ロイド@Free As Birds

お手柔らかにお願い申し上げます。 お菓子とラーメンと、激しい系の音楽が好きです。あとア…

ロイド@Free As Birds

お手柔らかにお願い申し上げます。 お菓子とラーメンと、激しい系の音楽が好きです。あとアニメと漫画と……それとアニメが好きです。 Free As Birdsというバンドで色々担当。 noteでは備忘録も兼ね、ボイトレ系の雑記をまとめています。毎月1日と15日頃に更新します。

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  • ボーカルノート

    高校生の時から10年以上にわたって書き続けているボイトレ記事を、遡ってまとめています。 ※あまり既存の発声・概念に捉われず、自身の経験と知識に基づいて解釈しています。

最近の記事

20ページ目 体で "いなす"

さて……12月。一年の終わりであり、クリスマスという一大イベントがある12月。何も為し得ていない29歳無職DTの私は焦燥感に駆られるわけですよ。このままでいいのか、と。 只でさえ三十路目前という事で迷走、奔走している最近で。 やはり……こうね、広げすぎた風呂敷を縮小しなければ、と思うわけです。 noteを観ている人間なんて今も昔も限られているんですよ。noteサービス開始当初に見た時からくるりしか居ねぇ。(いや、他にも居るけどさ) 分かってはいたんですが、まぁ空いた時間で

    • 19ページ目 声区

      歌には声区ってのものがある。ヘッドボイスとかミックスボイスとか、聞いた事ありませんか? あれの話です。 声区ってもの自体、クラシックだったりポップスだったり。それからボイストレーナーや歌手、学術的観点や私見により異なってくる。 なので喋る前に統一しておこうと思う。今回の俺が話していく場合はこんな感じ。 (図1) 図1みたいに、人によっては「歌には地声と裏声のみ」って考え方もある。ミドルボイスなんて無いって理論の人も居る。「全部裏声だ!」って人も居る。なんだ、そのHal

      • 18ページ目 うがい

        2010年後期あたりの記事なのですが、新たな発見やステップアップのようなものは見られないですね。 書いてあるのは姿勢、「カカトで踏ん張る」とか「脇腹を伸ばす」とか。 今思えば、前者は重心をコントロールし、喉にかかる負担を軽減していたのかなと。後者は……今でも重要だと思いますが、やはり充分に吸気を行う為に必要な事だと思います。 あとはこの時期、ウガイでウォーミングアップしていた様子。 ウガイをしている時は、水が落ちないよう綺麗な呼気が行われているそうです。なのでウガイの感

        • 17ページ目 ウィダーinゼリー

          2010/8/16 hiEが出た と書いてありました。今から10年前、19歳の時か……。 喉を使わないで出す、息をたくさん出す事が条件だ、と当時の俺は書いていますが、ちょっと違うかなと思います。 というのも、今はそんな意識を一切持っていなくても出るから。 勿論、意識せずともそれらが体に染み付いているって事はあるかもしれません。が、思うに、声帯のコントロールの巧さ次第だと思うんです。 確かに、喉で出そうと力んでしまったら出ませんが、息をたくさん出さなくてもhiEは出ます

        20ページ目 体で "いなす"

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        記事

          16ページ目 使う筋肉、使わない筋肉

          このページの手記、その冒頭には「喉 復活の為の練習」と書いてありました。多分声帯を壊したんだと思います。(当時、何回か喉を壊して病院に通ってた) 原因は未熟な発声方法……ですね。ミックスボイスが出るようになったけど、加減が分からなくて声帯に負担をかけ過ぎてしまっていた。 今、過去の自分にアドバイスするとしたら……。 まず毎回、歌うコンディションが良くなかった。なので、ルーティングをしっかりとする。つまり睡眠時間とか食事のタイミングとか。あと、食べるべき物とか。 それからウォ

          16ページ目 使う筋肉、使わない筋肉

          15ページ目 高音の裏声(ファルセット)が出ない

          今回は高音の裏声が出ない原因を探ります(適当) 風邪を引いて咳をしまくった後とか、長時間歌った後とか。 高い裏声を出そうとするとバツッ!って声帯の振動が止まるイメージがあって。裏声が出なくなる時がある。 声帯が腫れている……んだと思います。 同様に、というか。スタジオ練習やライブでいざ歌おうとした時、「あれ!?声が出ない!何で!?」という時がある。 緊張しているとか病気とか、アツアツのスープを飲んだとかそういうのじゃ無い場合、同じように声帯が磨耗しているんじゃないかな、

          15ページ目 高音の裏声(ファルセット)が出ない

          14ページ目 風邪のときに歌う

          風邪を引くちょっと前の段階って、声帯の調子が良かったりする。 何故だかはよく分かってないんですが、たぶん体温が上昇していて肉体がウォーミングアップされたような状態になっているんだと、勝手に思っています。 もう最近は殆ど風邪を引かないんですが(気をつけてますし)、大学生くらいまでは自己管理が徹底されていなかったので、引きまくっていました。 年に4回とか。(で……、風邪が治っても副鼻腔炎や気管支炎を併発しているので、1ヶ月以上不調が続いていた……) まず、鼻をすする癖があっ

          14ページ目 風邪のときに歌う

          13ページ目 ハ(Ha)で発声する

          今回は超短めです。 ハ(Ha)で発声することはアイソメトリック・エクササイズに相当し、声帯を開閉する筋肉を鍛えられる だそうです。そう、僕のノートに書いてあります。 アイソメトリックって何だっけ?(忘れた) まぁさておき、ハのスタッカートで発声練習をすることは良いみたいです。 ピッチが正確になり、声量が増し、声の持ちが良くなる。横隔膜のコントロールが期待できるのだとか。 “声帯を開閉する筋肉”って言ってるから、閉鎖筋の事かな? 閉鎖筋は今ではバッチリな気がしてます。

          13ページ目 ハ(Ha)で発声する

          12ページ目 喉頭の位置

          このページぐらいになってくると、書いてある事が色々あって何をnoteに書こうか困ります。 ですが、書いてある事の大半は「正しい姿勢・発声」についてなんですよね。まぁまだ高校3年生の時ですから……。色々手探りだったんです。 というか今でも多少手探りですが……。 まさかバンドで歌っているとは、昔の僕は思いもしないでしょう。 えーと…… 今日は喉頭の位置についてです。喉頭ってのは、喉仏の所ですね。 高い声を出す時、喉頭も上がってしまう人は多いです。僕もそうでした。 この人達

          12ページ目 喉頭の位置

          11ページ目 母音イの発声

          「韓国人はみんな歌が上手い」と昔からずっと思ってて。それはキムチばっかり食ってるからだ、とか勝手に思ってました。 辛いものを食べると体が温まるので無関係とは言い切れませんが、実際に韓国人が歌が上手いと仮定した時、大きな要因は母音だそうです。 韓国語は母音がスゲェいっぱいあるらしいです。つまりどういう事かと言うと、それだけ発声・発音において発達してる人達って事ですね。 まぁこれは割愛しますが、我らが母国語の日本語は残念ながらあまり良い言語では無いと思ってます。……こと歌に関

          11ページ目 母音イの発声

          10ページ目 シンガーの区分け

          ちょっと宣伝。僕が所属してるバンドのnoteアカウントが出来ました。 → https://note.com/freeasbirds 経緯を説明すると……pixivFANBOXというパトロンサイトで、限定コンテンツの投稿を続けていました。 ダークウェブ動画や国家の極秘文書、隣の家に住むババァのあんな姿やこんな姿…… いや、ウソですからね? で、更新を続けていたのですが、誰も見てくれていない事に5ヶ月経ってから気付いたんです。(うっかりですね!) そこで、よろしいならば戦争

          10ページ目 シンガーの区分け

          9ページ目 肩で息をする事について

          マーク・バクスター著の「ロック・シンガー 間違いだらけの発声法」にはこう書いてあります。 横隔膜の運動が肺容量の60%を作り、30%が胸部の拡張で作られる。残り10%は肩を上げる事で作れる。 意訳にはなりますが、つまり100%使おうとすると、肩を上げるしかないんです。でも90%もあれば充分。地力を伸ばすならランニングやウォーキングがお勧めです。本当は水泳や縄跳びがベストらしいですが、そんなの面倒でしょうw いいんです、週に数回走れば。 何故よく「肩で呼吸してる=悪い」み

          9ページ目 肩で息をする事について

          8ページ目 高い声で喋る

          今から11年前の冬、歌の調子が良かった日のスケジュールが、細かくノートにメモしてありました。それから何かある度に書き込んで、幾星霜。先日で29歳になりました。全く健気ですね。 ここまで頑張っているのに神よ……どれだけの試練をお与えになるのですか、アナタは……。 さておき、おやつ(歌う1時間前)にリンゴとミカンを食べたと書いてあります。それから室温の水をたくさん、と。その後、自宅の庭で走り回って運動していた、と。 どうやらショタの僕は、野生動物みたいな食生活を送っていたよう

          8ページ目 高い声で喋る

          7ページ目 声門ショックとコンディション

          声門ショックとは息と声帯の振動が一緒になって、はじめて声になります。当たり前ですが、どちらかだけでは声は出ません。 理想的なのは、息が先に出ていて、それに声(声帯の振動)が乗る事です。 息をハァ~と出す分には、声帯への負担はかかりませんからね。 歌う以前に、喋ることですら声帯への負担にはなります。ダメージは少ないですが。 つまり、声帯が振動する事自体が負担になる訳です。 ですが、空気が声帯を通りぬけてから声帯が振動すれば、空気がクッションとなっているので大きな負荷はありませ

          7ページ目 声門ショックとコンディション

          6ページ目 腹式呼吸のプロセスとタイラー

          前半 腹式呼吸のプロセス真に何が大事かを理解していないペーパーボイストレーナーほど、口が酸っぱくなるレベルで「腹式呼吸しなさい!」と言う気がする。 だけど、別にマスターしなくてもいいと思う。6ページ目でも、錯綜した形跡が見られる。 胸で呼吸していると首や肩の柔軟性が損なわれたり、肺が大きく広がらなくてブレスに問題が出たりするが、それらが解決出来ているのなら……つまりある程度の腹式呼吸が出来ていれば充分に歌は歌えると、僕は思います。 腹式呼吸が出来ているかを確認する方法。幾

          6ページ目 腹式呼吸のプロセスとタイラー

          5ページ目 良い所を吸収する

          色んなアーティスト・シンガーの、良い所を吸収していきます。 時にはマネして、自分のスタイルを築き上げるのは……ある種必要な事だと僕は思ってます。 「俺は完全に我流だぜ!」っていう人も居ますが、少なからず誰かしらの影響は受けている筈です。 自分のスタイルがあるというのは個性に繋がります。それは「らしさ」であり「味」であり、今後(もし売れていく事を目指すのであれば特に)必要になってくる事だと思います。 勿論、カラオケで歌うだけなら必要ないかもしれませんが。 僕のノートには、高

          5ページ目 良い所を吸収する