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死にぞこないの趣味の世界

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#パリ

カバー曲が好きなわけ -Patrick Bruel, « Paris, je t’aime d’amour »

カバー曲が好きなわけ -Patrick Bruel, « Paris, je t’aime d’amour »


カバーカバーが好きです。
理由のひとつは、モトウタとは違う味わいを楽しめるところ。
好例は徳永英明さんでしょう。
女性歌手のモトウタを、徳永さんが歌うと、ときには女性以上にセクシーになったりして、素晴らしい。

もうひとつの理由が、昔の歌を「再発見」できるところ。
「歌を消費して、飽きたら忘却のゴミ箱にポイするの、やめようよ。」
そんな、カバー製作者の思いが聞こえてくるようです。

実際、ある歌

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映画『私の知らないわたしの素顔』を観て

映画『私の知らないわたしの素顔』を観て

中高年の恋愛サスペンス映画。
50代以上、必見かな。
若いひとで、これを観て「おもしろい」と言えるひとは、よっぽどの文学好きでしょうね。

映画の冒頭、中高年男女の夜の寝室が赤裸々に、しかし美しく撮られている。
こういうシーンを撮れるのがフランス映画なのだ。

なりすましというテーマ主人公は比較文学を専攻する50代の女性大学教授(ジュリエット・ビノシュ)。結婚・出産・離婚と、人生フルコースを経験。

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葉巻に、白ワイン -ここで飲むしあわせ

葉巻に、白ワイン -ここで飲むしあわせ


・夏のパリで、高等遊民となる。夏のパリは閑散としている。
だってパリジャンはヴァカンスで不在だ。
羨ましくないわけではない。ドーヴィルやサン=トロペでムール貝に舌鼓をうつのも悪くない。
しかし、僕は静かな夏のパリにとどまる。

日曜の朝、
僕は幾つかの路地と大通りを闊歩し、ブラッスリーのテラスに陣取り、イルビゾンテのサックからおもむろに葉巻を取り出し、火をつける。
キューバのトリニダッド。
太く

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