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政策立案テキスト紹介#1 『政策立案の技法』

これまでも、幾つかの場所で政策立案テキストをご紹介してきました。
2022年4月段階です。変わるかもしれません。

やはり、一冊目は、ユージン バーダックの『政策立案の技法』です。私自身、様々な自治体様で施策立案をしてきました。その際に最初に読み直すものの一つです。
実際、この本以外にも公共分野の政策立案ものはあるのですが、行政計画を構築するということに特化したものはあまり発見出来ておらず、やはりこれを読んでしまいます。

問題定義、そして、政策オプションなどが秀逸かと。振り返ってみると、私自身のコンサルスタイルに大きな影響があると再確認しました。

アマゾンではこんな紹介です。

元アメリカ合衆国労働長官ロバート・B・ライシュ推薦
「政策分析の8ステップ」と名づけられた画期的なこの方法論は、驚くほど明瞭で簡潔な政策立案の指針を与えてくれる。

さまざまな利害が対立する中で有効な政策を立案し、民主的に決定し、実行していかなければならない公共政策の現場は、学問研究だけでは太刀打ちできない世界です。
本書はカリフォルニア大学バークレー校ゴールドマン公共政策大学院で長年用いられてきた政策立案の実践的な手引きであり、問題の発見から政治的な駆け引きを勝ち抜いて実行にこぎ着けるまでのプロセスを独自のフレームワークに基づいて解説しています。
(1)問題を定義する、
(2)証拠を集める、
(3)政策オプションを組み立てる、
(4)評価基準を選ぶ、
(5)成果を予測する、
(6)トレードオフに立ち向かう、
(7)決断する、
(8)ストーリーを語る、
というこの「政策分析の8ステップ」は、驚くほど明瞭で簡潔な政策立案の指針を与えてくれます。政策に関わる全ての人に贈る、今後の日本の公共政策をより良いものにするための方法が示された一冊です。

(了)

ありがとうございます!