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私は、子供が「NO」と言う権利を認めているのか?

こんにちは!

日本一🇯🇵子育てが苦手な
【子育て研究者】koto
です!

今回は、支援センターや児童館での
超あるある!!な場面
についてのお話です。

わが子が「おもちゃ貸して」
と言われたら

早速ですが、支援センターや児童館など
子供たちが集まって自由に遊んでいる場所で

自分の子が他のお子さんに「おもちゃ貸して」
と言われたら、親としてどんな反応をしますか?

「貸してって言ってるよ。貸してあげたら?」
と、わが子にうながす?

じゃあ、子供が「いやだ!」と言ったら?

おもちゃくらい貸せないなんて、いじわる…

友達におもちゃを貸せる
優しい子になってほしい!

以前の私はそう思って、
わが子がおもちゃを貸せるように
説得していました。

「さっきから使ってるから、もういいよね?」
「他のおもちゃで遊んだら?」


なんて言いながら。

そして最終的には、お友達やそのママに

「どうぞ、使ってください!」なんて言って、
勝手におもちゃを貸していました。

おもちゃを貸すか貸さないかを
決めるのは誰?

今考えると、ツッコミどころ満載ですね(◎_◎;)

このとき私が考えていたのは
子供の気持ちではなく
間違いなく、「母としての自分の体裁」。

自分の子が、おもちゃを貸せる
優しい子であってほしいと思い、


子供の気持ちを無視して
勝手におもちゃを渡していました

というか、大人として
それが正しいと信じきっていました。

しかし、
子供の目線から考えてみるとどうでしょう。

↓↓↓

ぼくがおもちゃで楽しく遊んでいたら、
突然、知らない誰かが「貸して」と言ってきた。

ぼくはまだ、このおもちゃで遊びたい。
まだ貸したくない!

それなのに、
ママはその子におもちゃを貸せって言ってくる。

なんで?ぼくはまだ遊んでるのに…

あ、勝手におもちゃ貸しちゃった!

めっちゃ嫌な気分!!!!

ですよね~。

いくら親が「貸してあげたらいいのに」
と思っていたとしても

「貸すかどうか」を決めるのは、
親ではなくその子自身
なのです。

子供にも
嫌なときは、「No」と言う権利がある
はず。

大人だって、買ってきたばかりのiPhoneを
うきうきしながら使い始めたところに

突然、夫が帰ってきて
「ちょっと貸せよ!」なんて
言って取り上げられたら
たまったもんじゃありません!

私なら、怒り狂うこと間違いなしです笑

大人は「No」という権利が当たり前なのに、

子供の「No」を否定してしまうのは
なぜなのでしょうか…

「No」と一緒に教えたいこと

子供にも「No」と言う権利があることは、
よく分かりました。

じゃあ、
おもちゃをずーっと独り占めしていてもいい?

それはそれで困りますよね。

夢中で遊んでいるときは貸したくなくても、
少しずつ周りのことも考えていけるように
なってほしい。

それも社会で生きていくためには、
大切な要素です。

では、「貸して」「嫌だ」の
やり取りが始まった時、

親はどう関わればよいのでしょうか。
今回はこの3ステップを紹介したいと思います。

①相手を傷つけない断り方を教える

「No」を言う権利は誰にでもあります。

でも、「絶対ダメ!!」なんて
怒ったように言えば、相手の子も嫌な気持ちに。

そんなときは、

「今使ってるから、あとでね。」

と、相手の子を傷つけないような
言い方を教えてあげましょう。

「No」を言うことは悪いことではありません。

でも、親がそれをよくないと思っていると、
子供は自分の権利を守るために、
攻撃的にならざるを得なくなります。

日頃から、

「嫌なときは、嫌と言っていい。
 でも、言い方は考えなくちゃいけない。」


ということを伝えて、
不必要に攻撃的にならなくてもいいように
教えてきたいです。

②相手の気持ちを想像させる

自分の気持ちを尊重されれば、
相手のことを考える余裕も出てきます。

もし長いこと貸してもらえず、
相手の子が泣いたり怒ったりしたら、

「~ちゃん、どんな顔してるかな。」
「なんで泣いてるのかな。」


と、相手の気持ちを想像させる声かけ
してみるのもいいかもしれません。

「No」という権利はありますが、
自分の行動の結果が、

相手にとってどんな影響があるのかは、
小さな子供でも、知っていく必要があります。

③いつになったら貸せそうか、
 見通しをもたせる


「貸して」「嫌だ」がずっと続くようなら、
いつになったら貸せそうか、

終わりの見通しをもたせるのも効果的です。

待つ方も、ずっと待ち続けるのも辛いですし、
貸す方も、区切りがつけにくいもの。

(時計を見て)
「長い針がいくつになったら」
「あと一回遊んだら」など、

お互いに納得できる区切りを考えられるよう
手伝ってあげると、
どちらも気持ちよく過ごせるかもしれません。

もちろん、おもちゃを貸してあげられた時には
たくさん褒めてあげましょう!

そのときに、
相手の子が「喜んでいる」ということにも
気付かせてあげられると、

独り占めするよりも、
気持ちよく遊べる
ということも
学んでいけると思います。

まとめ

私たち大人は(特に私!)
幼い子供にも、
大人と同じような権利があるということを
忘れてしまいがちです。

子供はまだ正しい判断をすることは
難しいかもしれません。

けれども、
感じている気持ちによい、悪いはありません。

子供が感じた気持ちを大切にして、
どのようなふるまいをすればよいのか
丁寧に教えていってあげたいです。

もちろん、一朝一夕にはできませーん(;▽;)!

子供も親も、何回も失敗しながら、
ちょーっとずつ
身に付けていくことばかりですね。。。

子育ての道のりは長い…!

今日も一緒に頑張りましょう!

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