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2季連続最下位からの逆襲だ!プロ野球。セの中日とパの日本ハムがオープン戦好調。公式戦開幕へ勢い。指揮官はいずれも3年目。もう弱小とは言わせない!

2シーズン連続最下位からの逆襲だ!プロ野球セリーグの中日とパリーグの日本ハム。各リーグでどん尻の悲哀を漂わせていたが、今季は巻き返しを図っている。オープン戦は両チームともに好調だ。指揮官はいずれも3年目。チームを把握し、実を結ぶ時を迎えた感がある。もう弱小とは言わせない。そんな意気込みを感じる。

昨年のレギュラーシーズンで最下位に終わった中日と日本ハム。両者は近年低迷が続いている。

中日は2022年、23年と2季連続リーグ6位に終わった。2013年以降、クライマックス・シリーズ(CS)に進出できたのは、2020年にリーグ3位に入った1度だけ。

パリーグの日本ハムも低迷が続く。2017年以降、CSに進出したのは2018年にリーグ3位に入った1度だけ。

投打二刀流の大谷翔平選手(29)が日本ハムに所属していたのは2013年からの5シーズン。この間は2016年のリーグ優勝1回を含む3度CSに進出していた。大谷選手のメジャーリーグ移籍後に、チームが凋落している感がある。

現在、中日の指揮官は立浪和義監督(54)。日本ハムで指揮を取るのは新庄剛志監督(52)。両者ともに今季3年目だ。

2人が監督になってからの2シーズン、中日も日本ハムも2季連続最下位に終わった。指揮官になって3年目の今年。結果が求められるシーズンとなる。

両者ともにチーム状況を把握し、今季は躍進しそうな勢いがある。オープン戦で中日、日本ハムともに好調だからだ。

22日に中日はロッテと対戦。6回表を終えて1-2と追う展開だったが、裏の攻撃で打線がつながった。1死二塁で石川昂弥選手がライト前へタイムリーを放ち同点に。

さらに二、三塁と好機が広がった後、木下拓哉選手が右前適時打で勝ち越した。続く代打の大島洋平選手もライト前適時打で1点を追加した。相手の追い上げを1点に食い止めて、3-2で競り勝った。

一方の日本ハムはDeNAと対戦。初回にマルティネス選手の先制タイムリーで1点を奪った。相手に3点を許し一時は逆転されるが、七回裏にレイエス選手の適時打で1点差に詰め寄った。

そして九回裏。スティーブンソン選手のヒット、万波中正選手の連打で無死一、二塁の絶好機。ここでマルティネス選手が左中間へ逆転サヨナラ3ランを放った。5-3と大逆転勝ちだ。

22日の試合を終えて中日はオープン戦で9勝5敗4分けと12球団中2位。日本ハムも7勝4敗5分けで3位。両チームともに上位に食い込んだ。

2チームともに29日の公式戦開幕に向けて勢いを感じる。もう弱小とは言わせない。2季連続最下位からの逆襲だ。中日と日本ハムの「下剋上」があるのか楽しみだ。

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