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知識を教える(ティーチング)

先輩が新人に教える。

【悪い例】❌ NGティーチング

今日は当社の取り扱い商品について説明します。
当社の商品はさまざまなものがあります。
え~と、何から説明しようかな。
まず、コピー機やプリンター、関連の商品、それから照明器具のように
家電商品に近いもの、それからペンなどの筆記用具、あとはファイル製品、
もっと言えば段ボールとかも。
要するに、オフィスで使うものは何でも扱っているということ。

【良い例】⭕ OKティーチング

今日は当社の取り扱い商品の覚え方を教えます。
いまから言うことを知っていれば、数多くの取り扱い商品を
早く覚えられます。
結論から言うと、早く覚えるには3つに商品分類を
理解することがポイント。
なぜなら、オフィスで必要なものは、その3つに分類できるから。

その3つとは、1つは事務用品、2つめは作業用品、もう1つは日用品。
これはイメージで覚えるといい。
例えば、君たちが資料を作ってお客さんに発送することを
イメージしてほしい。
最初に何をする?
資料を作りますよね。パソコンで作ってプリントする。
こういう事務作業に使うものが事務用品。

次は何をする?
発送準備ですよね。資料を封筒に入れてテープで貼る。
こういう作業に使用するのが作業用品。
作業したときに紙くずが落ちたらどうする?
ほうきではいたり、拾ったりしてゴミ箱に入れます。
そういう日常的に使用するのが日用品。
当社は大きく分けると、事務用品、作業用品、日用品の3つの
売り場を持っていると思ってほしい。

あなたが新人だったら、どっちの先輩から教えてもらいたいですか?
ただNGなティーチングをしている先輩社員も知識は豊富なはず。
知識をうまく相手に移転するためのロジックやメゾッドを紹介することで、
あなたもよいティーチングできる先輩になれるように進めていきます。
 このティーチングで使うスキルは、技術を付与するトレーニングにも
活用できるため、トレーニングの予習も兼ねています。



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