【第3回:働くって何かな?】浜松ローカルコーヒーフェスにお邪魔しました!
「えんそく」主催のトークイベント!
昨年11月27日(日)に浜松城公園で開催された
浜松ローカルコーヒーフェス2022の
ステージイベント🎤に
「えんそくプロジェクト」が参加しました✨
「働くって何かな?」というテーマで
お届けしたトークイベントの内容を、
4回シリーズに分けて紹介。
今回はシリーズ3回目。
いよいよ後半戦突入です❣
えんそくプロジェクトって何?という方、
第1回と第2回の内容を見たいよ!という方は
それぞれ上記リンクからチェックしてください🔍
新たなゲストをお迎え!
トークイベント「働くって何かな?」。
後半戦には、可愛らしいゲストが
飛び入り参加してくれました。
大久保海輝(おおくぼ・かいき)くん。
浜松中部学園初等部の4年生で、
兄弟で「Brothers Stand」という
靴磨き屋さんをやっています。
10歳ながら自分が心動かされるものに出会い、
将来の夢もしっかりと持っている海輝くん。
靴磨きの仕事や目標を聞きました。
テーマ⑥ 海輝くんが靴磨きをする理由
なぜ靴磨きを始めたの?
僕が靴磨きを始めたのは、
靴磨きをしながら日本一周をしている
総将(そうしょう)くんに
出会ったことがきっかけです。
浜松に来ていた時に靴磨きの話を聞いて、
僕もやりたくなりました。
なので、初めて会った次の日に、
靴磨きの道具を教えてもらいに行ったんです。
そしたら、その10日後くらいに
総将くんから靴磨きセットが届いて。
今、もらったその道具を使って
靴磨きをしています。
靴磨きを始めて感じることは?
楽しいのは、いろんなお客さんと話せること。
お客さんのことを聞いたり、
自分から靴磨きのことを話したりもします。
それから、お客さんの足元が
綺麗になることも嬉しいです。
逆に、靴磨きの仕事で大変なことは?
10足など、一人のお客さんで
たくさんの靴を持ってきてくれる人もいて
それが大変です。
これからの目標は?
僕も、靴磨きで世界を一周したいです。
そして、世界中の足元を綺麗にしたいです。
他の登壇者や来場者の大人たちも驚くほど、
海輝くんには「世界中の足元を綺麗にしたい」
というしっかりとしたビジョンがありました。
素敵なお話をありがとうございました!
そんな靴磨き屋「Brothers Stand」の情報は
海輝くんのお母様がインスタにて更新中👞✨
ぜひリンクから覗いてみてください!
テーマ⑦ 子供の頃考えていたこと
皆さんは子供の頃、
将来のことや仕事をしているイメージ、
どれくらい具体的に考えていましたか?
漠然とした夢はあっても、
海輝くんのように子供のうちから
実際に行動できていた人は
少ないんじゃないかと思います。
登壇者の皆さんにも、
ご自身の幼少期を振り返ってもらいました。
若原さん 「発明家になりたかった」
頭の片隅にあるのは、小学生の頃のこと。
将来の夢を紙に書いて発表する
というようなことがあった時、たしか
「発明家になりたい」と言った記憶があります。
私は今、発明家でもなんでもない
サラリーマンですが、
サラリーマンとしてはわりと新しい取り組みに
携わらせてもらえることが多くて。
こじつけかもしれないですが、
新しいものを生み出すという意味では
子供の頃描いていた将来の自分に
近い自分になれているのかなと思います。
西岡さん 「自分は何者なのか」
「働く」ということについて
考えたことはあまりなかったと思うんですが、
今に繋がっている原体験は何かと考えた時に
祖父の影響がすごく大きかったなと。
小学生の頃、祖父は中学校の校長を務めていて
浜松では結構有名な先生だったんです。
なので私は小中学生時代、周りの大人から
「あの先生の孫だよね」と言われ続けました。
どれだけ良い成績を取っても、
生徒会長になって活動しても、
「あの先生の孫だから当たり前」という
レッテルを貼られているような気分でした。
だからこそ、「自分が何者であるのか」
ということを幼少期から考えていた
ところはあるな、と振り返ります。
自分には何ができるんだろう?
私は何をやりたいんだっけ?と、
ずっと考えてきたところがあるので
それが今の自分の価値観や考え方に
すごく繋がっているなぁと思います。
テーマ⑧ 仕事への向き合い方
海輝くんが靴磨きする姿は、
とても楽しそうでした。
人は人生の8割の時間を
仕事に費やしていることを考えると、
今より少しでも楽しく仕事に取り組めたら
きっともっと有意義な毎日になりますよね。
ただ、毎日働いていれば悩みはつきもの。
カウンセリングサービスを運営する西岡さんに
相談者さんからはどんな悩みが
寄せられるのかを聞きながら、
他の登壇者の皆さんにも
仕事への向き合い方の
ヒントを教えてもらいました。
西岡さん 「楽しさを使い分ける」
カウンセリングサービスを展開する中で
お仕事の悩みで相談いただく方が
最近すごく増えています。
給与など経済的なことに関するご相談も
もちろんありますが、
精神的に満たされていないとか、
何不自由なく生活はできているんだけど
このままでいいんだろうかという
未来の自分への漠然とした不安による
ご相談も非常に多いです。
たくさんの選択肢から
自分の意思で選べる時代において、
経済的な豊かさよりも精神的な豊かさを
仕事においても求めていく方が増えており、
周りと比較することなく
人生を「自分らしく楽しむ」ことが
できることが重要かなと。
そこで、アドバイスになればいいのですが…
私は「楽しさ」には2種類あると思っています。
一つは、感情的な快楽に近い楽しさです。
寝たいよね、リラックスしたいよね、
美味しいもの食べたいよね、
などがこれに当たります。
もう一つは、本質的な楽しさです。
これをやっているとき
自分が輝いていると感じるなとか、
人生が豊かだと感じるなとか。
この2つを使い分けることが重要だなと感じます。
表面的な楽しさだけではなくて、
自分が中長期的に何をやりたいのか、
何に楽しいと思うのかというのを見極めていく
ということがこれからは大切になると思います。
また、楽しさ自体も
年齢によって変化していきます。
20代、30代、40代と歳を重ねていくうちに
自分の思考や価値観って
必ず変わっていくものなので、
過去の自分に囚われすぎず、
周りに振り回されず、
今の自分が楽しいと思うものを
追求していくことが
より大事になるなと思いますね。
若原さん 「働いて改めて自分を見つめる」
西岡さんがおっしゃった
「自分のやりたいことを見つける」
ということ自体がなかなか難しい、
という人もいると思うんです。
なので、楽しいと思えることを見つける
方法の一つとして、
自分の経験を紹介させてください。
僕は、社会人3年目に
自身の転機が訪れたと思っています。
IT系の企業で働いており、
1〜2年目はとても忙しかったのですが
3年目くらいで仕事に慣れてきた頃、
「今後仕事をしていく上で
自分の軸にしたいことってなんだろう?」
と考える時間ができました。
そこでまず、学生時代から今までで、
自分が楽しいと思ったことを
全て書き出しました。
次に、書きだしたことに対して
「これとこれに共通していることは
なんだろう」
「これとこれが好きってことは
結局何が好きなんだろう」と、
どんどん集約する作業をしていきました。
この作業の結果、1つの大きな共通項に
行きつくことができれば、それはつまり
「自分という人間は基本的に
こっちを向きたい人間だ」というのが
わかるということじゃないですか。
僕の場合、「どう話せば人にわかりやすいって
思ってもらえるのかな」とか、
「どういうふうに見せたら
欲しいと思ってもらえるのかな」とか、
人の心の反応を知ることが楽しいと思っている
ということが見えてきたんです。
そこで、それを仕事にすると何になるのか?
と考えたら、いわゆるマーケティングや
ブランディングに行き着いたので、
それ以外のことは
なるべくやらないようにしよう、
それがもっとやれるような会社に移っていこう
とキャリアを歩んできたところがあります。
「会社で働いていて楽しくない」というのは
「就“職”」ではなく
「就“社”」してしまっていることが
原因ではないかなと思います。
「会社」に入ってしまっていて、
「自分のやりたい職」に就けていないという。
「就社」ではなく「就職」するとしたら
自分はどんな仕事をやりたいんだろう?と、
自分のやりたい方向性を
見つめ直せるような機会を
ある程度社会人を経験してから、改めて
持つことが大事なんだろうなと思いますね。
菅沼さん 「一つ一つの感情に向き合う」
若原さんのお話につなげるとすると、
自分を見つめ直す機会を持てるようになったのは
社会人になってからで、
それもすごく最近のことだなと感じます。
そもそも学生の頃は
自分を見つめる方法がわからなかったですし、
私は直感型で、
建設的に考えるのも苦手なタイプで・・・。
なので、ヒントになるかわかりませんが、
私は何かが起こった時に
それをしっかり「感じる」ということを
大事にしたいなと思っています。
毎日を忙しく過ごしていると
いろんな出来事が流れてしまって、
起きたことに対してどう感じたのかを
自分でもあまり咀嚼できていないな、
自分の中に感情が残らないまま
時間が過ぎてしまったな、
という感覚になることがよくあるので、
反省の意味も込めてです。
一回立ち止まって自分を見つめ直す、
というと難しく聞こえるので
何か心躍る出来事があったとしたら
「なぜ私は楽しく感じたんだろう?」
と振り返ってみるなど
ちょっとしたことでもいいので、
考えてみることが大事かなと。
私は仕事をしてみて初めて、
自己分析できているというか
自分と向き合えることが
増えてきたなと思っています。
若原さん 「もう1センチ先を深掘りする」
菅沼さんがおっしゃった
「自分の心が動いた時、これ好きだな、
楽しいな」と思った時に
その理由、「なぜ」を追求して
噛み締めておくことって本当に大事ですよね。
例えば、先ほど登壇してくれた海輝くんが
「靴磨きを面白いと思った」
と言っていましたが、
彼はきっと、靴磨きが“なぜ”面白いのかを
分かっているんですよね。
すると、仮に将来、靴磨きが仕事として
成り立たなくなってしまったとしても
その感じた面白さをほかのところで
どう実現したらいいんだろう、
みたいな考え方になれると思うんです。
日々起こることにもう1センチだけ突っ込んで
自分で味わってみるって、大事だと思います。
川合さん 「目の前の人に誠実に」
ボクシングは、周囲の方からの応援や支えが
なにより重要になってきます。
なので、「今目の前にいる人全てに
ファンになっていただこう」という姿勢で
常に色んな人と向き合っています。
先ほど菅沼さんから
自分自身を見つめられるようになったのは
すごく最近のこと、という話もありましたが
自分もこの気持ちが芽生えたのは
プロボクサーになってからです。
「プロ」と名前がついていても、
駆け出しの頃はお客さんを呼べるほど
ボクシングの技術があるわけではなく、
応援に来てくれるのも
親戚家族や友人と限られています。
そこで、どうすれば多くの方に
ファンになっていただけるかを考え、
プロボクサー・川合絢也としてではなく、
人間・川合絢也として
「この人の試合だったら見てみたい」
「この人が出るなら動画だけでも見てみよう」と
思ってもらえるように意識して
色んな人と接してきた結果、
応援してくれる方も増えてきましたし
すごく自分が生きやすい、
心地よい環境にもなってきたのかなと。
それは個人事業主であるプロボクサーに限らず、
会社員や家族関係であったとしても
そういう姿勢で一人一人に向き合うというのが
何かをお願いした時に
手伝ってもらいやすかったり
人間関係を円滑に運びやすくなったりする
一つの要因かなと思いますね。
トークイベント「働くって何かな?」。
第3回は、新たなゲストが登壇してくれたことで
より刺激的な内容になっていたかと思います🌼
次回はいよいよシリーズ最終回!
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