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診療放射線技師・安藤英次先輩に独占インタビュー!①


:医療功労賞を受賞した、率直な感想をお聞かせください。

安藤:まず、やっぱり嬉しい!
こんな僕がもらっていいのかっていうのはやっぱりあるかな。世の中的にはもっとがんばってる技師さんがおるねん。けど、まぁ僕はたまたまいろんな本書いたり、清恵会の世代-SeDaI-フレッシュマンズセミナーとか無料で講演とかずっとしとったから。全国的にはCTやMRIとかはいっぱいメーカーと一緒にやってる勉強会あるけども、Ⅹ線に関してはゼロやと。それに奈良県には撮影の勉強会がなかった。だから奈良県でチーム作ってくれって技師会に言われた。
撮るだけやなしに診て読影も兼ねた、「撮診の会(とみのかい)」っていう会を僕が作って、奈良で講演しとったら、結構奈良の山奥から来たり、仕事休みもらって車で2時間くらいかけて講演聞きに奈良医大に来てくれたり。
逆に上野市、伊賀上野から来たり、結構いろんな所から来てくれて、大阪の清恵会の後輩も来てくれた。

話が尽きない安藤先輩と東会長

やっぱりⅩ線撮影の勉強会が増えてきて、全国展開しなあかんなと思って。そんな感じで広げていけたらええなって思ってやり始めたら全国からよんでくれるようになって、北海道から沖縄と全国で講演いかせてもらった。それを技師会で評価的に見てもらえたかなぁ。技師会でも僕は骨関節分科会の会長させてもらって10年になるかな。でも正直言って、いろんな学校あるけど、その中で僕みたいな人間が賞を獲れてすごく嬉しい。やっぱり家族も喜んでくれたね。

:そうですね。そういう積み重ねが今回の医療功労賞に繋がったってことですよね。ちゃんと見てくれる人もいて、その推薦してくれた方とかそうやって今までしてこられたことをずっと最初から見てくれてたってことですか?ずっと一緒にやってきた人もいてるんですか?

安藤:違うよ。
 :違うんですか?

「えっ、違うんすか!?」

安藤:だって今の技師会の会長も僕よりだいぶと後輩やし、でも奈良県の先輩とかが、そういうのを見とって、今の安藤を押してくれたんもゼロではないと思う。
僕は本を書いたりしてるのは知っていたと思う。
奈良県としたら20年前くらいからずっと地道な活動しとったのを技師会の方が認めてくれたかな。

 :医療功労賞は各県で選ばれるのが2名とかですよね。

安藤:そうそう。今回は僕と医師の2名。
基本的に選ばれるのは医師か看護師、リハビリの人に多いね。
選ばれるのは治療に関わる、地域の人を助けるというところなんかな。
診療放射線技師の仕事って助ける意味が少ないから選ばれるのが少ないんかなって思う。

 :治療にも関与しているはずなんですが、見た目的にはわかりにくいですよね。

安藤:だから僕が選ばれたのは、山間部の人たちも集めて勉強会とかやったりしたことも評価されたんかなと。

 :奈良県に対しての貢献度が大きかったということころですかね。


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清恵会第二医療専門学院 診療放射線技師科 1期生の安藤先輩。現在は日本診療放射線技師会 骨関節撮影分科会の会長を務められている。


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