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感想戦;第二期まちひとしごと総合戦略はアフターコロナの地方創生を再ブーストするのか〜刷新されたビジョンか劣化したコピーか?

若生さん(シンクタンカー)と鈴木さん(経済評論家)というビックネーム(僕的には)をお招きし、「第二期まちひとしごと総合戦略はアフターコロナの地方創生を再ブーストするのか〜刷新されたビジョンか劣化したコピーか?」というテーマで地方創生施策に関する議論を行いました。

結論(細川的には)は、地方創生施策のKGIである(そう言っていませんが)、人口の社会増と自然増の二面戦略には無理あがるのではないかということで落ち着いたかと思います。資料をちらみせ。

プレゼンテーション2

社会増を志向するということは、絶えず自然増を吸収する可能性が高いということ、特に、マクロとして、女性の東京への移動を抑止できない、雇用吸収力が高い企業・事業所の育成・支援ができていないことが決定的ではないかと。

二面戦略は体系として混乱を招くことが多い。その証左は、国全体、そして、一部自治体の戦略におけるKPIが混乱を極めていることにあります。特に、KPIと人口の社会増と自然増の関係が薄いものが多い。その結果、政策目標を達成できなくても、KPIを体現する事業を改善できないという状況がその結果を示しているかと。

そのほか、参加者の方々と熱い議論とできました。批判的なトーンだけでなく、具体的な地域をテーマとした建設的な議論ができたかと思います。ご参加頂きありがとうございました。

(文責は細川にあります。あくまでも細川の個人的な感想です。)


ありがとうございます!