冨田昌吾

SNSなどで気になった投稿などを書いています。大阪のNPO寝屋川市民たすけあいの会事務…

冨田昌吾

SNSなどで気になった投稿などを書いています。大阪のNPO寝屋川市民たすけあいの会事務局長。BLOG、FB。instagram、twitter、@totutotu1968 HP:totutotu.la.coocan.jp、researchmap.jp/shogotomita

最近の記事

寝屋川コミュニティフリッジ3年目にむけて この2年のふりかえりと今後について

寝屋川コミュニティフリッジをご支援いただいているすべてのみなさまへ 2021年の冬にみなさまのご支援をいただき、開設をしました「寝屋川コミュニティフリッジ」はたくさんの方のご協力を得て、二周年を迎えることができました。 ほんとうにありがとうございます。 開設時のクラウドファンディングなどでご支援いただいたみなさま 開設後、食糧や日用品などをお届けいただいたみなさま そして、生活支援やこどもの貧困支援のために、食糧の購入のため、運営のためにご寄付をいただいたみなさまのおか

    • 現在進んでいるトリプル改正の解説をお話しします

      平成30年から6年目。平成30年の改正は社会保障制度としては、とても大きな改正でした。当時、国の一部では「惑星直列」と大きな節目の年を表現しました。医療報酬、介護報酬、障害の報酬に加えて、労務関係の改正も加わっていたからです。 その「惑星直列」を奈良 大和郡山で開催された「暮らしネットフォーラム3」『政策・次代を斬る!思考の回路2』でお話しました。当時はコロナ前でオンラインもなく狭い会場に100人近くの方が集まっていたフォーラムでしたが、一部の方には伝説の会といわれているらし

      • 子育て応援フードパントリーを開催して

        先週の土曜日、寝屋川市民たすけあいの会で子育て応援企画「子育て応援フードパントリー」を開催させていただいた。この企画は、実はSNS上でつながらせていただいている八幡浜市社協さんが開催された企画をいただいて、企画立案をさせていただいた。チラシの原案も快く使わせていただいたことに本当に感謝します。ありがとうございます。  寝屋川コミュニティフリッジは、その登録の対象を「ひとり親家庭とそのこどもさん」、「生活困窮者世帯」としていて、今回のフードパントリーは、対象を子育て世帯一般にさ

        • 「支援者病」?って何? ~2023年度ソーシャルワークアカデミー前期第1回

          四年前からNPO法人み・らいず2さんと協働開催させていただいている「ソーシャルワーク・アカデミー」。主に、現場のみなさんと一緒に、ソーシャルワークについて、改めて考える企画をさせていただいています。 今年も「オープニングイベントとして、6月27日に、沖縄・ちゅらゆい 代表理事の金城さんと昨年に引き続き、み・らいず2の野田さんをはさんでセッションをさせていただきました。 ちょうど、ちゅらゆいさんのPJで が、発行されたところで、金城さんご自身もことも含めて、いろいろなお話

        寝屋川コミュニティフリッジ3年目にむけて この2年のふりかえりと今後について

          (障害)福祉って『どういうことですか』?

          障害福祉の常識を問い直す講座season4 第3回(第2テーマの1回目)「障害福祉ってどう言うことですか?」基礎編は7月10日月曜日の19:00〜です。 今回の与えられたタイトルが 「(障害)福祉って『どういうことですか』」 なんともはや、障害(者)福祉とは何か?ということは、問われて講演したことがあっても、障害福祉ってどういうことですか?って。すごいお題です 【どういうことですか】って。。。調べてみました 知恵袋にこんな回答がありました 前後の文脈にもよりますが

          (障害)福祉って『どういうことですか』?

          ソーシャルワークアカデミーオープニングセミナー『子ども若者に「夢」「やりたいこと」がないとだめなのか』~「社会の正論」と「自己選択」、どのように支援できるのか~

          2023年度オープニングは、近年増え続けている不登校、長期化しているひきこもりなど、子ども若者分野におきている支援のあり方について学びを深めていきます。 子ども若者に、将来の夢ややりたいことなど聞くことがありますが、夢ややりたいことがないといけないのか、世の中で良しとされることに支援も引っ張られることがあるかと思います。 私たちは、彼らの自立に向けて、どのような支援が必要なのでしょうか。 正解のない問いではありますが、皆さんと一緒に考えていきませんか。☆☆☆ ソーシャルワ

          ソーシャルワークアカデミーオープニングセミナー『子ども若者に「夢」「やりたいこと」がないとだめなのか』~「社会の正論」と「自己選択」、どのように支援できるのか~

          障害福祉の分野で日常的に使われている【言葉】を「【あなたの言葉】で説明できますか?」ー一緒に考えませんか?

          【障害福祉の常識を問い直す講座season4開催決定】 ここ二年間よりは遅いはじまりになりますが、「障害福祉の常識を問い直す講座season4」を開催させていただきます。 今回も、私、寝屋川市民たすけあいの会の冨田と山口久美さんがコラボしての、障害福祉の常識を問い直す全10回の講座になります。 この三年間のように、基礎編、応用編ではなく、一テーマを2回行い、一度目が基礎編、二回目が応用編と。10回全部参加いただいてもかまいませんし、基礎編だけ、応用編だけでもかまいません。

          障害福祉の分野で日常的に使われている【言葉】を「【あなたの言葉】で説明できますか?」ー一緒に考えませんか?

          障害福祉の常識を問い直す講座season3全10回終了。。。そして

          3年前からやらせていただいている「障害福祉の常識を問い直す講座」先日、今年予定されていた10回のオンライン講座が終了しました。 この講座の仕掛け人である@山口久美さんが毎月1回、ホストになってくださり、10回+新年会と、ほぼ休みなく3年続けさせていただきました。 多くの方に、参加費をお支払い(その全額を寝屋川市民たすけあいの会に寄付いただき)いただきご参加いただきました。オンラインリアルで参加できるときに参加していただき、また、アーカイブでもみていただき10回が終わりました

          障害福祉の常識を問い直す講座season3全10回終了。。。そして

          研修会【障害のある本人との“おもしろい”暮らしをつくるためになされる、とても地道な日々の営み 】

          1999年に亡くなられる前の数年間、自分が大学院生のときに研究会などでお世話になった定藤先生。北野先生や清水さんとも同じ時期からお世話になっています。その研究会の連続研修会がこの数年間第12回の清水明彦さんの回までで一区切りをし、今回からは西宮市社協の共生のまちづくり研究・研修所との共催研修会として、再出発します。 これまでどおり私は司会進行係を仰せつかっています。 無料でハイブリット開催になります。以下、ご案内です 「共催研修会」を開催します(1月18日・オンライン参加

          研修会【障害のある本人との“おもしろい”暮らしをつくるためになされる、とても地道な日々の営み 】

          2023年 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

          【ブログと同じ文章です】  昨年、2022年はみなさまにとってはどんな年だったでしょうか。私のまわりには、とても積極的に自分のことを発信される方とそうでない方がおられます。年末年始は発信が増え、みなさまのいろいろな一年を垣間見させていただき、ご挨拶いただいた気分になっています。ありがとうございます。  私にとっての2022年はというと。。 。  昨年の年頭のBLOGで書いてあることをみると、テンションが低く、ずいぶん暗いんですよね。迷っていることが文間から垣間見えます。

          2023年 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

          いわゆる障害者総合支援法改正成立時の衆参両院の附帯決議の内容

          2022年12月10日(土)参議院本会議で、いわゆる障害者総合支援法の改正法が成立した。今、臨時国会の会期末ギリギリの成立になった。 9月のいわゆる「ジュネーブ勧告」によって、現行の日本のさまざまな法律制度の不備が指摘される中、スケジュールどおりに進めていった国の姿勢にも批判があがっているが、そのこともあってか、たくさんの附帯決議がついた。ここでは、衆参両院の附帯決議をとりあげておく。 衆議院で30。それに加えて参議院では35にものぼった。細かい文言も参議院では付け加えられ

          いわゆる障害者総合支援法改正成立時の衆参両院の附帯決議の内容

          「ソーシャルビジネス」とその周辺について

          ネット上で知り合った 寺戸慎也さんがやられている「ケアラジ」という企画に少し協力させていただきました。 めずらしく「ソーシャルビジネス」とその周辺について、1990年代から2010年代にいたって、冨田が思っていることを話させていただきました。音声のみって出させていただいたことがないので、自分できくと変な感じですね😀 ケアラジとは 「仕事、家事、育児、勉強・・・etc。日々忙しい現代社会のスピードをすこーし緩め、「ケア」の視点からさまざまな論点を考察します。独断と偏見で選ん

          「ソーシャルビジネス」とその周辺について

          「ソーシャルワーク理論はどんな分野にも普遍的か?」~ソーシャルワーク・アカデミー~今期の裏テーマ?

          私は自分のフィールドは、地域・コミュニティであり、狭い意味の福祉ではなく、もう少し広い意味での「コミュニティ」だと思っている。そこでの主に仕事をしているときの視点は、福祉でいうコミュニティワーカーやコミュニティ・ソーシャルワーカー、コミュニティオーガナイザーには当てはまらないと思っている。 しかし、日本の場合、「福祉」というのは、一部を除いては福祉制度の中にあるものであり、除いた一部をしてもどうも昨今は政策的背景をもって、「専門職」による関与(いや「管理」か)として語られる

          「ソーシャルワーク理論はどんな分野にも普遍的か?」~ソーシャルワーク・アカデミー~今期の裏テーマ?

          寝屋川コミュニティフリッジ一周年

          もうすぐ寝屋川市民たすけあいの会が開設運営している「寝屋川コミュニティフリッジ」が一年を迎えます。 コミュニティフリッジ 「地域の公共冷蔵庫」 寝屋川コミュニティフリッジをご紹介いただいた井出留美さんによると 2015年8月13日、米国国営ラジオのNPRで、スペインに「連帯冷蔵庫」が登場したことが紹介された。 これは、余っている食品を引き取り、必要とする人に渡す「フードバンク」のような役割を果たす、いわば公共の「シェアバンク」のようなもの。 北長瀬コミュニティフリッジ

          寝屋川コミュニティフリッジ一周年

          川下の生活課題から、社会構造を創造する~2022年度 ソーシャルワークアカデミーのご案内~

          6月9日にオープニングイベントを行った「ソーシャルワーク・アカデミー」がいよいよ来週から開講します 2014年に国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)によるソーシャルワークのグローバル定義があります。 ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、そして人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。社会正義、人権、集団的責任、多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。 ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学および民族固有の知

          川下の生活課題から、社会構造を創造する~2022年度 ソーシャルワークアカデミーのご案内~

          「幸せとケア〜自分らしさを考える」 障害福祉の常識を問い直す講座 season3-⑤

          もう来週の月曜日になりました #障害福祉の常識を問い直す講座  season3-⑤ 「幸せとケア〜自分らしさを考える」 2022年7月11日(月)19:00~です! 「幸せ」と「ケア」がならび、 そこに「自分らしさ」が絡んでいきます。 最近、福祉以外のところでも見かけるようになった ウェルビーイング(well-being)ということば。 日本語に訳すと「幸福」?「幸せ」?になるそうです。 幸福度ランキングなどというものがあり、 幸せの尺度というものもあり、 文化など

          「幸せとケア〜自分らしさを考える」 障害福祉の常識を問い直す講座 season3-⑤