16ページ目 使う筋肉、使わない筋肉

このページの手記、その冒頭には「喉 復活の為の練習」と書いてありました。多分声帯を壊したんだと思います。(当時、何回か喉を壊して病院に通ってた)
原因は未熟な発声方法……ですね。ミックスボイスが出るようになったけど、加減が分からなくて声帯に負担をかけ過ぎてしまっていた。

今、過去の自分にアドバイスするとしたら……。
まず毎回、歌うコンディションが良くなかった。なので、ルーティングをしっかりとする。つまり睡眠時間とか食事のタイミングとか。あと、食べるべき物とか。
それからウォーミングアップをしてコンディションを整える事が大前提で。

そこから、発声関連。
どうやらその日、heidi.予感が歌いたかったようです。
※“会長はメイド様”というアニメの主題歌。

この曲を歌うなら、まずは喉を開く事。喉頭が上がらないように。
で、(俺みたいに声が低い人は)地声で歌わず声区を変える。サビがhiAぐらいまでだったと思いますが……トップノートではなく、少し下の音域からミックス・ヘッドボイスにチェンジしておくのがミソかな?

あとはやはり体の使い方。上の「喉頭が上がらないように」に関係してくる事だけど、喉で歌おうとすれば、力んでしまったり喉頭も上がってしまったりする。その結果、喉がバテる。枯れる。

ちゃんとブレスして息の流れで高い音を出す。あと身体を使う事。当時は使い方が成っていませんでした。
特に上半身。下半身も使うけど、座って歌う事もあるから。
共通して言えるのは、上半身の使い方。

喉は閉鎖筋や、必要な筋肉だけ。
身体は、お腹(実際は背筋もだけど)。
へその下の筋肉と、へその上の筋肉。

今思えば、最も大事なのはこの辺の部位を使う事、じゃないかな。
確かに背中や(言ってしまえば全身の)他の筋肉も使う。脇(胸郭)を広げれば呼吸もしやすいし、反ったり、重心を落としたり。歌は全身を使う。
ただし要訣はそうではなくて、使わなくていい筋肉は使わない。必要な筋肉は使う。そこが最初は分からないから迷子になる。
声楽の本や歌の本が出回っているけど、医学的に「ここの筋肉!」って図解してあるものを一旦見てみると、ふーん……ってなると思う。

その図を用いらないで説明すると、ようは上の部位(閉鎖筋、へその上と下の筋肉)に、ルーティングとウォーミングアップが十全に出来ていれば事足りるはず。だと思う……。

それでも歌えない場合は、今言った事が不足しているか、そもそもの筋肉が未発達な状態なのかなぁ。

というわけで今回は最低限の筋肉の話でした。

で。

えっと、それから私事ですが、来週から超多忙になります。noteを読んでくれている方は少ないですが、今後更新が滞るかもしれません。

元々お試し的な感じで、noteにボイトレ系の雑記の投稿をスタートしました。高校生の時から書き続けた手記の1ページずつを……投稿し続けています。
一年ぐらいは続けてみようかなと思っていたんですが、今は16ページ目。
実は、2011年頃の記述までしか書けていません

……そう、つまりまだ9年分も残ってるんですね。半年投稿を続けて一年分として、全部書き終えるのに4年以上かかる計算になる。その時俺は33歳ですよ。
これは途方も無い……。それに、他にやらねばいけない事もたくさんある。優先順位もある。

詳しくは公式HPのブログのほうで書いていますが、人生最大の山場が迫っており、定期的にnoteを書く時間が確保できないな、と。
あっちのブログは気が向いた時にダラダラ書けますけど。

なのでボイトレ関連で何か質問とかあれば、SNSでメッセージを送ってみてください。時間があればそちらで承ります。(そんな稀有な方は居ないと思いますが)

風呂敷を広げすぎたんです。その自覚は重々あります……。


という訳で、次回の更新予定は10/15(木)ですが……
更新していなかったらゴメンナサイ。