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Art Writing & Photos

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自分が見にいって楽しかったアートに関する文章と写真を載せています。
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#ロックダウン

だから文化だなんだと語る前にやることがあるでしょう〜アートだなんだと言う意識高い系に単なるおかんの私が声高らかに言いたいこと。

だから文化だなんだと語る前にやることがあるでしょう〜アートだなんだと言う意識高い系に単なるおかんの私が声高らかに言いたいこと。

せっかく目の前に機会があるのにもったいなさ過ぎなんだよ。

日本では「アートとなんちゃら」というのがずっとブームになる。社会人なら、知識人なら、良き大人なら、投資家ならアートを見てなんだかんだと言うブームが定期的に続いている。

本当に見てて苦しくなる。

意識高い系だけでよろしくやってくれよ!と以前なら怒りだけで済んだ。でも今は怒りと共にどうしようもなく悲しくなる。泣きたくなる。このnoteだっ

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パラリンピック開会式に感動した人が次にやるべきこと。

パラリンピック開会式に感動した人が次にやるべきこと。

感動した!だけじゃつまらんよ!次は行動!

*こちらのnoteの深掘り版を書きました!こちらも読んで頂けたら、そして活動に参加して頂けたら、とても、とても嬉しいです。

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最近、本当に悲しくなってしまうこと多いですよね。そんな事件が多すぎますよね。だから気持ちが前向きになることないのか!って思うのだけど、なかなかないんですよね。

そんな中、美術関係の方が「パラリンピックの開会式始まるよ

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人が亡くなるということ、自分が死にたくなること、消えてなくなりたいということ、そして革命。

人が亡くなるということ、自分が死にたくなること、消えてなくなりたいということ、そして革命。

昨日、驚くニュースが飛び込んできた。

クリスチャン・ボルタンスキーが亡くなった。現代アートが好きな人なら一度は聞いたことがある名前だろう。彼の作品の持つ猛烈なメッセージ性は一度見たら忘れられない。

彼の作品表現は「死」を強く連想させる。様々な生と共に合わせ鏡のように必ず存在し、誰もが逃げることが出来ない「死」。そのメッセージ性は人によっては強い恐怖感を感じることもあるだろう。

私は庭園美術館

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2020年のアートとの関わりを振り返る

2020年のアートとの関わりを振り返る

こんなにアートに触れられない年は、なかった。

2020年がもうすぐ終わるわけだけど、こんなにアートに触れられない年もなかった気がする。触れられないと記録に残せなくなるってこともよく分かった。私にとっての2020年は「今までの様にアートに触れられなくなった年」になった。

毎週、時間があればなんとかして芸術に触れていた。シンガポールからクアラルンプール に転居してもなんとかこの「芸術に触れる行為」

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松田くんと息子の関係から見る「スラム文化人が男子育成に不可欠」と私が断言する理由

松田くんと息子の関係から見る「スラム文化人が男子育成に不可欠」と私が断言する理由

男子には「スラ人」が必要だ。

12月5日から松田くんの個展「松田修 / こんなはずじゃない」が無人島プロダクションで開催される。

open: 火~金|13:00-19:00 / 土・日|12:00-18:00
close: 月、冬期休廊12/28 – 1/4
※ 本展ではオープニングレセプションは行いません。
※ 今後の状況により、営業時間の変更や、やむを得ず休廊となる場合があります。最新情報

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Lock Down 40日目(4月26日)

Lock Down 40日目(4月26日)

今日は日曜日である。なるべくゆっくり起きる。しかしやりたいことがある。この葛藤が非常に複雑。(と考えるふりをしてダラダラする)。

本当、家の中で過ごす日々と言うのはなかなか変化がない。この変化の中が非常に精神に重圧を課すことになる。

毎日フットステッパーで歩いている。
フットステッパーは非常にクラシカルな運動器具だと思う。小さい時おばあちゃんがやっていたような記憶がある。昔、日本中で流行ったよ

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