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合同会社政策支援のこれまでの活動

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記事一覧

細川が主催する「未来をつくるゼミナール」オープン講座に参加してみません?

5月25日(火)1800〜オンラインでゼミナールを行います。細川甚孝のオンラインサロン「未来をつくるゼミナール」(略してミラつくゼミ)のオープン講座です。 「ミラつくゼミ」とは「ミラつくぜみ」は昨年度から開講しております。まちづくりに関するトピックを年4テーマ程度取り上げ、ブックサーフィン、数字でみるまちのすがた、検討すべきテーマなどを細川をご紹介していきます。 その他、月一回程度のオフィスワー(個別相談)、フェイスブックグループ内でのほぼ毎日のまちづくりに関する情報提供

今週の政策支援は「仮説推論法」のセッションです。読んでこなくても知的に楽しめる会です。

今週14日1500〜の政策支援の朗らか読書会のテーマは、「推論」をどう考えるかです。 これまでの帰納と演繹という二つの発想法だけだと、どっちにしても一つのルールの中での議論でした。このことは、一つの人生ゲームの中で、勝ち方を議論しているのにすぎないと思います。 そこの壁を打ち砕き、発見出来なかった新しい原因を発見する力を仮説推論法であると、細川は思っております。 テキストはこちら https://www.amazon.co.jp/アブダクション―仮説と発見の論理-米盛

9月19日の公共政策セミナーの感想戦;行政評価、政治評価、そして、多様な市民からの評価。

昨日は、↓にあるように、明治大学の西出先生をお招きし、先生のご本である『行政評価がなぜ機能しないのか』を核としたセミナーを開催しました。 先生のご本の中核であり、以下の内容についての議論が続きました。 政策検証が上手くいかない理由 1 行政職員集団が政策検証の目的ではなく、独自の目的に従いながら検証を推し進めること 2 行政職員集団が作為的な検証作業が可能となる制度運用の仕組みを自らの立場を駆使して整えようとすること 3 同作業を助長若しくは支援するような、すなわち政策検

「のこす」ということ-古いを遺す?-

古民家をのこす 古い街並みをのこす 町屋をのこす  「京町屋」を残すってどういうこと?みたいなSNSの書き込みがあった。京都のある町屋・長屋を全部買い取って表だけ残して中は全面改装して宿泊施設にしている企業の取り組みについての意見だった。  政治でも「レガシーを残す」みたいな話が多く出てきて、本来の意味ではあまりなくて、ハードなものを残すっていう意味で使われていたりしますね。  難しいなぁ、と正直。  五重塔やお寺の中には、世界で最も古い現存する木造建築が。。。なんて話が出ま

8月23日の未来をつくるサロン;インタビューの重要性に関する各種テキスト

8月23日のサロンのテーマはインタビューテクニックでした。 まず、インタビューテクニックの必要性は、↓の詳細が書かれているのですが、ビジネスキャンバスというフレームワークを作る際に、共感マップというものを作り、本音に迫っていくものでした。でも、そこで、鍵になるには、どうやってインタビューを進めていくのかというものです。 そこで、鍵になるのは「インタビュー」の実施の仕方になります。どういった立て付けでインタビューを進めるかが示されています。それについてコンパクトに書かれてい

8月22日ほがらか読書会;バウマン『退行の時代を生きる』の感想戦

本日午前中に実施したバウマン『退行の時代に生きる』の感想戦です。松原明さんとのご一緒の会でした。流れとしてはバウマンのコミュニティ『コミュニティ』『コラテラル・ダメージ』のまとめ、遺作という内容がぴったりかと。非常に勉強になりました。ご参加頂いた方々、有り難うございます。

8月22日のほがらか読書会へ向けて;ざっくりダイジェスト;『退行の時代を生きる』。

明日です。 ぎりぎりまでお待ちします。 会費1000円 http://ptix.at/xHt8ju peatixでお支払い後にURLをお伝えします。 今週の土曜日8月22日は、ほがらか読書会です。今回はバウマン『退行の時代を生きる』。前回はアーリの『未来像の未来』でした。アーリは未来像の社会的な捉え方を議論しました。 そして、今回はなぜ実態としてなぜレトロな社会像に人は引きつけられるのかという問いを立てます。最終的なまとめは、当日ご紹介しますが、ざっとこんな内容です。

合同会社政策支援のもう一つの支援;音楽家活動への支援(主に資金獲得)

合同会社政策支援のミッションは、HP等に書いてあるようにいわゆるパブリックセクターの活動支援です。しかし、もう一つの支援を行っております。それは音楽家の方々の活動支援です。 資金獲得及び企画立案は、音楽家の方にとっては、そこまで上手ではないエリアかと思います。その点をご支援いたしております。 実績としてはコロナ禍において、何人かの音楽家の方向けに資金獲得のご支援を行いました。結果、何人かの音楽家の方々は資金を獲得することが出来ました。その他、各種助成金の申請書の記入支援な

公共政策とはなんなのか?

都知事選挙の投票日ももうすぐという中で、あえて、公共政策とはなにかと考えてみたい。 政策というのは一般に「公共的課題を解決するための活動の方針で目的と手段の体系をなすもの」と言われることが多いです。このシンプルな定義が現在の政策立案を取り巻く混迷を引き起こしているかと思います。 (1)公共的課題とは?実はこの公共的課題なるのもの定義がまたむずかしい。小さく捉えれば二人以上の構成員で共通な課題があればそれを公共的課題としても論理上は問題はない。しかし、焦点は、なぜ、それを公

感想戦;満員御礼 6月27日の公共政策セミナー(政策を作る上でのデータとの向き合い方)

6月27日に公共政策セミナーを開催しました。ありがたいところに参加者の方が約45名でした。弊社史上、最大の集客となりました。ご参加された方がありがとうございました。 今回の内容のセミナーを開催しようと思った最大の理由は、オープンデータとかスマートシティとかデータ収集と分析を軸とした行政施策はされていますが、なぜ、効果がでないのかというものです。データ分析の力がないのか、データ収集できない仕組みなのかという問題があるのも承知しています。 しかし、それでも、小さい単位での成果

感想戦;第二期まちひとしごと総合戦略はアフターコロナの地方創生を再ブーストするのか〜刷新されたビジョンか劣化したコピーか?

若生さん(シンクタンカー)と鈴木さん(経済評論家)というビックネーム(僕的には)をお招きし、「第二期まちひとしごと総合戦略はアフターコロナの地方創生を再ブーストするのか〜刷新されたビジョンか劣化したコピーか?」というテーマで地方創生施策に関する議論を行いました。 結論(細川的には)は、地方創生施策のKGIである(そう言っていませんが)、人口の社会増と自然増の二面戦略には無理あがるのではないかということで落ち着いたかと思います。資料をちらみせ。 社会増を志向するということは

今週のリーディングセッション(6月13日AM)

今週の政策支援は、リーディングセッションです。ベックの世界リスク社会論です。コロナ後の社会を考える上で、基礎となる文献かと思います。ご関心ある方はぜひ。 https://www.facebook.com/events/253396759019825/ 開催場所は練馬ココネリの研修室5及びズームです。 会費は1000円 ピーティックスもしは現金です。 ピーティックス↑です。