前に与えれた命題の可否がメイン、個別の細かい事情についてはそこまで配慮が難しい。帰納法だと、新しい採用したサンプルから新しい法則を目指します。でも、とってきたサンプルに法則性は左右されます。この問題は、20世紀初頭から議論されてきました。そこで、登場したのは、アブダクション=仮説演繹法です。
https://www.chugoku.meti.go.jp/topics/kikaku/pdf/220411.pdf 石見銀山エリアでの観光振興施策にはいつも注目しています。今回はマップスでしょうか。是非ご一読を。 ご担当されたのは↑。ステキです。復古刷新なんてなんてステキな。
今日は、盛りだくさんで三冊。まず、一冊目、『原因と結果の経済学』。経済学というよりは計量よりの公共政策学ではと感じます。内容は良質。ベーシックな因果連関の議論から始まり、差の差分析にはじまり、実践的な手法を紹介しています。白眉なのは「操作変数法」。 どうやって、隠されている要因を見つけるか。特に、僕の場合は、ロジックを組んだはいいあがコケた場合、新しい原因を発見するときに使っています。 次に二冊目。『経営の失敗学』。この秀逸なのは、9、10章の定性的なロジックだけの甘さ、リ
これまでも、幾つかの場所で政策立案テキストをご紹介してきました。 2022年4月段階です。変わるかもしれません。 やはり、一冊目は、ユージン バーダックの『政策立案の技法』です。私自身、様々な自治体様で施策立案をしてきました。その際に最初に読み直すものの一つです。 実際、この本以外にも公共分野の政策立案ものはあるのですが、行政計画を構築するということに特化したものはあまり発見出来ておらず、やはりこれを読んでしまいます。 問題定義、そして、政策オプションなどが秀逸かと。振り
コロナ破たんは、4回目の緊急事態宣言が解除後の2021年10月から12月まで3カ月連続で月間最多を更新した。2022年に入り、いったん落ち着いたかにみえたが、3月は月間最多を更新し、4月1日も19件が判明した。破たんピッチが早まり、水面下に潜んでいた倒産の増加も現実味を帯びている。 これまでコロナ破たんは都市部で目立ったが、2021年度は全国に広がった。2021年度は東京都388件、大阪府196件、福岡県110件、兵庫県96件、愛知県86件と都市部を中心にしながらも、前年度
今日は、地域コミュニティに関するもの。 結論としては、デジタル・持続可能性・連携という今の時流に関するもの。2022年の着地点としては、妥当な感じがします。しかし、結論がありきなような気もします。 そして気になるのは、リスク分析が手薄なこと。この施策が上手くいかなったから次どうするのか、近未来はどんな風になるのか分析が必要と思います。対抗事実といっていいですが。(了)
https://www.jttri.or.jp/research/tourism/220322kanko_tebiki.pdf Ⅰ.観光を活用した持続可能な地域経営の意義・重要性 ■持続可能な地域経営を行っていく意義 ■観光を活用した持続可能な地域経営による課題解決 ■持続可能な地域経営に観光を活用して取り組む理由 ■持続可能な地域経営に観光を活用する方法 ■観光を活用した持続可能な地域経営の流れ ■地域の状況に応じた観光を活用した持続可能な地域経営 Ⅱ.手引き
【実施理由】 今度の土曜日に行うマシュマロタワーチャレンジを極める会をなぜ開催しようかと思ったかというと、もっと応用できるのではないか、そして、OODAループなどとの連携なども考えて見てもいいのでは、ということでした。 【そもそもマシュマロタワーチャレンジとは】 そもそもマシュマロタワーチャレンジは、チームビルディング系のワークショップの定番の一つ。 【もっと使えるのでは】 いろんなところで使われているのですが、なにを強調するかで立て付けが変わります。そこで、最近は
今日は、コロナ禍でのスポーツ体験などのレポートです。 コロナ禍でスポーツ体験は減っているのかなと思っていましたが、 部活動は減っているが・・・。それ以外はそれほどでもないということでした。後は、スポーツと心の健康は関係があると言うことでした。 【4~11歳】→ 新型コロナウイルス感染症の影響は少ないが、種目に変化 ・週7回以上運動・スポーツを行う高頻度群が45.4%と最も高く、前回2019年調査(45.5%)から横ばい ・過去1年間によく行った運動・スポーツ種目は、「おにご
来月から、日本経営協会様で↓の講座を担当することになりました。 この講座のポイントと、なぜ、この企画?をご紹介します。 まず、講座↓はこれ。 官公庁向け 総合計画策定実務(全7回集中講座)~コロナ禍でも配属一年で総合計画を策定する~ 紹介動画はこちら↓ 1 企画を作った一番の理由 とかく、行政計画を作るときには外部からコンサルタントに外部委託することが多いです。私も委託されてきた側の一人です。このことは、一般に「丸投げ」と揶揄されることが多いかと。 経験的になぜこ